2017/09/27

ソニー CDラジカセCFD-S401に新色追加

ソニーから発売中のCDラジオカセットレコーダー CFD-S401に新色が追加されます。

CFD-S401 | ラジオ/CDラジオ・ラジカセ | ソニー

CFD-S401 ブルーグレー(LI)

あらためて紹介しますとCFD-S401はコンセントまたは単2アルカリ乾電池6本と時計バックアップ用単4アルカリ乾電池3本で動作するCDラジカセです。

FM補完放送に対応するFMステレオとAMモノラルラジオ放送の受信、オーディオCDと一般のMP3を含むCDの再生、カセットテープのステレオ録音とステレオ再生、マイクミキシング、カセットテープのタイマー録音、おやすみタイマー、スヌーズ付き目覚まし時計と好きな音楽での目覚まし再生、オプションのオーディオケーブルを接続したスピーカー再生やカセットテープへの録音が可能です。

CDからカセットテープへのコピー(ダビング)、ラジオ番組のカセットへの予約録音、オプションのカラオケ用マイクロホンを使いCDやラジオと音声をミキシングした再生やカセットへの録音も可能です。ボーカルダウン機能はありません。

CFD-S401にはUSB端子やSDカードスロット、メモリースティックスロット、Bluetooth接続機能はありません(同社製の別機種ZS-RS81BTがそれに対応)。

MP3の入ったCDの再生にはそこそこ対応しますが、あくまでも純粋なCDラジカセというのが製品のコンセプトです。

CDの再生で注意すべき点としてシャッフル再生のみリピートできないことが挙げられます。店舗などでオーディオCDとMP3のCDをBGM再生する際はCDラジカセ選定のポイントとなります。
CFD-S401 CD再生モード(説明書から抜粋)


カセットテープの録音と再生は安価な製品にありがちなガッシャンと力を入れてボタンを強く押し込むのではなく、軽い力でボタンにタッチするだけで操作が可能なうれしい配慮がされています。

録音ボタンを長押しすることなくワンタッチだけでカセットテープへの録音が始まるため、ラジオ番組などの録音(エアチェック)のチャンスがつかみやすくなっています。

カセットテープへラジオ番組を予約録音する場合は最大60分まで15分単位で設定できます。テープを自動で裏返すオートリバースはないので機能としては十分でしょう。事前に時計合わせは必要です。

ラジオの予約録音とめざましタイマーはどちらか片方のみ使用可能です。

バックライト明るさ調節機能付き大型液晶表示がありテープカウンター、時計やラジオの周波数が大変見やすくなっています。

カセットテープの録音周波数特性は80~10000Hzと格段に広いことから、安価な製品(300~8000Hz)よりもカセットの音質が良くなっています。

電源コードは付属しますがリモコンやカラオケや拡声用マイクロホンは付属しません。



さて、すでに発売前の実機プチレビューを含めCFD-S401を当ブログで紹介しています(下記関連記事参照)が、今回新色のブルーグレーが新たにWeb通販サイトでのみ入手可能となるようです。

新たに追加発売されるCFD-S401のブルーグレーは、色以外に現行のCFD-S401と機能の違いがありません。

パソコンのディスプレイ環境にもよりますが、よしおがこれまでに見たCFD-S401のブラック、ホワイト、ベージュそれぞれの実物はパソコンの液晶ディスプレイで見た通りの色そのままでしたから、今回Web限定で発売されるブルーグレーも恐らくパソコンに表示されているとおり落ち着いた水色が実際の製品の色になると思われます。



このブルーグレーのCFD-S401は(2017年)9月26日火曜日に情報公開されたので発売はもう間もなくでしょう。

それにしてもCDラジカセのラインナップにソニーが新色を追加投入してくることはなかなかありません。恐らくCFD-S401が予想以上にヒットしているのでしょうね。

(関連記事はこの下です)
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【更新】ソニー CDラジカセ CFD-S401発表&プチレビュー (2017/05/22)

ソニー Bluetooth CDラジオZS-RS81BT発表&プチレビュー (2017/05/25)

