・GPS搭載ワイドバンドレシーバー FC-S789 - 株式会社エフ・アール・シー FRC
現行品FC-S117からのバージョンアップ等の内容を挙げます。
・ドライブモード(速度取締機の接近を音声でお知らせ)
・770-1300MHz受信
・2波同時受信
・チャンネルメモリー:400ch -> 800ch
・GPS内蔵
・USB端子(LOGデータ出力)
・録音、再生機能
・本体厚み:36mm -> 39.5mm
・待機時消費電流:70mA -> 130mA
・本体質量:147g -> 154g
なお商品説明からはFC-S789の追加機能かを判断できない機能は以下です。
・検問モード
・盗聴電波専用エリア
これらはFC-S117にも搭載されているかもしれません。
商品説明を見る限り、個人的に受けた感想は受信機を限りなくGPSレーダー探知機に近づけたのではというものでした。
ご存知のようにGPS搭載無線機はID-51、VX-8G、FT1D、TH-D72などのように各社から発売されていますが、受信機にGPSが内蔵されたタイプとしては確かに世界初かもしれません。
ユニデンのBCD396XTでさえ位置情報ベース受信機能は外付けGPSを接続することで初めて機能します。敢えて速度取締の警報用にGPSを使いエリア限定受信機能を搭載する発想は、これまで出そうで出なかったであろう画期的なものと思います。
また付け加えるならば、FC-S789のGPSレーダー探知機能と65~70MHz帯の同報無線受信機能は他社の同等性能を持つ受信機と差別化できる強力なアピールポイントです。
受信機ということで2波同時受信性能や2波同時受信特有の制約(BバンドのWFM受信やイメージ受信)など、気になることは多々あります。またUSB端子からLOGデータ出力可能とのことですが、録音データもパソコンへ転送できるのかという疑問も自然とわいてきます。
今回発表されたエフ・アール・シーのFC-S789はアルインコDJ-X81のワンセグ音声受信&緊急放送受信機能のように、久しぶりにワクワクする受信機と思いました。
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