2013/05/20

【追記】デイトンハムベンション2013総括

今年(2013年)のデイトンハムベンションが終了しました。

今回も直接現地へ出向くことはできませんでしたが、特に気になったニュースを挙げてみます。





今年はそれほど目立った新製品発表は行われなかったようです。
(5/21追記:東京ハイパワーのXT-751を加筆しました)

●アイコムブース:
IC-7100ID-51のデモが行われたようです。生中継されていた講演をUSTREAMを見たところD-RATSに関する内容を説明していました。


●JVCケンウッドブース:
日本でも今年(2013年)発売されたTS-990のデモが行われていたようです。


●八重洲ブース:
未発売の、FTDX3000の廉価版であろう位置づけのFTDX1200が初公開されていました。
(※FTDX1200とFTDX3000の違いは本ページ下の[関連記事]でも紹介しています)


●エレクラフトブース:
2011年に小型ポータブルオールモード機を発表した同社からはK3(KX3ではなく)をインターネットを介して遠隔操作可能な、K3/0の小型版となるK3/0 miniが発表されました。

LAN接続なのかWAN接続かは分かりませんが、KX3と同じ大きさのコントローラで遠隔地のK3をパソコン画面上ではなく、あたかも本体操作部を切り離したかのような感覚で操作可能とするデバイスだそうです。

K3/0 miniとインターネット有線接続環境さえあればどこからでも自宅のK3が想いのままに操れる、いいですね。


●東京ハイパワー(5/21追記)
7MHz~50MHzを5WのSSB/CWでカバーするハンディ機、XT-751の試作品らしき筐体が展示されていたようです。エレクラフトのKX3同様、内部ATU(オートマチックアンテナチューナー)搭載! すごいですね。

東京ハイパワーといえば前作の7MHz/21MHz/50MHzハンディ機HT-750が記憶に新しいと思います。最大出力が3Wだそうでしたから、XT-751はHT-750の性能向上版でしょう。

HT-750のバッテリーシステムは単3乾電池を8本必要とする、リチウムイオン全盛の現代では少々時代遅れと言えなくもありませんので、出来ればXT-751ではバッテリーシステムも頑張っていただきたいところです。HT-750以上に周波数をカバーしていると更に期待大ですね。

XT-751の発売は2014年ごろを予定しているそうです。国内での発売予定も気になります。




以上、2013年の気になるデイトンハムベンションの様子を実にさらりとまとめました。



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【更新】デイトンハムベンション2011続報

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