2021/12/31

XDR-64TVミニレビュー

発売前にプチレビュー済みですが(下記関連記事参照)、202112月に突如生産完了となったので、所有するソニーのXDR-64TVを急遽レビューします。 

 

ソニー XDR-64TV AMラジオ受信中

■XDR-64TVとは

XDR-64TVはソニーから発売されていた、ワンセグTV音声、FMとワイドFM(補完放送)AMを受信できる3バンドのポケッタブルラジオです。

色は10個のプリセットキーの並ぶ上部パーツ、正面と右側面のボタン類は光沢のある艶消しメタリックグレーです。

それ以外の部分、つまりラジオの大半は艶消しブラックに光沢の微粒子がついているように見えます。

ブラックの表面は少しざらついた感があります。


大きさは写真のように、Yシャツの胸ポケットに入れてもまだ横幅に余裕があります。

XDR-64TVとYシャツのポケットのサイズ比較

 

 厚みは市販のツナ缶の半分程度、電池を含む重さは中身の詰まったツナ缶1個とほぼ同じです。

XDR-64TVとツナ缶のサイズ比較


AMは内蔵アンテナで受信します。

FMを受信する場合は付属の片耳イヤホンかオプションのステレオイヤホン、ステレオヘッドホンをつなぐとコードがアンテナとして機能します。

ワンセグ音声受信時は内蔵アンテナでも受信できますが、付属のアンテナケーブルを使うと感度がアップします。

XDR-64TV左側面

XDR-64TV右側面

XDR-64TVの電池フタをズラしたところ




次にXDR-64TVの良い点と気になる点をざっと挙げます。 


◎良い点

  • 外観と質感
  • このクラスでは最高レベルの受信感度
  • ワンセグTV音声が受信できる
  • ワンセグTV音声は二重音声放送とステレオ放送も受信できる
  • AMラジオ補完用のワイドFM(補完放送)が受信できる
  • 液晶ディスプレイの文字が大きく見やすい
  • 放送局名やメニューが漢字やひらがな、カタカナ表示される
  • 放送局名または周波数と現在時刻を同時表示できる
  • 濃い目の橙色の液晶バックライトが必要最小限の明るさで光る
  • 胸のポケットに入るラジオとしてはAMFMも音が明瞭に聞こえる
  • ワンセグTV音声を受信すると内蔵時計が自動で設定される
  • オートオフ(切可能)と時刻を指定できるめざましタイマー機能
  • 初期設定は地域名を選ぶだけで完了する
  • プリセットした放送局が本体上の大きな10個のボタンで一発選局できる
  • ノイズカット機能を入にしてもステレオ放送がモノラルにならない
  • FMを受信中は電波の強さ(受信レベル)10段階で見える
  • 受信レベル表示が受信した時の感覚と合っている
  • ホールドを解除した時もピッと音がして解除されたことが耳で分かる
  • ワンセグTV音声が13-52chの物理チャンネルモードで選局できる
  • オプションのチャージャーとニッケル水素充電池がセットになった充電キットBCA-TRG3KITの追加で電池交換の手間が減らせる


胸ポケットに収まるラジオでは受信感度と音質のよさがトップレベルと思います。

ボタンや液晶ディスプレイの大きさは同社のSRF-T355(K)と同じで、胸ポケットに入る製品の中では最大クラスです。

受信レベル表示やワンセグTV音声の物理チャンネル選局など、マニアックな機能にもある程度までは手が行き届いています。



▽気になる点

  • 連続使用時間が13.5時間以上と、短い
  • キャリングケースが非付属
  • 自分がどこにいるのか分からないと初期設定で地域を選べない
  • 受信できる電波を探して周波数を自動プリセットする機能がFMAM受信時にはない
  • スキャン機能はない
  • FMステレオ放送を受信中の状態が液晶に表示されない
  • 機能設定中は無音になる
  • 選局レバーを+側や-側に倒し続け周波数を上下している間は無音
  • ソニー製品以外のニッケル水素充電池を使うと電池残量表示が正しく動作しない(社外品の使用は自己責任)
  • 内蔵スピーカーの音質は人の声が強調されている
  • ワンセグTV音声受信で二重音声の番組で主+副の同時出力は不可能
  • FMの受信レベル表示の反応が鈍い
  • 個体と使う場所、使い方などでボリュームつまみにガリの出る場合がある


