(写真は公式サイトから引用)
・ワンセグTV音声・FM・AM 3バンドレシーバー RF-ND50TV - Panasonic
公式サイトでも触れられているように、RF-ND50TVの主な特徴はワンセグTV放送の音声受信と人の声を聴き取りやすくする機能(快聴音)、集音器としての機能の3点です。
ワンセグ音声受信ラジオは各社から発売済みですがロッドアンテナを伸ばすことなく胸ポケットへ入れ使える真のワンセグ音声ポケットラジオは今回発売されますRF-ND50TVの他にソニーのXDR-63TV、東芝のTY-TPR1の計3機種が該当します(2014年10月現在。テレビモニタ内蔵品を除く)。
RF-ND50TVが競合機種に勝る機能は聴きやすい音質モードの設定と集音機能の2点でしょう。
「快聴音」の音質チューニングがどれほどのものかは未知数です恐らく人の声の中音域や"さしすせそ"の高音域を上げていると考えられます。イメージとしてはRF-ND50TV発売開始翌日10/18に発売予定のソニーのラジオレコーダーICZ-R250TVに搭載されたClearAudio+のようなものと思われます(下段ICZ-R250TVの関連記事参照)。
集音機能について。ラジオ本体に集音マイクが内蔵されていると推測します。ラジオを聴く振りをして周囲の音を聴けますから、イヤホンを外さず外界の音を聞きたい方に最適です。あくまでも集音器という位置づけですから聴こえやすさに個人差があるでしょう。
せっかくですのでRF-ND50TVを競合機種XDR-63TV、TY-TPR1とスペック比較しようと思い表を作成してみました。
大きさや重さ、液晶の見やすさはRF-ND50TVとXDR-63TVでほぼ互角。ジョグレバーの有無は好みが分かれそうです。
RF-ND50TVのFM受信周波数は108MHzまで可能で2015年に開始予定のAMラジオ再送信用のFM補完中継局や臨時FM放送などの受信にも対応しています。対してソニーと東芝はAMバンドにて灯台放送などが受信可能。やはり好みが分かれそうです。
電池の持ちはソニーと東芝が優勢。スピーカー出力はわずかにパナソニックが優勢です。
どうしても気になるのは感度ですがこればかりは使ってみなければわかりません。付属品にアンテナ類がないためRF-ND50TVのワンセグ音声受信用アンテナはソニーのXDR-63TVのような外付けではなく本体内蔵と予想されます。
RF-ND50TVの電池の持ちの少なさはやや気になりますがFM補完中継局に対応済みであったり人の声を聞き取りやすくする機能、集音機能搭載など付加機能が多いのも事実。
ワンセグ放送もラジオ放送もとにかく聴こえればよいのであれば東芝のTY-TPR1、ジョグレバー操作と1710kHzまでのAMを楽しみたい場合はソニーのXDR-63TV、聞こえやすさや集音機能が必要ならパナソニックのRF-ND50TVとなるのではないでしょうか。
(関連記事はこの下です)
・ソニー ワンセグラジオレコーダーICZ-R250TV発表&プチレビュー
・オリンパス、ワンセグ音声録音対応ICレコーダー発売
・AORから「ワンセグ付加装置」登場か!?
・アルインコDJ-X81雑感
0 件のコメント:
コメントを投稿
現在コメントに返信できない状態です。ご不便をお掛けします。