・XDR-64TV - ラジオ/CDラジオ・ラジカセ - ソニー
ソニー XDR-64TV (公式サイトから) |
XDR-64TVは幅5.5×高さ10.68×厚み1.69センチ、重さは電池込みで約94グラムです。
単4アルカリ乾電池2本またはオプションの追加で充電池が使えます。
色は黒のみです。
AMラジオとFMラジオ、ワンセグTV音声が楽しめます。一部地域でAM放送をFMで楽しめるワイドFMにも対応しています。
AMチューナーは放送外の1710kHzまで受信できます。
◆スペック比較
さて、XDR-64TVは生産終了したXDR-63TVの後継機です。早速スペック比較しましょう。公式サイトの比較表はこちらにあります。
ソニー XDR-63TV(公式サイトから) |
ソニー XDR-64TV(公式サイトから) |
外観は先に発売されている2バンドラジオSRF-T355(K)と同じです。
ソニー SRF-T355(公式サイトから) |
現行機種XDR-63TVと今回発表されたXDR-64TVの大きな違いは液晶表示の大きさです。液晶表示は2倍程度大型化し見やすくなっています。
XDR-63TVは黒と白がラインナップされていましたがXDR-64TVは黒のみです。
ソニー XDR-63TVホワイト(公式サイトから) |
本体上面の仕上げはシルバーからブラックに変更されました。
ソニー XDR-63TV上面(公式サイトから) |
ソニー XDR-64TV上面(公式サイトから) |
大きさと重さはともにXDR-63TVより増加しています。
機能と性能面ではXDR-64TVはXDR-63TVよりもワンセグ受信時間は3時間以上伸びたものの、FMとAMラジオ聴取時間は3時間以上電池の持ちが減りました。
FMとAMラジオの電池の持ちはSRF-T355(K)と全く同じです。ノイズカット機能の動作もSRF-T355(K)と同様です。
本体に時計機能が追加されています。めざましタイマーも追加されました。
バックライトはXDR-63TVから引き続き搭載されます。
そして、最も忘れてはならない追加機能としてワイドFM(FM補完放送)への対応があります。
キャリングケースはXDR-63TVやSRF-T355(K)同様、付属されずオプションもないので持ち運びは保護フィルムを加工して液晶画面に貼るなど、場合によっては各自で対応する必要があります。
◆プチレビュー
発売前のXDR-64TVをソニーストアで軽く触ってきましたので少し使用レポートします。
なおレビュー対象のXDR-64TVは発売前であるため製品版では変更される場合があります。またソニーストアは雑音の多い環境であることもお断りしておきます。試用中の写真はいつもの通りありません。
外観
XDR-64TV地域選択画面(公式サイトから) |
本体は色質感ともにSRF-T355(K)と変わりません。XDR-63TVと比べるとなんとなく大柄に見えますが液晶表示の見やすさは抜群です。
乾電池収納部はXDR-63TVやSRF-T355(K)同様、電池を1個ずつ個別に取り付けられる高級タイプです。
機能と使い勝手
初期設定は地域設定でお住まいの県を選び、ワンセグテレビの電波をスキャンし完了します。この辺りは同時発売のXDR-56TVと同じです。本体内蔵時計の自動補正はワンセグテレビから自動取得するようです。手動設定も可能です。
バックライトは橙色です。操作後に光り始め10秒経ってからバックライトが消えます。明るさは控えめです。常時ON設定は見当たりませんでした。
AMとFMそれぞれで周波数選局かプリセット選局を独立で選べます。ワンセグテレビはチャンネル選局か初期設定でスキャンした放送局のプリセット選局が選べます。
お気に入りボタンは各バンド独立した設定ができます。ワンセグテレビ音声の登録も可能のため、全バンドで合計30局まで登録できます。
スキャン機能はありません。
感度
手持ちのPLLシンセチューナー式名刺サイズラジオと市販の携帯電話のワンセグ受信機能を使い受信感度を比べました。ワンセグ用アンテナケーブルを付けた状態でワンセグテレビ音声とAMラジオともに名刺サイズラジオや携帯電話とほぼ互角でした。
FMラジオは雑音の影響がPLL式名刺サイズラジオよりわずかに粘りがあります。
音質
AMラジオの音質はSRF-T355(K)同様こもりが少なく、思いのほか聞き取れます。◆まとめ
XDR-64TVはSRF-T355(K)のワンセグ音声追加版です。ワンセグ音声の受信が不要であれば発売済みのSRF-T355(K)で十分でしょう。
充電キットBCA-TRG3KITの追加で電池交換がほぼ不要となります。
このXDR-64TVは2018年2月10日土曜日発売予定。価格はソニーストア価格で税抜き16880円です。
競合機種はパナソニックのRF-ND50TVと東芝エルイートレーディングのTY-TPR2、ロジテックのLRT-1SA01Pでしょう。LRT-1SA01Pは単4乾電池3本、それ以外は単4乾電池2本動作です。RF-ND50TVとTY-TPR2には自動時刻補正付き時計が内蔵されています。
数ある競合機種の中でXDR-64TVは、やや大柄ながら質感が良く、操作性もなかなか快適な印象でした。
(関連記事はこの下です)
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