2015/05/30

パナソニック AM1バンドラジオ2機種発表

パナソニックから縦型と横型の携帯AM専用ラジオが発表されました。

AM 1バンドラジオ R-P140 - Panasonic

R-P140(公式サイトから引用)


AM 1バンドラジオ R-P40 - Panasonic

R-P40(公式サイトから引用)


R-P140は横型AM 1バンドラジオで、2002年2月に発売開始されたR-P130の後継機、R-P40は縦型AM 1バンドラジオで、2000年10月に発売開始されたR-P30の後継機です。

R-P130やR-P30のデータベースの一部に該当製品ではないと思われるスペックの記載や誤記は見受けられますが、今回発売されるR-P140とR-P40と基本的にスペックの変更はないようです。


競合他社製品の候補はソニーのICR-P15 AM専用ハンディーポータブルラジオでしょう。違いは周波数表示が縦か横、それから電源ランプや同調(強い電波をキャッチすると光る)ランプの有無、電池の持ちでしょう。

R-P140とR-P40は電源ランプはありますが同調ランプはありません。対してソニーのICR-P15に電源ランプはありませんが同調ランプはあります。

周波数表示はR-P40が横、R-P140は縦、ICR-P15はやや円の一部の形の縦です。電池の持ちはカタログスペック上ICR-P15がR-P140とR-P40よりも約30時間短く、最大音量もパナソニック100ミリワットに対してソニーは80ミリワット。重さもパナソニックのR-P140/R-P40のほうがICR-P15よりも電池込みで30グラム軽量です。



今回発売されるR-P140とR-P40はどちらも単3アルカリ乾電池2本で1週間ほど連続で使用できる長時間再生が可能。2バンド携帯ラジオRF-P150ARF-P50Aよりもさらに約1日、電池が長く持ちます。

例えばラジオで雷の雑音をキャッチしたい、インターネットなしのオフライン状態で情報収集したい、なにかしながら手元で野球の状況を知りたい場合に重宝します。テレビと比べ音声の遅延がほとんどないため、天気や災害、試合の様子をいち早く把握できる魅力もラジオにはあります。

発売開始は2015年6月19日。そろそろ手持ちのR-P130とR-P30を変えたいな、もしくはAM1バンドだけの手頃なラジオを探しているんだけれど、という方におすすめです。

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2015/05/29

【追記】FT2DとFT1Dカタログスペック比較その2

まもなく発売されるらしい八重洲無線のハンディ機FT2D前回に続きFT1Dとのスペック比較を行います(2015/5/30追記:5/29に販売開始されたようです)。今回は仕様表の比較です。


最初は一般定格から。

大きさと重さがアップしています。


続いて電圧と電流。

FT2DはFT1Dに比べ動作中の低消費電力化が図られています。


さらに送信部。

FT2Dでは本体の低消費電力化のおかげで乾電池ケースの使用が認められたようです。


そして受信部。

ラジオがダイレクトコンバージョン化されています。430MHz帯の感度がFT1Dよりもわずかに低下しているようです。


最後にスピーカー出力と電池持続時間です。

FT2DはFT1Dの3倍以上の大音量で再生でき、バッテリーの種類の違いによることもありますが見かけ上電池の持ちが良くなっているようです。但し同じ電池を使用した場合は計算上、持ちはFT1Dとほぼ変わらない結果が出ました。興味のある方はFT1DのバッテリーをSBR-14LIに変更して計算してみてください。



以上のようにFT2DはFT1Dと比べ受信性能はほとんど変わらないものの、一方では消費電力低減が図られているようです。

個人的な疑問としてマイクロSDカードが使えて画像保存も可能なのに、なぜID-51には装備されている受信音声録音機能が未だに搭載されないのかということが挙げられます。将来ファームウェアのバージョンアップで対応されることに期待しましょう。

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2015/05/27

ソニー 名刺サイズの山ラジオICF-R354Mシリーズ発表

ソニーからAM/FM2バンド対応の山ラジオシリーズが発表されました。

ICF-R354M - ラジオ/CDラジオ・ラジカセ - ソニー

ICF-R354MK - ラジオ/CDラジオ・ラジカセ - ソニー

ICF-R354M, メーカー公式サイトから引用

ICF-R354MK, メーカー公式サイトから引用


山行用のラジオが2製品も登場?と一瞬驚きますが、両者の違いは充電池や充電スタンド、ACアダプターがセットになった充電キット(税別定価3000円)の有無だけのようです。