XDR-64TVの最大の弱点は電池が長く持たないことです。

キャリングケースは付属しないので、よしおは100円ショップで購入したデジタルカメラ用のポーチに入れて持ち歩いています。

電池とケース、ボリュームつまみの問題以外は、よほどマニアックな使い方をしなければ気にならないかもしれません。

よしおの持つ製品にボリュームつまみのガリ症状は出ていません。

XDR-64TVと別売りステレオイヤホンでFM受信中




■総評

まとめですが、XDR-64TVは見た目と感度のよい、くっきりとした音のラジオです。

使いやすさは慣れなどもあり、人それぞれです。

まあそれはそれとして、受信中の放送局名や周波数が大きなバックライト液晶に漢字や数字で大きく表示されるので、よしおのような老眼ズのメンバー?でも見やすいです。

電池は長く持たないので保証外ですが、市販のニッケル水素電池を複数ローテーションし、交換しながら使っています。

 

2018年2月に発売されたこのXDR-64TVは残念ながらわずか3年半程度で生産完了となってしまいました。

しかしワンセグTV音声受信機能を外したFMとワイドFMAMを受信できる同形状の2バンドラジオSRF-T355SRF-T355Kは引き続きソニーから販売されています(2021年12月現在)。

SRF-T355シリーズの受信感度と音質、操作性はXDR-64TVと遜色なしといえます。 

 

2021年はXDR-64TVだけでなくテーブルに置いて使えるタイプのXDR-56TVパナソニックのワンセグ音声受信ラジオも残念ながら生産完了となってしまいました。

2022年には各社から後継機が出ることを期待します。

(関連記事はこの下です)







[関連記事]

ソニー ポケットワンセグラジオXDR-64TV発表&プチレビュー(2018/02/04)

ソニー 名刺サイズラジオSRF-T355K発表&スペック分析(2017/07/24)

ソニー ポータブルワンセグラジオXDR-56TV発表&プチレビュー(2018/01/28)

2021/09/26

ポストICF-M780Nを考える

既報のとおりICF-M780Nは生産完了となりましたが後継機はまだ発表されていません(2021年9月現在)。そこで、このまま次期製品が登場しない場合、今後どんなラジオを選ぶべきか考えてみました。

SONY ICF-M780N(FM受信中)


■ICF-M780Nとは

その前にICF-M780Nについてあらためて振り返りましょう。

ICF-M780Nはソニーが2014年から発売していた据え置き型の3バンドラジオです。

1710kHzまでのAMワイド、ワイドFMを含む日本のFMとラジオNIKKEIをすべてモノラルで受信します。

時計やスリープタイマー、設定時刻にラジオが鳴るオンタイマーがあります。



■代替機種の候補

よしおはICF-M780Nを目覚ましと朝の情報収集目的で常用し続け、おそらく5年以上になります。

もしICF-M780Nを別のラジオに買い換える場合、下記を求めます。

  • AMとワイドFMを含む76〜108MHzのFMが比較的高感度で入る
  • 低音から高音まで大きくはっきり聞こえる内蔵スピーカー
  • 時計、スリープタイマー、オンタイマー
  • コンセントとつながる電源(電池駆動のみではないこと)
  • 操作中に倒れない据え置き型


上記を全部満たすラジオはソニーには今(2021年9月現在)のところないので、据え置き型ラジオ限定の枠を外すと、ソニー製品では下記が当てはまると考えています。


ICZ-R260TVは多機能故に日常で使う場合は操作が複雑なこと、AMラジオの音のこもり、遠くまで聞こえない焦点のぼやけた内蔵スピーカーの音質が及第点です。

ICZ-R260TVのプチレビューは下記関連記事を参照ください。

ICZ-R250TV/ICZ-R260TVのオンタイマー設定画面

 


CFD-S401ZS-RS81BTは奥行きのサイズが大きすぎることと、受信感度に少し不安があります(確証はありませんが)。

CFD-S401ZS-RS81BTのプチレビューは下記関連記事にあります。

  


SRF-V1BTは手元で使うコンセプトであるが故に、肘などが当たると倒れやすく、各ボタンと表示が日常用には少々小さい事、AMラジオの感度に不安があることが挙げられます。

