2019/01/22

オストアンデル∞納屋橋まんじゅうを無線機へ装着する

名古屋でオストアンデル∞(インフィニティ)納屋橋まんじゅうを入手しました。
オストアンデル∞納屋橋まんじゅうストラップ


オストアンデル∞納屋橋まんじゅうとは、名古屋銘菓のひとつである、納屋橋まんじゅうを押すとあんこの出るギミックを無限に楽しめるように開発された、携帯型キーホルダーまたはストラップです。

個人的には十万石饅頭のほうが…というのはさておき、このオストアンデル∞納屋橋まんじゅうのギミックを簡単に説明します。

まんじゅうの中心をプッシュすると、この食べかけの部分からですね、


なんと…

手で触れられるあんこが出現するのです!

ちなみに、この後まんじゅうを離すとあんこは自動的にまんじゅうの中へ戻ります(笑)

注:オストアンデル∞納屋橋まんじゅうは食べられません



さて、ここから本題の無線機の話になりますが、最近のハンディトランシーバーには送受信の状態がLEDなどですぐ分からない機種が少なくありません。

そこでこのオストアンデル∞納屋橋まんじゅうの出番です!
IC-4188Dへオストアンデル∞納屋橋まんじゅう装着例

このようにオストアンデル∞納屋橋まんじゅうをハンディ機のPTTへ両面テープなどで装着し…

オストアンデル∞納屋橋まんじゅうをプッシュすれば

あら便利、無線機の送信状態が目で見ても触ってもわかる便利ツールに変身するのです!!


無線機に取り付ける際の注意点ですが、オストアンデル∞納屋橋まんじゅう自体がPTTボタンへ固定しづらい材質のため、お手持ちの無線機オプションのソフトケースを併用するのが良いと思われます。

2019年の無線ライフには、見て触って無線機の送信状態の分かる、このオストアンデル∞納屋橋まんじゅうを無線運用のお供にされてはいかがでしょうか?

なお、このオストアンデル∞納屋橋まんじゅうは当記事執筆時点で通販をしておらず、下記店舗店頭で販売されていることを確認しています。

キーホルダータイプとストラップタイプがあるので、運用スタイルに合わせて使い分けると良いかもしれません。

(関連記事はこの下です)

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アイコム特小トランシーバー IC-4188Dレビュー (2014/02/17)

アルインコ DJ-R20D,DJ-R100D,DJ-R200Dスペック比較 (2018/01/04)

2019/01/21

AR-DV10の音声データをLOGEXTRACTで読み込んでみる

AORの海外向けサイトでAR-DV10用のログエクストラクトソフトウェアが公開されました。

AR-DV10 LOGEXTRACT Firmware Updates Download Area Support AOR,LTD. Authority On Radio Communications(英語)


このログエクストラクトツールはAR-DV10の録音ファイルから、録音日時や周波数、受信モードやスケルチタイプなどの情報を見えるようにするWindows用アプリです。
AR-DV10 LOGEXTRACTソフトウェア起動画面

これまでAR-DV10の使いづらさの原因の一つであった、録音開始から終了ボタンを押すまで1つのwavファイルに記録されてしまう問題に対するAORの一つの回答と言えるでしょう。

1812C以前のファームで録音したAR-DV10のデータファイルには対応しないようです。



早速このAR-DV10 LOGEXTRACTを使ってみます。

[準備]

予めAR-DV101812Cにファームアップします。
1812Cにファームアップ中のAR-DV10


[AR-DV10の操作]

  • AR-DV10本体で[MENU]+[7]を押し、下記を設定する
SAVE TYPE = AUDIO
LOG REC. = ON

  • [●]ボタンでAR-DV10を録音開始
  • ある程度時間が経った後に[●]ボタンで録音停止(書き込み完了まで時間が掛かる)


[waveファイルからログデータを読み込む]
  • 録音済みのマイクロSDカードをPCへ装着しドライブとして認識させる
  • AR-DV10のLOGEXTRACTを起動する
  • 右下のOPEN FILEをクリック
  • 読み込むwavファイルを選択し開く
  • しばらくすると画面上にログデータが表示される(一部情報伏せ)


[ログデータをフィルタする]
周波数で探す場合はFREQUENCY欄へ、トーン周波数やDCS、秘話コードなどを探す場合はVARIOUS欄を、それぞれ以下のように操作します。
  • ALLチェックを外す
  • SORT欄へキーワードを入力すると前方一致検索される

  • 受信(復調)モードでフィルタする場合、MODE欄のチェックを選ぶ


[読み込んだデータを保存する]
  • 右下のEXPORTをクリック
  • 保存場所とファイル名を指定し保存

(読み込んだ全ログ、またはフィルタ後のログがCSVフォーマットで保存される)
CSV出力ファイル表示例(一部画像加工済)


ログ表示、保存される項目は下記です:
  • 録音時の開始/終了時刻
  • 受信周波数
  • 受信レベルdBm
  • 受信(復調)モード
  • ファイルの再生開始/終了時刻
  • NAC、カラーコード、RAN、トーン、DCS、秘話コード、ユーザーコードなど



当記事執筆時点で公開されたLOGEXTRACTはAR-DV10専用のようです。いずれAR-DV1用と統合されるかもしれません。

現在のところ、このログエクストラクトは英語サイトでのみの公開につき、1812Cファームを含む問い合わせは英語で頑張る必要があります。


これで簡易デジタル無線を受信した時のユーザーコードフィルタが可能となりますが、ログをフィルタした後の音声選択保存ができないことが及第点として挙げられるかと思います。

とはいえ、アイコムのIC-R30では対応しないデジタルモードも復調できるハンディ受信機として、AR-DV10の活躍の場が一層広がることは間違いないでしょう。

(関連記事はこの下です)


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