外観は2008年7月10日に発売され生産終了らしい自称「山ラジオ」のICF-R100MTとほぼ同一。ICF-R354MシリーズとICF-R100MTで本体のスペックの違いは全くと言っていいほど見当たりません。
ICF-R100MT, メーカー公式サイトから引用


しいて挙げるならばジャケットケースが廃止された代わりにスーパーエリアコールを含む周波数一覧表が付属することでしょう。そのほか細かい部分としては自称「山ラジオ」の呼称がなくなったことでしょうか。

ICF-R354Mシリーズの特徴として「選べる4つの選局方法」が挙げられていますがICF-R100MTも本機能は装備しています。スタミナ約72時間もICF-R100MTと同じです。詳細は説明書等を見てみなければ分かりませんが、やはり見たところ型番と付属品以外の変更はありません。

どうやら今回は付属品の変更だけのモデルチェンジのようです。


山用なんてICF-P21のような安価なアナログ2バンドで構わないと思われる方もいらっしゃると思いますが、重さや厚みはいずれもICF-R354Mシリーズの2倍。ラジオの聴取が主目的でなく、わずかでも荷物を減らしたい山行にはちょうど良いのかもしれません。

名刺サイズのため感度はホームラジオにはかないません。あくまでも山頂での聴取用と割り切って携行するのが無難でしょう。

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2015/05/15

Sony Design: MAKING MODERN(メイキング・モダン)

アメリカのRizzoli国際出版からこれまでのソニー製品を写真図鑑にした書籍"Sony Design: MAKING MODERN(メイキング・モダン)"が発売中です。

Sony Design Contribution by Deyan Sudjic, Chip Kidd and Ian Luna - Rizzoli New York - Rizzoli New York(英文)



注文から数週間ほどでよしおの手元にもようやく届きました。


ブックカバーはゲーム機のPS4。中身のほぼ大半がこれまでのソニー製品の写真です。

手に取った時の第一印象は「大迫力」と「圧倒的な重量感」でした。それもそのはずで、およそ300ページにわたるA4サイズのハードカバー仕様だからです。

一見すると洋書ですが内容のほとんどは短波ラジオのスカイセンサーやトランシーバーのリトルジョンを始め、カセットデンスケやウォークマン、ディスクマン、ハンディカム、コンポーネントステレオ、VAIO、クリエ、アイボなど懐かしいものから最近のものの写真で満たされています。

懐かしの短波ラジオだけであれば三才ブックスのBCLラジオカタログ、懐かしのアマチュア無線機だけならば同社出版のアマチュア無線機コレクションがありますが、こちらのメイキング・モダンは東京通信工業時代を含むソニー製品のみが掲載されているため、"写真集"としてはかなり異色と言えるのではないでしょうか。


このソニー製品の"写真集"MAKING MODERN(メイキング・モダン)は本記事の執筆時点で記事下のアマゾンのリンクから注文できます。

また、アマゾンの宣伝になってしまいますが完璧を求める方は輸送による破損リスクも含め可能な限りAmazon.co.jpが販売するものを選ぶのが得策と思います。



そして追加情報ですが今回、銀座のソニービルではこのSony Design: Making Modernの出版を記念して「Sony Design: MAKING MODERN ~原型づくりへの挑戦~」という展示イベントを2015年6月14日(日)まで開催しているとのことです。

Sony Design_ Making Modern ~原型づくりへの挑戦~|ソニービル 8F OPUS

Sony Global - Sony Design MAKING MODERN(英文)


以下は銀座ソニービルの場所です。


イベント会場には実物のスカイセンサーなども展示されているようです。しかも来場者には限定ポスターがプレゼントされるとのこと。これはソニーファンならずとも出かけるしかない...ですよね。

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2015/05/14

AORアメリカ AR-DV1製品情報公開

AORの米国版デジタル復調受信機AR-DV1の製品情報や説明書等が公開されました。

AR-DV1 | RECEIVERS - AOR U.S.A.,Inc(英語)


英文取扱説明書のスペックを日本語に直したものが下記です(クリックで拡大)。

一部、カタログには掲載されているものの取扱説明書に記載されていない項目は上記スペックには含んでいません。

現状のAR-DV1は発売済みのAR5001Dと比べるとバンドスコープ(スペアナ)がなかったり一般のユーザーが実用上ほとんど支障のない程度で受信性能が若干劣っていたりします。バンドスコープ機能はもしかすると今後マイクロUSBを介しパソコンで実現できるようになるのかもしれません。