SRF-V1BTのプチレビュー記事は下記関連記事を参照ください。



一方、パナソニック製品にはICF-M780Nに相当するリビングラジオが2機種あります。

どちらもプリセットボタンが10個で日本語対応の放送局名表示機能があり、ICF-M780Nより高機能です。

RF-300BTにはイコライザー調整と声を聞きやすい快調音機能、スマートフォンと接続できるブルートゥース機能、少しの水しぶきと濡れ手で触れても問題のない生活防滴機能があります。

RF-U180TVにもイコライザー調整と声を聞きやすくする快調音機能、そしてワンセグ音声受信中に時刻を自動補正する機能があります。




■ホームラジオICF-506の存在

ところでソニーには2バンドのホーム(据え置き型orポータブル型)ラジオICF-506があります。

ICF-M780N(左)とICF-506(右)

 ICF-506ICF-M780Nと大きさやスピーカーのサイズ、音質が割と似ています。

デザインに直線を多用しシンプルかつモダンで、よしおの満足度は高いです(AMのモゴモゴ音質はさておき)。

ただ、どうしても時計とオンタイマー機能だけは譲れないですから、選択肢からは外れてしまいます。

ちなみによしおのICF-506ラジオ受信バイブル2020の記事を参考に改造済みです。

ICF-506(ラジオ受信バイブル2020を参考に改造済)




■怪しい格安ラジオはどうか

最近は通販サイト上に出処不明の格安製品が溢れています。

選択肢の増加はありがたいですが、少なくとも発火や発煙トラブル等は避けたいです。

お楽しみで使う場合を除き、日用品として毎日使うラジオは不安の少ない製品をよしおは選びます。



■結局ポストICF-M780Nは

ICF-M780NでラジオNIKKEI受信中の様子
 

時代の流れでしょうか、ラジオNIKKEIの受信は短波ラジオや広帯域受信機に任せ、据え置き型(リビング)ラジオでは諦めるしかないと覚悟を決めています。

よしおが選ぶならば、やはりパナソニックのRF-300BTRF-U180TVでしょうか(2021年9月現在)。

ただRF-300BTは時計の精度が心配です。

ワンセグTV音声の電波で時計を補正できるRF-U180TVは機能面は良いものの、デザインがどうしても気になります。

時計の心配と見た目を天秤にかけるとRF-300BTに行き着くと思います。


 

理想に近いラジオはなかなかありませんが、どんなラジオを買うべきかあれこれ悩む時間もまた楽しいものです。

(関連記事はこの下です)







[関連記事]

【追記】ソニー、ラジオNIKKEIが聴けるホームラジオICFM780N(2014/01/22)

パナソニック、Bluetooth接続対応ラジオRF-300BT発表(2020/08/12)

ソニー ラジオレコーダーICZ-R260TV発表&発売前実機プチレビュー(2018/09/24)

【更新】ソニー CDラジカセCFD-S401発表&プチレビュー(2017/05/22)

ソニー Bluetooth CDラジオZS-RS81BT発表&プチレビュー(2017/05/25)

ソニー Bluetooth内蔵ラジオSRF-V1BT発表&プチレビュー(2016/06/05)

ソニー 卓上ラジオICF-506発表&スペック分析(2017/07/22)

2021/09/19

「VR-160で受信できない」感覚は本当か

ほぼ毎日携帯しているよしおの八重洲無線製VR-160ですが、最近受信できていないような気がします。この感覚は本当なのか確認しました。

YAESU VR-160とICOM IC-R30



■受信できないと思ったきっかけ

よしおは複数の受信機を使い分け、受信を楽しんでいます。

普段は薄く軽いVR-160を、それ以外ではBCD436HPやIC-R30等を持ち歩いています。

よしおがIC-R30に設定したアナログ波の受信ジャンルはVR-160とほぼ同じなので、いつか比較しようと思っていたものの、しばらく放置していました。

先日IC-R30の受信記録を見返した時、「VR-160のほうが受信できていないのでは?」とふと疑問に思いました。 

そこでアナログ波の受信頻度がVR-160IC-R30で違うのか確かめたくなりました。



■受信できないと思う原因を挙げてみる

 VR-160で受信できないと思う理由をいくつか挙げてみます。

まず、受信機の性能の違いがありそうです。性能とは感度やスキャン&サーチ速度等があるでしょう。 

 