2017/09/16

アイコム 351MHz登録局無線機IC-DPR7スペック予想


アイコムから登録局の簡易デジタルハンディ機IC-DPR7とIC-DPR7BTが登場します。

機能性・機動性がさらに向上した資格不要の高出力トランシーバー IC-DPR7 / IC-DPR7BTを新発売。|プレスリリース|アイコム株式会社

アイコム IC-DPR7, IC-DPR7BT


上記プレスリリースによるとIC-DPR7とIC-DPR7BTは現行機種IC-DPR6よりもスピーカー出力が100ミリワットアップした800ミリワットと大音量化。重さは14グラム軽くなった約230グラム。録音再生機能やインテリジェントバッテリー搭載とスペックアップしているようです。



現時点でIC-DPR7の詳細は非公開ですが、海外で一足早くリリースされた同型機種IC-F52DまたはIC-F62Dのスペックから今回リリース予定のIC-DPR7シリーズのスペックを予想してみましょう。
アイコム 海外向け IC-F52D(左)とIC-F62D(右)


  • 大きさ:幅5.6×高さ9.15×厚み2.9センチ(7.2V 2010mAhバッテリー BP-290バッテリーパック使用時)
  • 重さ約230グラム(BP-290リチウムイオンバッテリー、ベルトクリップ含む)
  • 使用温度範囲:-30~+60℃
  • 水没砂没に対応したIP67とミリタリースペックMIL-810G準拠
  • 14文字フルドットマトリックス液晶とロータリーチャンネルセレクター、電源スイッチ兼音量ノブ装備
  • 白色バックライト液晶ディスプレイとボタン
  • 最大8分までの音声録音再生、アクティブノイズキャンセラー
  • 送受信音質調整
  • Bluetoothによる音声通信とプログラミング(IC-DPR7BTのみ)
  • ユーザーの動作/静止検出、マンダウンとローンワーカー
  • 通信範囲にある無線機の遠隔プログラムが可能なOTAP(オプションCS-OTPM1必要)
  • 充放電回数なども分かる、電池寿命を拡大するインテリジェントバッテリー搭載(オプションインテリジェントデスクトップ充電器BC-225、ACアダプターとオプションソフトウェアRS-BC225必要)
  • GPS位置情報機能(オプションHM-233GP必要)
  • 起動パスワード
  • エマージェンシーボタンと緊急通報
  • プライオリティースキャン
  • VOX
  • プログラム可能な振動
  • ワイヤレススピーカーマイクやヘッドセットなどBluetoothオーディオオプション対応
  • オプションGPSスピーカーマイクロホンHM-233GP対応
  • 14ピンアクセサリーコネクター
  • 連続運用約13時間(BP-290使用時)
  • 単3アルカリ乾電池5本が使える電池ケースBP-291対応
  • デスクトップ充電器BC-219Nまたはインテリジェントデスクトップ充電器BC-225使用時は約2.5時間でBP-290を満充電可能
  • シガーライターケーブルCP-23L対応(デスクトップ充電器BC-219Nと併用)
  • オプションのキャリングケースLC-177(IC-4300、IC-4350シリーズにも使用可)に対応


IC-DPR6と比べ使用時間は1時間増加していますが恐らく送信電力の効率化(5ワット送信時の電流は2アンペアから1.8アンペアに減少)とバッテリー容量も100mAh増加が貢献しているようです。他方、受信時の電流はバッテリーセーブで90mAから170mAとほぼ倍に増加しています。

上記のとおり外部電源端子がIC-DPR7シリーズ本体には装備されない点はIC-DPR6と同様です。

最低使用温度が-30℃からとなっています(IC-DPR6は-20℃から)。スキー場など低温での使用がより安定しました。

インテリジェントバッテリーBP-290の性能を最大限発揮する場合は専用充電器BC-225とACアダプター、ソフトウェアRS-BC225をパソコンと組み合わせる必要があるようです。
アイコム BP-290

アイコム BC-225



上記はあくまでもよしおの勝手なIC-DPR7の予想スペックであり、公式発表ではありませんので参考程度にとどめてください。

価格はBluetoothなしのIC-DPR7が税抜き57800円、BluetoothありのIC-DPR7BTが税抜き59800円。発売は今月(2017年9月)末予定です。


