東北・関東(東日本)大震災から1週間経った現在、都内では相変わらず米やパン、インスタントラーメンといった炭水化物をはじめ、電池や懐中電灯、ラジオといった普段はそれほど使わないものの入手困難な状況が続いています。恐らくこの記事をお読みの方はラジオや懐中電灯などを常備されている方が大半で今回の大地震が起きたときもそれほど慌てることは少なかったと思います。
さて、とうとう私よしおが住む地域でも計画停電が開始されましたので停電中の状況、特に通信状況の変化について気づいた点をいくつかお話させていただきます。
まず今回の停電に備えあらかじめ以下のような準備をしてみました。今回の計画停電は夕方から夜に掛けて行われるとのことでしたので主に
- 電子レンジを使う食事は早めに調理
- 電池駆動のラジオ、明かり、携帯電話、無線機、電動自転車の準備
- PCとルーター用電源の確保
を行いました。そうこうしているうちに停電が始まりました。
真っ先に行ったのはラジオの電源投入。ラジオは正常に動作しています。次にトランシーバー回線の確認です。手持ちの無線機で周辺の仲間と無事連絡を取り合えました。
携帯電話は停電中も電波が入っています。メールや電話は通信規制が行われることを感じることなく正常に使えました。どうやら基地局の予備電源が正常に動作しているようです。最後にインターネットを使ってみました。しかし手持ちのWiMAXルーターの電源は入るものの基地局の電波をつかむことができませんでした。どうやらWiMAXの基地局には予備電源が備わっていないようです。補足ですがガスは使えました。水は出方が少なかったです。
以上のように、よしおの環境では停電中インターネット環境と水以外はそれほど支障ありませんでした。WiMAXの基地局がダウンしたのは少々驚きましたが低コストのフェムトセルが流行の昨今では仕方ないのかもしれません。携帯電話サービス会社の通信網がこういった非常時に強いのは確かなようです。この状況を理解したうえで次回の停電発生に向けて備えることにします。
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