またSDカードによる録音機能はサポートされているものの、スケルチ連動録音のサポートは不明。しかしタイマー録音には対応していると説明書には明記されています。録音フォーマットはWAV(PCM)でサンプリング周波数は19kHzですから9kHzまでは録音できそうです。

FMラジオ放送はAR5001Dとは異なりFMステレオの明記はないようですから現時点ではモノラルの可能性が高いです。



メモリーチャンネルやサーチバンクメモリーのデータはcsvフォーマットのファイルをSDカードへ書き込み、AR-DV1へコピーするだけで即反映できます。マイクロソフトのエクセル等でデータ管理が可能と思います。

ファームウェア更新もSDカードから可能と説明書に記載されています。ようやく中級受信機も最近のデジタルカメラのような簡便性を持ち始めました。



英文取扱説明書22~23ページの「IF帯域幅」に興味深い内容が掲載されています。それは簡単に日本語訳しますと「IFが30kHzや100kHzはワイヤレスマイクロホン用」という内容です。恐らくこれはCタイプやBタイプのアナログワイヤレスマイクロホンを指していると思われます。なかなかどうして、うれしい配慮ですね。

同8ページには電源入切時の動作が記載されています。オープニング画面は「AR-DV1 START」とのこと。どうせならJVCケンウッドのTH-D72のように好きなオープニング画面にカスタマイズできるといいと思いました。ちなみに電源が入ってから受信状態になるまでに約8秒掛かるそうです...。



とにかくAR-DV1の国内発売の情報が待ち遠しいです。

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2015/05/13

JVCケンウッド 特小無線機UBZ-LP20/UBZ-LP27R発表

JVCケンウッドは特定小電力トランシーバーDEMITOSSシリーズの2015年モデルを発表しました。

2015年5月12日 ニュースリリース - ケンウッド

UBZ-LP20/UBZ-LP27R 特定小電力トランシーバー - JVCケンウッド

UBZ-LP20シリーズ、公式サイトから引用

UBZ-LP27R、公式サイトから引用

UBZ-LP20シリーズは中継器非対応のリーズナブルモデル。UBZ-LP27Rは通話距離を伸ばすオプションの中継器UBZ-RJ27に対応するビジネスモデルです。いずれも免許資格不要で、1台につき単3アルカリ乾電池3本があれば誰でも買ってすぐ使えるトランシーバーです。



前作2010年モデルUBZ-LM20シリーズは20チャンネルモデルのみのリリースでしたが今回ケンウッドは中継器対応モデルも投入してきました。

UBZ-LP20シリーズとUBZ-LP27Rのデザインは前作UBZ-LM20と比べイメージを刷新。従来の曲線多様の外観からシンプルで分かりやすい直線を多用したデザインに仕上がっています。特に音量つまみの操作感はより滑りにくくなっていると想像できます。

デミトスロゴも刷新されています。ボタンも誤操作防止のため必要最低限の大きさに抑えてあるように見えます。


また2010年モデルのUBZ-LM20から新たに携帯電話やスマートフォンのような電波メーターを搭載し、通信状況が一目で確認できるようになり安心感がアップしました。

さらにUBZ-LM20と比べ防滴性能がアップし防塵性能が新規追加されました。これによりUBZ-LP20、UBZ-LP27Rは雨天時や砂地での作業にも対応しています。

加えて音量もUBZ-LM20から大幅アップしています。最大400mWという大音量は多くの工事現場でトランシーバー本体のみで通話する際、より聞き取りやすくなることでしょう。


UBZ-LP20シリーズとUBZ-LP27Rにはecoモードが新搭載されています。これは同社が発売済みの中継器対応単3電池1本駆動特小無線機UBZ-EA20Rにも搭載されていますがUBZ-EA20Rからモードが増加しています。UBZ-EA20Rと同様に通話開始時の頭(話し始めの言葉)切れが増加する反面、パワーセーブを強化し電池を持たせる機能でしょう。

ecoモード使用時は送信(PTT)ボタンを押し、2~3秒経ってから無線機に向かって話し始めると頭切れのない通話が確保できると思われます。取扱説明書によるとこのecoモードはUBZ-EA20R同様、設定変更できます。


それから細かい部分ですが、写真を見る限りUBZ-LP20シリーズとUBZ-LP27RでDEMITOSSロゴとKENWOODロゴの色が異なる(UBZ-LP27Rはより高級感のあるゴールド調)のが分かります。細かい配慮ですが持つ者、使う者の喜びをかき立てると思います。





