(写真引用元:ソニー)
・ICZ-R100ポータブルラジオレコーダー - ソニー
ICZ-R100の代表的な特徴は現行モデルICZ-R51同様、
・MP3形式のステレオ録音再生、リニアPCM/WMA/AAC再生
・AMラジオとFMラジオが聴ける
・ラジオが録音できる
・20件登録可能なタイマー予約録音
・音程変更や区間リピートなど語学学習に便利な機能
・ラジオの感度を上げるAMループアンテナ、FM簡易アンテナ付属
・スキャン感度調節
・自動的に本体の時刻調整をする「時刻補正」機能
となっています。
ICZ-R51と大きく異なる点は本体の大きさが手のひらサイズとなり、外出時の持ち運びが容易になったことです。手のひらサイズラジオレコーダーのソニー製品は知る限りこれが最初です。
次にICZ-R51にはないICZ-R100のスペックを見ていきますと
・マイク録音時 CDと同じ音質の44.1kHz 16bitリニアPCM録音が可能
・マイク録音時シーン自動認識
・本体のマイクロUSB端子とPCをつなぎUSB充電可能
・小型ながら最大約11時間のラジオ録音
と、性能を落とさずICレコーダーとしての機能拡充が見られます。
蛇足ですがICZ-R100はクレードルを使わずFMラジオを受信する際は必ずヘッドホンを取り付けて使います。
プチインプレを少々。ソニーのショールームにてこのICZ-R100をタッチ&トライしたところ
・大きく見やすく分かりやすい液晶表示
・ラジオモードで本体左右ボタンの押すとプリセットされた放送局を選べ、上下を押すと受信周波数の上下が可能
・ラジオ受信中に録音ボタンを押すと瞬時にラジオ録音開始
・本体をスピーカークレードルへ固定すると自動でクレードルスピーカーから音を再生
・ラジオは192kbpsのMP3形式の高音質で録音可能
・付属ACアダプターはラジオにやさしい低ノイズタイプ
以上の点が好印象でした。
本体外側は写真ではわかりづらいですが実際は完全な白色ではなく少量のラメ素材を混入したと思われる白色光沢プラスチック仕様で女性ユーザーを意識しています。
本体にプラスチック素材を採用した理由は恐らくICZ-R100本体内蔵のAMバーアンテナの感度を上げる工夫と思われます。
このようにICZ-R100はICZ-R51の高い性能を継承しながら小型軽量を実現した、満足のいく仕上がりとなっています。
発売は2月上旬、価格はソニースタイルで19950円と、かつてのラジオ録音機能付きカセットウォークマンが4万円以上したことを考えますと破格の設定です。色は現状ホワイトのみで黒はないそうです。
一般的にクレードル付属の製品はクレードル装着時の安定性がよくなく、ボタンを押すとクレードルごと倒れる場合が多いのですが、ICZ-R100はクレードル取り付け時もそこそこ操作できました。
試用した限りでは起動時間やボタンの反応も比較的よいことからストレスも少なく使えそうな感触です。
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