他にVR-160IC-R30と違う部分は、例えばデジタル波の復調機能の有無です。

よしおはIC-R30VR-160と同じ受信ジャンルのアナログ波に加え、IC-R30で受信できるデジタル波も設定しています。

この、デジタル復調機能の有無が「VR-160で受信できない」と思えてしまう理由のひとつになりそうなので、アナログ波に限定したIC-R30の受信結果をVR-160の印象と比較する必要がありそうです。

ということで、次からはリストアップしたこれらの原因と思しき項目をチェックしていきます。



■感度低下が原因?

現在使用中のVR-160は少なくとも5年は経過しているので、もしかすると受信感度の低下はあるかもしれません。

そこで念のため今年購入した製品を含む受信機10台以上と感度を比較したところ、主要バンドで感度の低下は確認できませんでした。

どうやら受信機の性能低下の心配はなさそうです。

 


■スキャンやサーチ速度が原因?

電波の受信の程度はアンテナを含む受信感度とスキャンやサーチの速度に影響されます。

一般にスキャン&サーチ速度が速いと、理論上受信できる可能性は高くなります(それ以外は同一条件として)。

IC-R30のスキャンやサーチ速度はVR-160よりも爆速ですから「VR-160で受信できない」感覚と合っています。 

これについてはより詳しく実験しなければなりませんが、ひとまずこのスキャンやサーチ速度の違いがVR-160で受信できないと思える原因のひとつになるだろうと言えます。



■アナログ波をIC-R30とVR-160で受信比較

最後に実際に2機種間で受信し、IC-R30のアナログ波の受信の感覚とVR-160の感覚を比べます。

"感覚"は比較しづらいので、ここでは電波の"受信回数"に置き換え比べることにします。

つまり「IC-R30のアナログ波の受信回数」>「VR-160の受信回数」ならば「VR-160で受信できない」というよしおの感覚は合っていると言えます。

 

早速受信回数を集計し比較したところ、結果的に2機種間の受信回数に大きな隔たりはなかったものの、ちょっとした別の問題にぶち当たりました。

アナログ波だけでなくデジタルも含め、そもそも電波自体が2年前に比べ明らかに飛んでいないことが分かったのです。

もちろん受信場所や時間で受信回数は変化するのですが、それを差し引いても通話量が激減していました。

電波が少なければ当然VR-160で受信できる回数も減ります。


 

■受信機の問題というよりも...

以上から、やや予想外の結果となったものの、よしおの感じていた「VR-160で受信できない」感覚は正しかったことを確認しました。

誤解を招かないように補足しますと先のように、他の受信機でも同様の「受信できない」現象が起きているので、VR-160だけが他の機種よりも劣っている訳ではありません。

ともかく2年前と比べ受信できる電波全体が明らかに少ないことに驚きました。

電波が少なくなった原因はやはり、昨今の世界情勢による部分が大きいでしょう。


受信という趣味に不慣れな方にとって、この状況は受信機が故障したと勘違いしてもおかしくはないでしょう。昔をご存じの方ならば尚更です。

状況が落ち着けばアナログ波もそこそこ戻ると思いたいです。

(関連記事はこの下です)

[関連記事]

八重洲無線 VR-160ミニレビュー(2017/07/15)

デジタル復調対応ハンディ受信機4機種雑感2021(2021/09/12)

2021年の無線受信の楽しみ方を考える(2021/01/01)

2021/09/12

デジタル復調ハンディ受信機4機種雑感2021

ふと、今年(2021年)はまだデジタル復調対応受信機の話をしていないことに気がつきました。そこで現行品(必ずしも店頭に在庫がある訳ではないですが)のデジタル復調対応ハンディ受信機4機種の特徴と、機種毎のよしおの使い方等について簡単にまとめ、最後に受信機の選び方を語ります。

これから語る4機種

 

 

アイコム IC-R30(ファームウェアVer.1.11)

ICOM IC-R30(一部写真加工)

