・SR40 | 免許・資格不要のトランシーバー - 八重洲無線
・SR45 | 免許・資格不要のトランシーバー - 八重洲無線
(SR40, 八重洲無線公式サイトより引用)
(SR45, 八重洲無線公式サイトより引用)
どちらも形は同じですがSR40は中継器非対応の20チャンネル機、SR45は通話距離がほぼ倍に伸びるオプションの中継器対応の47チャンネル機です。
これまで単3電池2本より上の本数を採用してこなかった、いつもの八重洲無線らしからぬオーソドックスな単3乾電池3本機の登場となります。昨年(2014年)発表されたSR100, SR70とも異なり、ずいぶん斜め上方向からのアプローチのデザインだなあというのが初見の感想です。
SR40、SR45の最大の特徴は約85時間の長時間運用です。この数値はオプションのスピーカーマイクMH-57A4B使用時となっていますが、ライバルとなるであろうアルインコのDJ-PB20シリーズのカタログスペック"約80時間"はイヤホン使用時のため、SR4xシリーズのほうがスペック以上に電池の持ちの良さが際立っています。
補足ですがこの使用時間の約85時間はオプションのリチウムイオン電池SBR-18LI使用時も健在だそうです。
さて、早々とアルインコのDJ-PB20, DJ-PB27を引き合いに出しましたがSR40、SR45はこれらの特徴を非常に意識したスペックとなっています。
例として両者のスペックをいくつか比較しますと
・防水防塵性能:DJ-PB2xはIP54、SR4xはIP57
・音声出力:DJ-PB2xは400mW、SR4xは500mW
・20ch機はともにカラーバリエーション(DJ-PB20は4色、SR40は6色)
・大きさ:DJ-PB2xは高さ94,幅54.8,厚さ27.3ミリ、SR4xは高さ90.5,幅56,厚さ27.6ミリ
・ともにイヤホン断線検知機能、回転アンテナ装備
以上のようにスペックではSR40, SR45のほうが1ランク上になっています。
さらに細かい特徴を見ていきますと両者には以下の違いがあるようです。
・DJ-PB2xシリーズにはSメーターがある
・SR4xシリーズには圏内圏外お知らせ機能がある
・DJ-PB2xシリーズはデュアルオペレーション(1台で2回線通話できるイメージ)、
SR4xシリーズはサブチャンネルセレクト(混信チャンネル半自動回避)を装備
・SR4xシリーズにはチャンネルスキャン機能がある
・SR4xシリーズはチャンネル表示回転可能
・SR4xシリーズには送信受信表示ランプがある
・SR4xシリーズには電池の累計使用時間表示がある
・DJ-PB2xシリーズの受信感度はSR4xシリーズよりもスペック上良い
補足ですがSR45にはSR100にあった通話録音機能や振動着信機能、自動表示回転機能などがありません。
まとめになりますが、Sメーターにこだわらなければ対抗馬となるであろうアルインコのDJ-PB20, DJ-PB27よりも今回発表されたスタンダードホライゾンブランドの、八重洲無線のSR40, SR45を選ぶのが良さそうです。
受信感度はスペック上DJ-PB2xシリーズが上ですがこれまでの経験上、実際に使ってみなければ分からない場合が多いため現時点では何とも言えないというのが正直なところです。
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・八重洲無線 クラス最薄特小トランシーバーSR100発表(2014/07/11)
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・【追記】アルインコ 特小DJ-PB20発売開始(2014/02/24)
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