2013/05/22

【追記】アルインコ DJ-X81開封インプレッション

久しぶりに受信機を買いました。先日アルインコから発表のあった、緊急地震速報・緊急警報放送・ワンセグ音声が受信できるDJ-X81です。

これまでのアルインコ製品と比べ、デザインが随分向上したと思ったことや気軽に持ち運びでき緊急放送対応では現状最高スペックのラジオということで選びました。



さっそく開封した中身をご覧に入れましょう。


液晶はハイエンド機には及ばないものの、比較的大きめです。DJ-X8の液晶を流用していると思いましたが、緊急放送動作表示があるのでDJ-X81用に作りなおしたものと考えます。
(2013/6/8追記:改めて確認したところ液晶表示はDJ-X8と同じでした。内部も100%同じではないかもしれませんが、少なくとも表示に関してDJ-X81とDJ-X8で違いは確認できませんでした)



本体裏の上の方に長さ5センチほどの長波~中波用バーアンテナがあります。右のシールドされた中身はワンセグ受信用の局発などでしょうか。



バーアンテナの裏基板にはFMラジオ受信チップがありました。このチップはFMステレオ対応ですので、改造することでステレオ受信ができると思います。

ただしこのチップが緊急地震速報用/緊急警報放送用なのか、あるいはFMラジオ受信時に動作するのかはわかりません。





DJ-X81の真裏の様子です。手のひらに面する部分ですね。シールド部分が受信機本体のVCOかと。カタログスペックはDJ-X8と同じですから、回路構成もDJ-X8と同じではないでしょうか。



見ているだけではあまり意味がありませんので次はDJ-X81の電源を入れます。

電源ボタンを数秒押すとDJ-X81の文字が現れ手持ちのDJ-P23特定小電力トランシーバーと同じ起動音、ボタン操作音がしました。無線機と受信機の違いはあれ、きっと開発環境が同じなのでしょう。

FMラジオ、AMともに市販のラジオに匹敵するほどの感度を有していると思います。ワンセグ音声もチャンネルを切り替えると2~3秒後に音声を出すキビキビした動作をしてくれました。



無線通信の受信テストをします。ミヨシの特定小電力トランシーバーTCV-01から電波を送信しました。

DJ-X81も音質調整がHi/Low2段階できるのですがLowのままでも十分内蔵スピーカーで豊かな音が出ます。ラジオ、無線どちらも聞き取りやすいと思います。

スキャンスピードはVFO、12.5kHzステップのNFMで毎秒80ステップでした。アイコムIC-R6やユピテルMVT-7500/MVT-5500に匹敵する高速性能です。





・・・とまあ、ついうっかり、好奇心のままにDJ-X81の行き過ぎた開封をしましたがボケはここまでとし、入手したDJ-X81の初めての感触をまとめます。

感度:○
音質:○
携帯性:△
操作性:△
質感:△

詳細と上記以外の項目は下の関連記事を参照ください。


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