結論から言いますとボリューム、スケルチ、メインダイヤルの再分解には相当骨の折れる作業のため、ロータリー・エンコーダをパネル基板へ固定する六角ナット(上記写真、各ロータリー・エンコーダ根本)は組み立て時、かなりきつめに締めておくべき、ということが分かりました。
万一私と同じ症状(メインダイヤルやボリューム、スケルチつまみががたつく)が発生した場合、一旦組み立てたTRX-305をパネルユニットのみの状態に分解し、各つまみのノブを(硬いですが)とにかくまっすぐ力任せに引き抜きます。ボリュームとスケルチつまみはある程度まで引き抜き、ロータリー・エンコーダの芯が見えたら(フロントパネルのプラ板は変形してしまいますが)マイナスドライバーでこじ開ける方法が使える場合もあります。
その後電源スイッチユニットを引き抜きフロントパネルをプラスチックシートごと剥がします。この時パネル基板のタクトスイッチがプラスチックシートに粘着していますので注意深くパネル基板をゆっくり剥がしてください。その後上記写真のように各つまみのナットが見えますのでロータリー・エンコーダ根本のネジを増し締めします。
お困りの方は参考にされるとよろしいかもしれません。
パネル基板のナットを増し締めし再組み付けしたフロントパネルの様子です。
メインダイヤルがガタついてしまったおかげでプラスチックシートのメインダイヤル周囲に擦れがついてしまいました。こうならないためにもロータリー・エンコーダとパネル基板のナットの増し締めを個人的には推奨したいと思います。
話は少々変わりますがTRX-305無線機の動作確認中の様子です。TRX-305を分解し、TRX-305MBに取り付けたパワーアンプ基板の電源コネクターを外した後TRX-305Aで作成した電源コネクターを介し電源を入れてみました。パネルの向きが反対なのは分解した状態で電源を入れる場合このようにならざるを得ないためです。
見た目は良さそうですが音量最大、スケルチ最小にしてもホワイトノイズしか聴こえません。電源スイッチを入れた際のボツ音はするためTRX-305MBとスピーカーとの接続は良さそうです。そういえば電源スイッチのLEDも点灯していませんね。LEDの付け間違えやTRX-305MBのファームウェアアップデートがまだなのが原因と思われますのでコントロール・パネル・ファームウェアのアップデートも合わせて引き続き調整していこうと思います。
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