2011/09/27

アイコム、本体93gの小型特定小電力トランシーバー

ハムフェア2011のアイコムブースで参考出品されていた中継対応特小無線機IC-4300。よしおは残念ながら実物を見逃してしまいましたがついに公式リリースの運びとなりました!

クラス最小・最軽量の幅47mm、本体重量93gを実現。防水タイプの特定小電力トランシーバー IC-4300を新発売。 |プレスリリース_アイコム株式会社

現行のIC-4100(D)が2008年発売ですからおよそ3年でモデルチェンジしたことになります。IC-4300は10月ごろ発売との話もありましたがなんと9月29日に発売決定となったようで、非常に喜ばしいことです。

アイコムのIC-4300は同価格帯の特定小電力トランシーバーの中では防水性能と剛性がひときわ優れており、それにもかかわらず国産アルカリ単3乾電池(AAサイズ)1本で丸1日は運用できる、安心の日本語表示が施されたコンパクトな製品です。

基本性能の向上と低価格だけにとどまらずIC-4300はこれまでのアイコムのトランシーバーに見られたデザインラインとは一線を画す、大人らしさを演出しこれまでよりもいっそう所有欲を満足させる仕上がりになっていると思います。個人的には赤と黒のツートンが特にいいですね。

詳細仕様は発売されるまでのお楽しみのようです。単3電池1本使用とのことですからベルトクリップ、スピーカーのAF出力と音質、そして市販の単3充電池使用可否あたりが気になります。



ひとつ気になる文言が。「腰や胸元に装着しても邪魔になりにくいよう配慮しました。」これです。

よしおはトランシーバーを胸元につけて運用することが多くあります。先日もそうでした。胸元に取り付けることでスピーカーマイク不要ではっきり受信音が聞き取れ、すばやい送信も可能というメリットがあるからです。

IC-4300本体上部にはネックストラップがつけられるであろう大きな穴も見えます。なるほど、それを想定した上での落ち着いたカラーリングと走っても揺れにくいアンテナの採用に至った訳ですね、納得しました。



今年のアイコムはこれまでとは一味以上違うようですからID-31然り、今回のIC-4300を含め今後の製品ラインナップに期待が持てますね。



左からIC-4300黒、IC-4300L(ロングアンテナVer.)、IC-4300赤です


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[関連情報]
IC-4300 おもな特長|業務用無線機器|アイコム株式会社

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