トランシーバーの選び方ですがお手頃価格で大音量が必要であれば今回発売されるUBZ-LP20シリーズやUBZ-LP27Rを、静かな場所もしくはイヤホンマイクの使用がメインの場合は小型軽量のUBZ-EA20Rを、海辺や水没、砂没の可能性が高い屋外や通話品質を確保したい場合は完全プロ仕様のUBZ-BM20Rを選択することになります。いずれの機種も下の関連記事の使用レポート等を参考にされると良いでしょう。

またUBZ-LP20とUBZ-LP27Rどちらを選ぶかですがUBZ-LP20は小規模店舗での通話に、UBZ-LP27Rは比較的中規模店舗で中継器UBZ-RJ27を導入し通話する用途に向いていると思います。毎日使用する際はランニングコストの低いオプションの充電池やチャージャー、ACアダプター等の追加も必要です。

これまでUBZ-LH9、UBZ-LH11、UBZ-LH20、UBZ-LJ20、UBZ-LK20やUBZ-LM20をお使いで買い替えをご検討の場合はバッテリーチャージャーやACアダプター等のオプションが共用可能なため、今回発表されたUBZ-LP20シリーズやUBZ-LP27Rはおすすめできると思います。

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ケンウッドUBZ-EA20R使用レポート(2013/11/03)

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2015/05/11

ソニー ラジオを含む一部製品を値上げ

コメットアンテナ、第一電波工業などに続き、ソニーも一部製品の値上げに踏み切るようです。

[プレスリリース]製品周辺機器など一部製品の出荷価格改定に関するお知らせ - ソニー

値上げ対象商品はカメラアクセサリーが全体の半分以上を占めますが、我々が気にしているラジオ関係も一部商品が値上げとのことです。



急いで値上げ対象のラジオをチェックしましょう。状況は急を要するため参考までにアマゾンの価格も同時掲載します。


ICF-M55 FM/AM PLLシンセサイザーハンディーポータブルラジオ
小型。単4電池2本で約8~28時間連続使用可能。2バンド。FM補完放送対応。



ICF-A101 FM/AM PLLシンセサイザーポータブルラジオ
卓上用。単2電池4本で約42~143時間連続使用可能。2バンド。FM補完放送非対応。



ICF-M780N FM/AM/ラジオNIKKEI PLLシンセサイザーポータブルラジオ
ラジオファンに大人気。高感度で3バンド対応。単2電池3本で約100時間連続使用可能。FM補完放送対応。



ICF-51 FM/AM ハンディーポータブルラジオ
小型。単4電池2本で約19~52時間連続使用可能。2バンド。FM補完放送対応。



ICF-29 FM/AM ポータブルラジオ
同調インジケーター装備。単3電池4本で約26~68時間連続使用可能。2バンド。FM補完放送対応。



ICF-R46 FM/AM ポケッタブルラジオ
巻き取りイヤホン装備で胸ポケサイズ。単4電池2本で約21~170時間連続使用可能。2バンド。FM補完放送対応。



ICF-T46 FM/AM ポケッタブルラジオ
胸ポケサイズ。単4電池2本で約21~170時間連続使用可能。2バンド。FM補完放送対応。



ICF-RN931 FM/AM/ラジオNIKKEI PLLシンセサイザーラジオ
巻き取りイヤホン装備で胸ポケサイズ。単4電池1本で約5.5~51時間連続使用可能。3バンド。FM補完放送対応。



SRF-M98 FM ステレオ/AM PLL シンセサイザーラジオ
ライターサイズ。単4電池1本で約16~65時間連続使用可能。2バンド。FM補完放送対応。



SRF-M807 FM ステレオ/AM PLL シンセサイザーラジオ
胸ポケサイズ。単4電池2本で約8~55時間連続使用可能。2バンド。FM補完放送対応。



SRF-R433 FM ステレオ/AM PLL シンセサイザーラジオ
巻き取りステレオイヤホンで胸ポケサイズ。単4電池1本で約5~52時間連続使用可能。2バンド。FM補完放送対応。充電キット一式セット。



SRF-R431 FM ステレオ/AM PLL シンセサイザーラジオ
巻き取りステレオイヤホンで胸ポケサイズ。単4電池1本で約5~52時間連続使用可能。2バンド。FM補完放送対応。SRF-R433の充電キットなし版。