IC-DPR7とIC-DPR7BTの発売が楽しみです。上記を見る限り全チャンネルスキャン機能はなさそうですが、果たして装備されるでしょうか。

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2017/09/06

ハムフェア2017ぶらり散策


東京ビックサイトで開催されたハムフェア2017に行ってきました。ここでは気になる各社新製品を簡単に紹介します。



AOR


なんと、デジタル復調受信機が3台も発表されました。

AR-DV10

AOR AR-DV10

デジタル復調ハンディ受信機です。0.1-1300MHzをカバー。SSBやCWも対応します。2波同時受信はありませんがAR-DV1同様の3VFOです。

大きさ、重さはアルインコDJ-G7DJ-X11といい勝負です。


本体はバックライト内蔵大型フルドット液晶、テンキー、スピーカーがあります。防滴に対応します。

本体左側面にはスケルチ、電源、マイクロSDカードスロットがあります。

本体右側面にはイヤホン、電源入力、データ通信用ミニUSB端子があります。

上面はBNCアンテナコネクター、音量とダイヤルがあります。音量は上、ダイヤルは下に同軸上に配置されています。
AR-DV10背面
AR-DV10のチャージャー


デジタル復調モードはAR-DV1と同様に自動判別モードを搭載。もちろんDMRもカバーします。ただしローVHFや短波以下のデジタル復調には対応しません。

録音機能はアイコムID-51シリーズのようにはならずAR-DV1と同じ仕様となるようです。

バンドスコープはありません。IF出力も予定なしです。

試しに351MHz登録局、通称簡易デジタルを受信したところ会場で使用している無線が復調できました。


付属リチウムイオンバッテリーは2000mAhの容量を持つBP-10です。よくわかりませんがバッテリーパックに小さく某無線機ブランドが記載されていました。

乾電池ケースと車載用DCコネクターも発売予定です。ソフトウェアもリリース予定です。大容量バッテリーパックの発売予定はありません。




このAR-DV10は今年末発売予定。価格はAR-DV1より少しだけ安くなる予定とのことです。







AR5700D

AOR AR5700D

AR5001Dの後継モデルで9kHzから3.7GHzまでカバー。所謂AR5001DARD300の合体版という解釈でよいようです。


展示機はN型コネクター2系統、IF、GPSらしきSMAコネクター、DCジャック、IF出力らしきものなどが装備されていました。

デジタル専用自動判別モードと自動モード(ただしアナデジ自動解析ではなく従来のステップとモードをプリセットされた設定にするモード)がありました。FMステレオ受信にも対応します。

会場で351MHz登録局のデジタル簡易無線、DMR、P25の復調を試みたところどれも正常に音声出力されました。


このAR5700Dの発売は来年2018年以降の予定です。




AR-ALPHAII


デジタルモードを大幅に増やしたAR-ALPHAの後継機です。9kHz〜6000MHzをカバーします。

展示機はケースだけ用意したもの。来年2018年以降発売予定です。



なおAORブースの公式レポートがなんと!AOR公式サイト(こちら)にも掲載されていますのでご覧ください。





アツデン


AZR-1000


6つのアンテナ端子を装備した1kWリニアアンプ。カラータッチパネル液晶を装備しています。

それぞれのアンテナのVSWRと使用周波数を記憶。送信電波を自動検出し指定されたアンテナから送信するよう自動切り替え機能を装備予定です。

従来のオートマチックアンテナチューナーのようなカチャカチャノイズを極限まで抑える新型機構を搭載予定でこれから試作し来年発売予定とのこと。価格は60万円まで行かない程度にはしたいそうです。






アイコム


IC-9700


144〜1200MHzまで出られるデスクトップトランシーバー。大きさは発売中のIC-7300とほぼ同じです。

内部はSDRとのこと。IC-7300と組み合わせてバンド網羅するコンセプトです。デジタル変復調機能について、今のところD-STARだけは搭載予定があるとのことでした。

