2015/01/24

アルインコ DJ-PB20に新色追加

単3乾電池が3本あれば誰でも買ってすぐ使えるアルインコのベーシックモデル、20チャンネル特定小電力トランシーバーDJ-PB20に新しい仲間が加わりました。

大好評の特小トランシーバーDJ-PB20に新色のレッド、新発売! - アルインコ電子事業部

(写真は公式サイトから引用)

さてDJ-PB20のおさらいです。DJ-PB20は少量のチリやホコリの舞う場所や雨天の使用に対応し、400mWの大音量の音声再生やオプションのイヤホンコード断線検知機能を搭載した免許資格不要の特小無線機です。

中継器非対応モデルである反面安くなっていますが通話品質を高めるノイズ除去や音声簡易暗号化機能といった中堅クラスに装備されている機能を一通り網羅するお買い得モデルのひとつです。単3電池3本の無線機としてはクラス最薄。前モデルDJ-PA20のオプションを流用可能です。



これまでDJ-PB20のカラーラインナップは黒、白、黄色の3色でしたが、ここにきて赤が文字通りの鮮烈デビューです。なかなかいい色と思います。戦隊シリーズに例えるならば、長らくキャプテン不在の状態でしたが、ようやくDJ-PB20チームとしてまとまってきたといったところでしょうか。

これでブルーとピンク、グリーンのいずれかが揃えば戦隊は完成しますね。おっと、最近の戦隊モノは確か3人と一匹狼がセットのパターンもあったような...。であれば、これで戦隊としてはすでに完成していますね、失礼しました(笑)



とまあ余談はここまでとし、まとめに入りますと昨今のフロントパネルのみ色を変える手法はアイコムのIC-4110シリーズJVCケンウッドのUBZ-EA20Rと共通しています。バックパネルまで色を変えてもそれほど人の目に触れないのでフロントパネルだけで大丈夫ということなのでしょう。

振り返ってみますと昨年(2014年)の今頃、ファーストコムからFC-S20の新色が追加されたのは記憶に新しいと思います(下段関連記事参照)。同年、夏~秋にかけて八重洲無線からスタンダードホライゾンブランドから6色の薄型無線機SR100SR70が登場しHAMFAIR2014でも話題となりました。これらは現在のアイコムやJVCケンウッド新型機とは対照的にフロントパネルだけでなく全体に色があります。

無線機のカラバリ(カラーバリエーション)の本格化はJVCケンウッドの前身ケンウッドの頃に発売されたUBZ-LM20以前のモデル、2006年登場のUBZ-LK20あたりから始まったと思われます。アルインコのDJ-PA20も一時期は限定色を含め8色以上揃っていましたからカラバリはさほど新しい試みではありませんが、今回DJ-PB20に新色レッドが追加されたのはやはりユーザーからの"熱い"要望だったのかもしれません。

トランシーバーの選択肢がまた一つ増えたことはユーザーにとって嬉しいことです。

(関連記事はこの下です)



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【追記】アルインコ 特小DJ-PB20発売開始(2014/02/24)

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