(画像はアイコム公式サイトから引用)
・IC-5010 おもな特長 - アイコム株式会社
IC-5010を端的に表すならば電話のように会話できる、悪天候下で使える業務用同時通話トランシーバーです。
IC-5010は現行モデルIC-4855のアップグレード版ですが、アップグレード内容を分析したところ以下の内容となりました。
<変更>
・防水:IPX7 -> IP67
・マイク感度:3段階 -> 5段階
・スケルチレベル:64段階 -> 6段階
<新規追加機能>
・秘話機能、16段階秘話コード
・受信専用モード
・オートパワーオフ
スケルチレベルの刻み数減少は使い勝手向上のためでしょう。
IC-4855は取扱説明書に10mW使用時の電池寿命が約11時間とありますが、更新された2011年版のカタログに約12時間とありますからこちらのほうが正しいのでしょう。そうしますと電池寿命に変化がないことになります。
それからこれも推測ですがIC-5010のコンパンダ機能はIC-4855カタログの「クリアな通話音」と同一と思われます。
IC-5010の説明書はIC-4855よりも整理されIC-4855をお使いの方は少々戸惑うでしょうが、これまでよりも操作したい内容にアクセスしやすい工夫がある印象を受けました。
同時通話に特化したプロ用IC-5010を趣味やレジャーで使うことはまず考えにくいですが、オプションが豊富できめ細やかなカスタマイズが可能なことから使い勝手はIC-4855に引き続き、堅牢性も含め業務ユースにはより使いやすくなっていることでしょう。
[関連記事]
・アイコム、無線LAN上で使える2.4GHz無線機
・ID-51、2013年グッドデザイン賞受賞
・ファーストコム(FRC)、FC-S20特小を2色追加
・アルインコ、低価格特定小電力DJ-CH1発表
・FTH-107/108とFTH-307(L)/308(L)の違い
・DJ-P22とJ-P221L/Mの違い
・UBZ-EA20R送受信性能比較実験
・アイコム(ICOM)IC-R1をSGとして使う
0 件のコメント:
コメントを投稿
現在コメントに返信できない状態です。ご不便をお掛けします。