発売日も価格も未定です。



IC-R30

アイコム IC-R30

デジタル復調モードを搭載したハンディタイプのコミュニケーションレシーバーです。

メインバンドは0.1-3304.99999MHzをSSB/CWに加えDCR、NXDN、DPMR、P25の復調にそこそこ対応します。サブバンドは108-520MHzでSSB/CWを除くモードに対応。2波同時受信と2波同時録音があるようです。

本体は思いのほか軽量。AORのAR-DV10と比べると中身が入っているのか疑いたくなるほどです。荷物が多いときに重宝しそうです。

内蔵バーアンテナとイヤホンアンテナもサポート予定です。

使用バッテリーは3280mAhの巨大容量を持つBP-287です。


展示モデルは2波同時受信でデジタル同時復調は不可ですが2波デジアナ混在は可能でした。最小ステップは10Hzを装備しています。

GPSナビゲーション機能のようなメニュー画面がありました。20年前に販売されていたような地図のないGPS端末やロガーとしても使用できるかもしれません。

AUTOモードもありますがAORの製品のようなデジタル自動復調には対応せずアナログのみのようです。つまりデジタル通信受信時はユーザーが適切な復調モードを手動で選ぶorあらかじめメモリーへ登録する必要がありそうです。


展示機を操作したところDCRがうまく復調できないことがありました。調整中のようです。

また操作に癖があります。周波数を入力するには一度F-INPを押さないと動作しないようです。海外で市販されている一般的なスキャナーのような、メモリースキャン主体での使用を想定しているようです。


イヤホンはステレオ対応品を接続すると片耳のみ出力しました。

2波同時受信の音量調整はメインとサブ独立ではなく同時でした。


パソコン接続用の端子はマイクロUSBです。 

バンドスコープはわざとなのか動作しませんでした。スキャン速度は八重洲無線のハンディ機並みでした。

まだプロトタイプのため製品リリース前にはさらなる改良が入ることでしょう。


このIC-R30は年末発売予定。価格は調整中とのことです。







ケンウッド

ケンウッド TS-590SG70

70台限定で予約販売となるTS-590SG(100ワット)トリオモデルTS-590SG70がついに公開されました。見た目以外は現行TS-590SGと同じようです。






第一電波工業(ダイヤモンドアンテナ)


HF/6m用のアンテナ3種類 HFV217, KW50, HFV6 が展示されていました。






以上ハムフェア2017の主な新製品情報でした。

アイコムの久しぶりの1200MHz対応機IC-9700も目が離せませんしケンウッドのTS-590SG70も金色をあしらったメインダイヤルなどが高級感を醸し出しています。

デジタル復調ハンディ機が2種類登場するとはだれが予想していたでしょうか。両方欲しいというのがよしおの正直なところですが、果たして...。

今年2017年の無線機業界は活発すぎて、なかなか悩みの多い年になりそうです。
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2017/09/01

防災ラジオの選び方2017

2017年現在入手可能なモデルから防災ラジオを東日本大震災の体験を基によしおの視点で選びました。今回は非常用持ち出し袋に入れておきたいラジオと普段から鞄に忍ばせておきたいラジオをそれぞれピックアップしています。早速チェックしましょう。



◆非常用持ち出し袋に入れておきたいラジオ

避難先での使用を想定すると小型軽量で声の聴こえるスピーカーとイヤホン(ヘッドホン)ジャック付き、加えて長く使え、なるべく感度が良いこと、頭がパニックになっても直感的に使いやすいことが選定ポイントです。

ソニー ICF-51
大きさは10.2×6.8×3.4センチのカセットテープ2巻相当、重さは電池込みで約115グラムと可搬性は抜群です。

単4アルカリ乾電池2本でスピーカー使用時約44時間以上、オプションのモノラルイヤホンを使うとさらに動作時間が長くなります。オプションのステレオヘッドホンを使用すると片耳から音が出ます。

本体色は白と赤から選べます。色違いによる機能の違いはありません。FM補完放送に対応します。

ファッショナブルで価格もリーズナブルながら本格的な使用にも耐えられる、よしおお勧めの1台です。



ソニー ICF-P26
大きさは7×11.9×3.8センチの縦型、重さは乾電池込みで約180グラムです。

単3アルカリ乾電池2本でスピーカー使用時約100時間以上、付属の片耳イヤホンを使用すると約250時間以上持つ、小型のモンスターマシンです。FM補完放送に対応します。



