2014/01/19

アルインコ、低価格特定小電力DJ-CH1発表

DJ-P221に続き、公式Webサイトがさりげなく更新されており(笑)気づくのが遅れましたが、アルインコから新型エントリー特小機が発表されました。
(出典:アルインコ電子事業部)

20ch 特定小電力トランシーバー DJ-CH1 - アルインコ

市場に流通し始めたのが昨年2013年末という情報もあるようです。

今回発表されたDJ-CH1はこれまで発売されていたDJ-CH9, DJ-CH11の外観を維持しながら実勢価格が6~7千円前後の、アルインコの特小トランシーバーでは最高のコストパフォーマンスを発揮する、手続き不要で使える無線機です。

低価格にもかかわらずグループ番号(トーンスケルチ)やエンドピー、LAMP機能やモニター機能、送信インジケーター、4段階で電波の強さを知らせるアンテナマーク(Sメーター)や4段階減電池表示を備えており、業務用としても申し分ない仕様となっています。



カタログや取扱説明書から前作のDJ-CH9/CH11と今回発表されたDJ-CH1の違いを調べますと

(1) 使えるチャンネル数が単信用9ch(DJ-CH9)/11ch -> 単信用20ch
(2) チャンネル表示切り替え搭載(DJ-CH9/11はなし)
(3) 減電池表示:3段階 -> 4段階
(4) VOX機能(DJ-CH9/11はなし)
(5) PTTホールド機能(DJ-CH9/11はなし)
(6) 受信感度が-6dBu以下 -> -14dBu以下
(7) 全消費電流アップ

の7項目が挙げられます。

上記(7)の消費電流アップは電池寿命が少なくなることにつながりますが(1)の使用できるチャンネル数が増えたこと、(6)の受信感度がアップしたことを考えますと前作よりも使いやすくなったのではと思います。

お気づきの方は少ないでしょうがDJ-CH1に搭載されています液晶ディスプレイには従来機の流用ではなく新規作成されているコダワリが見えます。



今回発表されたアルインコのDJ-CH1は回転収納式ヘリカルアンテナ搭載無線機としては高性能で安価な部類に入ります。水に濡れない業務用途ではもちろんですがレジャー用途でもきっと大活躍することでしょう。



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