日付 | カウント数/分 |
---|---|
3/23 | 2.92 |
3/24 | 2.64 |
3/25 | 2.48 |
3/26 | 2.46 |
3/27 | 2.45 |
3/28 | 2.36 |
3/29 | 2.37 |
測定は12時間以上ガイガーカウンターを作動させ、その結果を毎分当たりの数で平均しました。それが上の表の結果です。
今回放射線測定に使ったのはすでに絶版となっている、今から10数年前にA電子通商(当時の発売元への問い合わせを遠慮いただくため敢えて伏字とします)で発売されていたガイガーカウンタキット(通常版)を組み立てたものです。
放射線測定器のセンサーはGM計数管です。センサーに1回入る高エネルギーβ(ベーター)線またはγ(ガンマ)線を1カウントとして上の表にしました。高感度ではないためアルファー線は測定対象外となっており、「マイクロシーベルト」「ミリシーベルト」というような測定値でもないことをお知らせします。
大震災が発生する前の通常の測定値はおよそ毎分2カウント前後でしたから3/23時点、つまり雨が降った翌日の放射線量、β線またはγ線が少なくとも通常の1.5倍程度になったことが分かりました。主要メディアの報道による測定結果は通常の数十倍以上ということでしたが恐らく所有しているガイガーカウンターが測定できないアルファー線も含めた値であることが考えられそうです。
個人で測定した結果ではここ1週間の間に放射線量が減り通常値に戻りつつあることが分かりましたので少々安堵しています。
放射線は電波と同じように目に見えず測定器が広帯域受信機(下注釈参照)よりも高価ですからなかなか測る機会がありません。しかし幸か不幸か、私よしおの手元には過去に電子工作で組み立てたガイガーカウンターがあったので今回このように放射線測定結果を公開できました。まさか活用する日がこれほど早く来るとは思いませんでしたが最近の都内の放射線量に不安をお持ちの方のご参考になればと思います。
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[言葉の説明]
・広帯域受信機とは:テレビ・ラジオ放送以外(電車や飛行機、電車、防災放送で使われている無線やトランシーバー)の電波が分かる機械。ワイドレシーバー、ワイドバンドレシーバーとも言う
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