総務省からV-Lowマルチメディア放送に関する意見募集と参入希望調査の結果が公表されました。
・V-Lowマルチメディア放送の制度枠組みについての意見募集及び参入希望調査の結果の公表
参入希望の様子を見ますとV-Hi(アナログ4-12chテレビ放送帯域)のデジタルラジオ放送事業と様子がほとんど変わらないように見えます。
現在133社から参入希望があるということですから思った以上にV-Low帯域が放送事業に使われる可能性が大きくなってきました。
具体的に提示された意見はこのブログを書いている現在、文章へのリンクが切れているため定かではありませんがV-Low帯域でマルチメディア放送が開始された場合、恐らく伝送方式はV-Hiで開始予定のデジタルラジオ放送とほぼ同じとなる可能性が大いに考えられ、対応する受信機もV-LowとV-Hi両方が受信可能なものとなるでしょう。
V-Low帯域を使ったサービスが果たして放送だけとなるのか、はたまた双方向となるのかも謎ですが双方向サービスとなった場合はブロードバンドとの差別化、すなわちV-Lowならではの、「マルチメディア放送」という独自性をどう現すのかが今後の焦点になると考えています。
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