ソニー ICF-P36
大きさは13.2×7×4.4センチの横型、重さは乾電池込みで約210グラムです。

単3アルカリ乾電池2本でスピーカー使用時約100時間以上、付属の片耳イヤホンを使用すると連続で約10日以上持つ、こちらもICF-P26同様小型のモンスターマシンです。

先のICF-P26との違いは形状が異なる程度。機能に違いはありません。



東芝エルイートレーディング TY-JKR5
大きさは11×6.5×3.5センチ、重さは乾電池込みで約212グラムです。

単4アルカリ乾電池2本でスピーカー使用時約40時間以上、オプションの片耳イヤホンやステレオヘッドホンを使用すると約70時間以上持ちます(音声はモノラル)。

大容量コンデンサを内蔵し、乾電池が切れても体力のある限りラジオが聴けます。

ラジオの他LEDライト、手回し充電ハンドル、携帯電話やスマートフォン緊急充電用USB充電端子、中程度の雨中でも使える防滴防塵性能のある多機能ラジオです。FM補完放送に対応します。

サイレン機能を持たないので誤って大音量が鳴り響きパニックになることはほぼありません。


他機種よりも高価ですが、雨中や砂地でも使え、とにかく機能豊富。万一の時に使える保険と考えれば安いものです。悩んだらこれを選んでおくと間違いないでしょう。





◆普段から鞄に忍ばせておきたいラジオ

たとえラジオを普段あまり使用しない場合であっても、名刺サイズラジオを1台鞄に忍ばせておくといざというときに重宝することが多いです。

外出先へ持ち出すラジオはなるべく小型軽量でかさばらずそこそこの受信感度があること、そして電池の持ちがポイントとなります。

ソニー ICF-R46
大きさ5.6×9.2×1.3センチ、重さは乾電池込みで約71グラムとスマートフォンよりも軽量です。

単4アルカリ乾電池2本で内蔵イヤホン使用時約120時間以上持つラジオです。

本体に巻取り式イヤホンを内蔵しイヤホンとラジオ別々に持ち運ぶ必要がありません。

FM補完放送に対応します。新品の入手をお勧めします。



パナソニック RF-NA17RA
大きさ5.5×9.1×1.4センチ。重さは乾電池込みで約75グラムです。

単4アルカリ乾電池2本で内蔵イヤホン使用時約72時間以上聴取できます。

こちらも本体に巻取り式イヤホン(インサイドホン)を内蔵し持ち運びが容易です。FM補完放送に対応します。



ソニー ICF-R354MK
大きさ5.9×9.2×1.5センチ、重さは乾電池込みで約73グラムです。

単4アルカリ乾電池1本で内蔵イヤホン使用時約40時間以上聴取できます。こちらは単4充電式電池と充電器がセットの充電キットが付属します。

巻取り式イヤホンを内蔵。普段からラジオを聴取するヘビーユーザー向けです。FM補完放送に対応します。

末尾にKのない乾電池専用モデルもありますが、本機は時計を内蔵しているため未使用時も若干電池を消費することに留意してください。





以上、よしおが選ぶ防災ラジオセレクションガイド2017でした。

本来ならば普段使い慣れているラジオを災害発生時に持ち出すのが一番ですが、非常時はなるべく少ない荷物で素早い避難が求められることを念頭に置かれるとよいのではないかと思います。


また、あまりにも安価な製品は必要な時に限って動作しない場合が見受けられます。

普段使いであればそれほどこだわる必要はないと思いますが、防災ラジオだけはほぼ確実に動作するメーカー品を選ぶというのがよしおの持論です。


補足としてラジオに使用する乾電池、充電池には寿命があります。ラジオを使わなくても最低1年に1回はお手元のラジオが動作するか、電池が液漏れや充電切れを起こしていないか確認し、必要に応じて電池交換をするとよいでしょう。

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