その1では機能、付属品の違いをチェックします。
まずはFT1DとFT2Dの機能の違いから。
下表はFT1DとFT2Dの商品説明から説明されている機能を可能な限り抜き出したものです。
表の左がFT1D、右がFT2D。黄色は両機でスペックが異なる部分です。"?"は不明を表します。
(クリックで拡大)
スペックアップポイントはタッチパネルフルドット液晶、GPSみちびき対応、デジタル2波同時受信、業務機並みの音声出力でしょうか。
細かい部分ですがFT2DのBバンドの上限受信周波数もFT1Dよりも5kHzアップしています。
一方でスペックダウンポイントはバンドスコープチャンネル数が30、漢字と記号収録数が2800文字いずれも減少しています。
バンドスコープは高速化が図られているため一概にスペックダウンとは言えないかもしれません。
補足として、FT2Dのバッテリーセーブ機能は機能として挙げられていなかったため不明となっていますが仕様表には明記されています。
個人的に気になる点はAMバーアンテナ内蔵有無でしょう。アイコムのID51のように外部アンテナが必要の可能性は恐らくないと思いますが可能性はゼロではありません。FMラジオはステレオ受信ではないのでしょうね.....。
次に付属品のチェックです。
下表は上表と同じように黄色がFT1D、FT1D HD(ヘビーデューティー)と異なる部分です。
(クリックで拡大)
FT1Dと比べバッテリーの容量アップとPC接続ケーブル、ベルトクリップのアップデートがされているようです。
ベルトクリップはFT2D専用品のようです。写真から恐らくワニ口タイプ。ストラップ用と思われる穴が開いています。
(FT2Dベルトクリップ、公式サイトから引用)
以上、FT1DとFT2Dの機能、付属品の違いでした。
カメラの受信画像を手元で見られる大型タッチ液晶が不要でハードウェアキーボードが必要であればVX-8Dと肩を並べる価格になった、やや小型のFT1Dで充分かもしれないと思います。
(関連記事はこの下です)
[関連記事]
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