2波同時受信と2波同時録音対応のデジタル復調ハンディ受信機です。

ただしデジタル波同士の2波同時受信は非対応でデジタル×アナログ、アナログ×アナログの組み合わせならば2波同時受信が可能です。

国内では主にD-STARデジタルアマチュア無線、秘話のない主要なデジタル簡易無線(登録局、免許局)が聞けます。

日本語表示とBluetoothに対応し、とにかく使いやすいです。

純正ヘッドセットオプションVS-3でスマートフォンの音楽を聴きながら受信待ち受けができます。

日本国内で聴けるデジタル波用の復調モードが少ないため、よしおは割当の決まった無線の受信に使っています。



AOR AR-DV10(ファームウェアVer.2104A)

AOR AR-DV10(一部写真加工)

恐らく世界最大クラスのデジタル復調モード数を誇るデジタル復調対応のハンディ受信機です。

IC-R30で聞ける全デジタルモードに加え、八重洲C4FM方式とアルインコ方式の一部デジタルアマチュア無線、日本だけでなく海外で多く使われるDMR、最近やっと日本でも使われ始めたテトラ(TETRA)等に対応しています。

有料ファームウェアを追加購入すると特定の通話相手だけを狙い受信できるテトラ用の機能が追加できます。

よしおはこの有料ファームウェアを購入し、関東の某大型空港でこの受信機を振り回し楽しんでいます。

最近はほとんど遠出できませんが、旅行にはほぼ必ず持ち歩く1台です。



ユニデンアメリカ BCD436HP

Uniden America BCD436HP

日本ではノーサポートの北米向けスキャナーです。

有料オプションの追加で、日本ではDMRとごくごく一部のNXDNが受信できます。

録音機能、トーンスケルチやデジタルコードスケルチの瞬時割り出し、付近の電波に同調し音声を受信するクロースコール(アルインコDJ-X11の瞬間同調に相当)など、とにかく機能は豊富です。

エアバンド(航空無線)がかなり聞きやすいです。

感度は低いと言われますが、よしおの使い方ではそれほどでも...と思います。

説明書は全部英語ですが、よしお個人としてはIC-R30よりも総合的に使いやすく、一番のお気に入りです。


 

米ウィスラー(Whistler) TRX-1

Whistler TRX-1(写真一部加工)
Whistler TRX-1(写真一部加工)

こちらも日本ではノーサポートの北米等向けスキャナーです。

写真はアウターケースを外した状態です。

日本ではDMRが受信できます。

録音機能など、BCD436HPに酷似する機能があります。

こちらも説明書は全部英語です。

そういえばグアムで使用して以来、当機種の出番があまりなかった事に気が付きました(下記関連記事参照)。




■結局どれが良いのか


よしおの個人的な意見として、このような趣味性の高い物は目的はさておき、まず見た目で選ぶべきと考えます。

上記で紹介したデジタル復調対応ハンディ受信機4機種は従来のアナログ専用受信機よりも操作がはるかに複雑で、説明書を読むだけで疲れてしまうことが少なくありません(特に外国語ならばなおさら)。

操作に慣れる前に挫折してしまうと、その後のモチベーションの維持が難しいものです。

そんな挫折しそうな場合があっても、手に入れた製品の形が気に入っていれば「もう少し続けてみようか」となる可能性は高くなります。

ですから(無線機もラジオも同じですが)受信機は、気に入った見た目であること。それがよしおの持論です。

もちろん、最初気に入らなくとも、使い続けている間に良さの見えてくる製品があるのも事実です。



なんだか途中から何を話したいのか分からなくなってきました(笑)

今年(2021年)は主要部品の不足で、受信機自体の生産や購入が困難な状況です。

つまり一度タイミングを逃すといつ買えるか分かりません。

 

購入をせかすつもりはありませんが(笑)、少しでも気に入った製品を見つけた場合、なるべく早めに手に入れておくのがよい状況にあることは間違いないでしょう。

(関連記事はこの下です)


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

BP-287 アイコム 充電式リチウムイオンバッテリーパック IC-R30用
価格:6,740円(税込、送料無料) (2024/1/5時点)



[関連記事]

2021年の無線受信の楽しみ方を考える(2021/01/01)

デジタル復調ハンディ受信機3機種雑感2019(2019/05/01)

グアムで無線を受信する2~第2のスキャナー登場~(2020/01/04)