個人的には通常の無線機とはライバル関係と考えているのであまり取り上げたくはありませんが、明るいニュースですから今回は特別に携帯電話無線機のニュースを取り上げます。
NTTドコモがついにSIMフリー端末を発売する意向を固めたようです。この件についてこのブログを書いている現在公式サイトには発表されていませんが、ユーザーが待ちに待った時代が来ることになりました。
実際に発売される日時は今年(2011年)の6月を予定しているそうです。他社に先駆けてSIMフリー化を宣言した理由としては恐らくソフトバンクが独占発売しているiPhoneのSIMフリー化を促すものと考えられます。
携帯電話無線機のSIMフリー化によって端末価格の高騰が考えられます。また登録局対応デジタルトランシーバーや特定小電力トランシーバーそれぞれに独自機能があるのと同様、NTTドコモから発売予定のSIMフリー端末の一部機能(imodeボタンなど)は他社サービス会社では使えない可能性があります。
これで日本で購入したNTTドコモの端末が通信方式と周波数の合った海外のサービス会社でも使えるようになります。中国人や韓国人などの観光客がNTTドコモの端末をお土産に購入し中国や韓国などで使えるようになります。もっとも現行の約款では携帯電話購入条件は日本に居住していることが前提のため、今回の端末SIMフリー化で日本に居住しない外国人がSIMフリー端末を買えるのかは疑問です・・・。
少なくとも今回のNTTドコモが発表したこのニュース、国内ではNTTドコモの端末をソフトバンクの回線で使えることを示しています。NTTドコモのサービスエリアはソフトバンクよりも広いですからドコモユーザーがソフトバンクに乗り換えることは少ないと踏んでのSIMフリー化でしょう。
総務省は携帯電話サービス会社に今年からSIMロック解除を求める指針をすでに公示していますからソフトバンクやauがどの程度この求めに応じるのかが今後焦点になりそうです。
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