・IPネットワーク上で動作するトランシーバーシステム IP Advanced Radio System を新発売 - プレスリリース アイコム株式会社
本システム(IP Advanced Radio System)を構築することですでに幅広く普及している2.4GHzの無線LANと同じ電波を使い、専用のAP(アクセスポイント)と2.4GHz専用ハンディトランシーバーを接続し交互通話、別売りヘッドセットの追加で電話のように話せる同時通話をサポートしています。
IPネットワーク無線機のためシステムの構成によってはインターネットを使い、離れたネットワーク上の内線電話やIP100H端末と外線での通話や、発売済みの通信機能拡張ユニットを使い従来の無線機との通話もサポートしているようです。無線機を外線接続する状況はアマチュア無線のフォーンパッチ(死語?)を思い出します。
理論的には100台の同時通話が可能とのことですが、恐らく音声をパケット化することで実現できる技術なのでしょう。
複数同時に100台もの無線機を通話状態にすることは既存の特定小電力無線機や351MHz登録局、簡易業務無線機の通信インフラだけでは到底できないことですから画期的と言えます。
2.4GHzの無線LANの規格を使うことで電波に関する手続きが少なくなりコストなど、導入のハードルが従来の無線システムよりも圧倒的に低くなります。
アイコムはあくまでも"システム"として提案していますが、アクセスポイントなしで端末IP100H間のアドホック?通話が可能な仕様であれば従来の無線機としての使い方も可能と予想され、期待が高まります。
アクセスポイントまでの通話距離など、詳細は仕様がリリースされてからのお楽しみとなりそうです。
(以下は民生用アイコム製無線機です。
機種毎に選び方の目安を加筆しましたので参考にされてください)
機種毎に選び方の目安を加筆しましたので参考にされてください)
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