SRF-S86 FM ステレオ/AM ポケッタブルラジオ
ステレオイヤホンで胸ポケサイズ。単4電池1本で約19~52時間連続使用可能。2バンド。FM補完放送対応。



ICF-SW35 FM ステレオ/LW/MW/SW PLL シンセサイザーレシーバー
単3電池3本で約12~46時間連続使用可能。長波150-276kHz、AM、短波2.25-26.1MHz、FM放送をカバー。FM補完放送対応。SSBや同期検波なし。



ICF-SW11 FM ステレオ/LW/MW/SW1-9 ワールドバンドレシーバー
単3電池2本で約25~75時間連続使用可能。長波141-290kHz、AM、短波9バンド、FM放送をカバー。FM補完放送対応。



SRF-18 ステレオポータブルラジオ
スピーカーとしても使用可。単3電池2本で約15~80時間連続使用可能。2バンド。FM補完放送非対応。



CFD-E501 CD ラジオカセットコーダー
CDラジオカセットコーダー。AC専用。2バンド。FM補完放送非対応。



いずれもオープン価格ですが、値上げ率は5~20%の割合となるようです。



プレスリリースによると値上げ対象は「発売後の販売期間が比較的長期にわたる特に為替変動の影響を大きく受けるカメラ周辺機器やラジオ、記録メディアなどの製品」と説明されています。

昨年発売されたばかりのICF-M780Nが該当し、一方で30年のロングセラーモデルICF-EX5MK2が該当しないのは生産国の違いでしょうか。



値上げ開始は5/21(木)。つまり5/20(水)までは現状の価格を維持するということです。この際ICF-M780Nか名刺サイズラジオを...迷いますね。

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2015/05/10

AR-DV1 米国内で発売開始か!?

あえて場所の明言は避けますがアメリカのいくつかの販売店のサイトでAORのデジタル復調対応受信機AR-DV1が"在庫有り"になっています。
AR-DV1 (ハムフェア2014会場にて)

AR-DV1の価格は1299米ドル。本記事執筆時点の日本円換算でおおよそ16万円と、ハムフェア2014で予告された通り10万円台です。

実際の製品外観は一見するとハムフェア2014で撮影した上の写真と同一ですからスペックも"予告通り"の可能性が高いです。事実ならば発売日も"予告通り"ですね。

アメリカで入手可能なAR-DV1は一般向けのAR-DV1Bと政府機関向けのAR-DV1Uの2バージョンあるようです。1299米ドルはこのうち一般向けバージョンの価格となっています。これはAR8600MK2とARD300を組み合わせた実売価格とほぼ同じですからAR-DV1の国内での実売価格は"予告通り"それ以下となる可能性が高いです。



さてここで簡単にAR8600MK2+ARD300と予想されるAR-DV1の主なスペック比較をしてみます。

受信範囲はAR8600MKIIのほうが3GHzまでと広帯域でオプションの充電池駆動対応。対してAR-DV1は録音機能とSDカードスロット、PCとの接続が容易なマイクロUSB端子を搭載。

内部はAR8600MKIIが修理が容易なアナログ処理、対してAR-DV1は受信回路の経年劣化が極めて少ないフルデジタル処理。またAR-DV1はAM同期検波付き.....。


AR8600MK2とARD300の組み合わせかAR-DV1。どちらがよいかと言われると情報の少ない現状では何とも迷いますね。



国内ではいくらになるのかやいつ発売なのかなど、メーカーや販売店へ問い合わせたくなる気持ちは分かりますが、ここはひとつ今後の発表に期待し、もうしばらく静かに待ちましょう。

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2015/05/09

FT2DとFT1Dカタログスペック比較その1

八重洲無線からそろそろ発売予定のFT2D。今回は現在公表されているカタログからスペックを整理しFT1Dとの違いをチェックします。

その1では機能、付属品の違いをチェックします。



まずはFT1DとFT2Dの機能の違いから。

下表はFT1DとFT2Dの商品説明から説明されている機能を可能な限り抜き出したものです。
表の左がFT1D、右がFT2D。黄色は両機でスペックが異なる部分です。"?"は不明を表します。
(クリックで拡大)

スペックアップポイントはタッチパネルフルドット液晶、GPSみちびき対応、デジタル2波同時受信、業務機並みの音声出力でしょうか。

細かい部分ですがFT2DのBバンドの上限受信周波数もFT1Dよりも5kHzアップしています。


一方でスペックダウンポイントはバンドスコープチャンネル数が30、漢字と記号収録数が2800文字いずれも減少しています。

バンドスコープは高速化が図られているため一概にスペックダウンとは言えないかもしれません。

補足として、FT2Dのバッテリーセーブ機能は機能として挙げられていなかったため不明となっていますが仕様表には明記されています。

個人的に気になる点はAMバーアンテナ内蔵有無でしょう。アイコムのID51のように外部アンテナが必要の可能性は恐らくないと思いますが可能性はゼロではありません。FMラジオはステレオ受信ではないのでしょうね.....。



次に付属品のチェックです。

下表は上表と同じように黄色がFT1D、FT1D HD(ヘビーデューティー)と異なる部分です。
(クリックで拡大)

FT1Dと比べバッテリーの容量アップとPC接続ケーブル、ベルトクリップのアップデートがされているようです。

ベルトクリップはFT2D専用品のようです。写真から恐らくワニ口タイプ。ストラップ用と思われる穴が開いています。
(FT2Dベルトクリップ、公式サイトから引用)



以上、FT1DとFT2Dの機能、付属品の違いでした。

カメラの受信画像を手元で見られる大型タッチ液晶が不要でハードウェアキーボードが必要であればVX-8Dと肩を並べる価格になった、やや小型のFT1Dで充分かもしれないと思います。

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2015/05/07

【訂正】モトローラソリューションズ リチウム乾電池対応特小CL08

モトローラソリューションズから特定小電力トランシーバー、CL08(クリエイト)が登場すると5月1日にアナウンスがありました。

CL08 特定小電力トランシーバー - モトローラ・ソリューションズ

(写真は公式サイトから引用)


CL08は単3アルカリ乾電池1本で約25時間、専用充電池で約33時間連続使用が可能な中継器FTR-308対応機。IPx4防滴構造で手のひらから少しはみ出す程度の、単3アルカリ電池があれば誰でも買ってすぐ使える無線機です。

このCL08にはランニングコスト減となる充電池、充電器などがセットのオールインワンパッケージ、そしてリーズナブルな乾電池パッケージの2種類がラインナップされるようです。



さっそくCL08をチェックしましょう。


◆外観

前面、アンテナ付け根、ベルトクリップにそれぞれモトローラロゴが入り無線機のアクセントになっています。両側側面の真ん中がへこんでいるため、手に持ったときに誤って落下することは少ないと思います。

本体は黒、青、赤の3色。米国などで発売されている同社FRS無線機と色味がほぼ同じように見えます。

アンテナは固定式。外したり折りたたんだりはできません。

本体の大きさはアンテナを除き幅53.5ミリ、高さ91ミリ、厚みが17.5ミリと、八重洲無線から発売されている単3電池1本駆動の特定小電力トランシーバーFTH-307(L)FTH-308(L)FTH-508SR100SR70とほぼ同じ容積です。アンテナ長は写真から推定で恐らく6センチ程度でしょう。

重さはアルカリ電池込みで約112グラムと八重洲無線の単3電池1本特小と同等です。

底面には電池蓋があり脱落防止機構が装備されています。また取扱説明書には明記されていませんが下記写真を見るとベルトクリップは頑張れば着脱可能な構造に見えます。クリップ部分はどうやらプラスチック1ピース構造ではなく、幅3センチ、長さ6~7センチほどの、でっぱりの少ないワニ口タイプのようです。
(写真は公式サイトから引用)

本体前面左上に送受信が一目で分かるLEDインジケーターがあり、その右隣にはスピーカーやイヤホンマイクを接続するジャックがあります。

本体向かって左側面のPTT(送信)キーの下にはCL08オールインワンパッケージ版に同梱されている専用充電池を充電するためのマイクロUSB充電端子があります。メーカー保証外ながらスマートフォンの充電器での充電にも対応していると予想します。



◆機能

発売済みの八重洲無線の単3電池1本駆動機とほぼ同じ機能を一通り網羅しています。

トーンスケルチ(CTCSS)、DCSの混信防止機能や秘話(内緒話)機能、音声連動自動送信(VOX)、ワイヤレスクローンによる複数無線機の一括設定、スキャン、モニター(雑音消去オフ)、音質を改善するコンパンダ、音質切り替え等、業務用途や趣味に必要な特定小電力トランシーバーの機能は一通り網羅しています。


あえて業務機として使える機能を挙げるとするならばワンタッチ音量変更でしょう。これは受信中にPTT(送信)キーをクリックすると音量が瞬時に設定した状態に変化する機能です。JVCケンウッドのUBZ-BM20Rに搭載されている音量アッテネート機能やSR70に搭載されているMUTEボタンの拡張版ですね。

なお補足ですが1mW連続送信機能はついていないようです。あくまでも10mW専用機です。



◆定格

電源電圧は定格1.2Vで動作が1~1.8V。

メーカーとして公式に単3リチウム乾電池の使用に対応し約45時間使用可能と謳っている点はライバル機と異なります。なおアルカリ乾電池や充電池使用時の連続使用時間は八重洲無線の業務特小機と同等です。

使用温度は-10~50度。一般的なスペックです。

スピーカー出力は50mW。八重洲無線のSR100/SR70の60mWよりやや小さい程度です。騒音での通話はオプションのイヤホンマイク等が必須です。

気になる受信感度はインピーダンス50ΩのdBμV換算でおおよそ-14.01と、計算上はアルインコの特小機と同等の数値となりました。(2015/5/7訂正:アルインコ機はdBu表記でdBuV表記ではありませんでした)



◆まとめ

モトローラ・ソリューションズのCL08は既存の八重洲無線の単3電池1本駆動の特定小電力トランシーバーのスペックに更なる業務仕様を盛り込んだコンパクトな無線機です。ライバルは恐らくスタンダードホライゾンブランドのSR100、SR70でしょう。

しかしCL08にはSR100、SR70と異なり1mW送信機能はありません。一方で受信感度は計算上かなりの性能です。もしかするとこれまでのモトローラ製特定小電力無線機の中で最高感度かもしれません。(2015/5/7訂正:dBuとdBuVを間違えました)

以上から、CL08はどちらかと言えば比較的静かな雰囲気の業務用途に最適な特定小電力トランシーバーというのが結論です。

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2015/05/05

DJ-X81のファームウェアを003へ書き換える

緊急地震速報(EEW)や緊急警報放送(EWS)の受信専用固定機となっていたDJ-X81のファームウェアをVer003へアップデートしてみました。


アップデートに至ったそもそもの経緯はDJ-X81の動作不良が多発したためです。

その動作不良とは満充電にもかかわらずDJ-X81を起動直後、もしくは操作中いきなり液晶表示が薄くなり受信をしなくなるというものです。充電スタンドへ戻したり外部電源を接続すると正常に戻るのですが、再び充電池駆動すると先の症状が発生することがありました。


そこで液晶表示が薄くなった状態で電圧表示をセットモードから開いたところ、写真のように通常2.4~2.6Vを示す付属のニッケル水素充電池2本ではまずお目にかかれない3.6V台を表示.....。



この症状が1日に何度も発生したため最新ファームで解消されているのではと、やや期待しながらUSBシリアル変換ケーブル ERW-7をDJ-X81に差し込みファームアップしました。


ファームアップ後はうたい文句に近い、ワンセグTVチャンネル切り替え後に音が断続的に切れる症状が緩和され、音声の再生タイミングが若干早くなった気がします。今のところ液晶表示が薄くなる問題は出ていません。

(関連記事はこの下です)

[関連記事]
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2015/05/02

SONY ICZ-R100長期使用レポート4/4(受信感度や摩耗、まとめ)

ラジオレコーダーICZ-R100を1年以上使い続けた長期使用レビューの最終回はラジオの感度、各部のヘタリ具合、総評などをリポートします。第1回から第3回までは下の関連記事を参照ください。


◆AMラジオの受信感度
AMラジオの感度は内蔵アンテナ使用時、市販のライターサイズラジオや名刺サイズラジオと同等です。地元の放送局はストレスが少なく受信できます。

クレードルを介した場合はACアダプターからのノイズの影響を受けます。写真のように市販のフェライトコア(ノイズフィルター)をDCジャックに取り付けるとホワイトノイズは若干改善しますがブチブチ音のするパルスノイズは改善しませんでした。

付属AMループアンテナを接続しクレードルのAM外部アンテナ切り替えスイッチを外部へ切り替えると、それまで強く入感していたAMラジオが遠くで蚊の鳴く程度にまで低感度になりました。
アンテナや切り替えスイッチの接触不良を疑い試行錯誤しましたが改善せず。ICZ-R100付属のループアンテナを手持ちのICZ-R250TVに繋ぐとクリアに受信できました。どうやらクレードルに不具合がありそうです。

すでに保証期間が過ぎてしまったので、入手直後に付属のループアンテナをつなぎAMラジオが受信できるか確認すればよかったと後悔しています。



◆FMラジオの受信感度
FMラジオはウォークマンなど、ヘッドホンがアンテナとして動作するタイプのステレオラジオと同等です。

クレードルに搭載されているFM用外部アンテナ端子へ付属のFMラジオ用アンテナケーブルを接続すると設置場所にもよりますが、ヘッドホンアンテナと比べ体感的に若干感度が上がるようです。より低ノイズの録音を目指す場合はハイファイコンポ同様、FM放送用外部アンテナを設置すると良いでしょう。

AMラジオ同様、FMラジオもACアダプターからのノイズの影響を受けホワイトノイズが若干増加します。先の市販のフェライトコアをACアダプターのDCジャック付近に巻き付けるとずいぶん改善しました。

使用上の注意ですが、外部アンテナで受信中にヘッドホンを接続するとわずかながらヘッドホンがアンテナとして作用するようです。外部アンテナでFMラジオを録音する場合はヘッドホンをICZ-R100から取り外すことをお勧めします。



◆内蔵電池の性能低下について
さすがにほぼ毎日クレードルへ取り付け継ぎ足し充電し続けますと電池の劣化が気になります。

いまさらと思いますが、入手してから1年経った現在は週に1度の充電に切り替えました。フル充電後ICZ-R100本体をクレードルから取り外し、15~30分の番組を1週間録っては再生、まれにラジオを聴取する、これを1週間繰り返すと電池メーター表示は半分となります。今のところ支障はなさそうです。充電池劣化による本体のふくらみも今のところないように見えます。



◆クレードルの端子摩耗状況
ほとんど毎日、通算200回以上は挿抜していますが緩くなる、接触不良などはなさそうです。写真のように端子の極端な削れなどは見当たりません。


◆付属品
付属のUSBケーブルをICZ-R100以外で使用していたところ、ある日突然のマイクロUSBプラグ側が緩くなりそれ以降接触不良に陥り、すべての機器でICZ-R100に付属されていたそのUSBケーブルが使えなくなるトラブルに見舞われました。

別に用意したUSBケーブルをICZ-R100に接続すると正常に動作するため、恐らくICZ-R100付属のUSBケーブルへ2A以上の大電流を流し続け壊れてしまったのが原因と考えられます。

以上から付属のUSBケーブルはICZ-R100専用と考えておいた方がよさそうです。



■まとめ
ICZ-R100はAM放送の受信音声にかなりコモりがあるためAMラジオの語学番組を録音し学習する用途には不向きですが、FMラジオ録音用やPodcast再生用途としては実用的と思います。

ラジオ受信時に左右ボタンがプリセット選局用、上下ボタンがマニュアル選局用に割り当てられ、自在にラジオを操れる点は秀逸です。ハングアップなどソフトウェアのバグは見当たりません。

一方で「こうしてほしい」部分があるのもまた事実。そこで勝手に次期モデルへ追加してほしいマニアックな要望を大量に挙げてみました。

<機能>
・AMのハイファイ(高音質)化、または帯域フィルター切り替え
・FM補完放送受信
・ラジオ録音ボリューム調整
・シンクロ録音中の自動フォルダ切り替え、または1フォルダの保存ファイル数増加
・256kbps MP3もしくはLPCMのラジオ録音
・USB給電中の録音と再生、または乾電池ケースオプション
・イコライザー最大時の"根本的な"音割れ防止

<外観>
・前面や上面のボタン周囲に誤操作ガードをつける、またはボタンを凹ませ誤操作防止
・本体外形の丸みを少なくしデザインによりアクセントをつける

<操作>
・録音レベルガイド(レベルメーター)のレスポンス向上
・イージーサーチのレスポンス向上
・再生中の"キュルキュル"音声付きキュー&レビュー
・再生ボタンの使い勝手向上(直前の録音済みファイルがすぐに再生できるなど)

...と思いつくままに無理難題を書き連ねましたが、ともあれICZ-R100は外出先で使える小型ラジオレコーダーの中では総合的に使いやすい製品のひとつと思います。


2015年5月現在、外出先でも室内でも半々で使いたい場合はクレードル操作が快適なオリンパスのPJ-35を、ワンセグ音声録音にこだわらず主に外出先で使用する場合は比較的操作レスポンスの高いこのICZ-R100を選ぶことになりそうです。

(関連記事はこの下です)

[関連記事]
SONY ICZ-R100長期使用レポート3/4(使い勝手と音質編)(2015/04/19)

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