・SR40L SR40|資格・免許不要のトランシーバー - 八重洲無線株式会社
SR40L(左) 公式サイトから引用
今回発表されたSR40Lは現行モデルSR40のロングアンテナ版。単3アルカリ乾電池3本で約85時間使用できる、誰でも買ってすぐ使える中継器非対応20チャンネルトランシーバーです。
基本性能はSR40と変わらず、やや砂塵の多い環境や一時的な水没にも対応するIP57。音量は工事現場などでも対応できる高出力500ミリワット。
大型LEDインジケーターを搭載し送受信が一目でわかります。またチャンネル表示回転機能を装備し、本体を90度の向きで固定した場合のチャンネル表示を見やすくしています。
20チャンネルモデルのためエントリー機と思いきや、秘話やスキャン、対応機種間でバックグラウンドの通話ノイズを抑えるコンパンダ、イヤホン断線検出機能、ワイヤレスクローン機能など、業務用途には十分すぎるほどの機能を装備しています。
SR40LはSR40のロングアンテナモデルの位置づけですが、SR40のようにアンテナを回転して収納することはできず固定式となっています。
アンテナ長はSR40の6.8センチをはるかに凌駕する16.4センチ。アルインコのハイエンド特小トランシーバーDJ-R100DLやDJ-P24Lが実測で約16.1センチですからわずかにこれらを上回っています。
SR40L(右) 公式サイトから引用
またSR40Lはアンテナが長いため(大した差ではありませんが)SR40よりも9グラム重くなっています。
当然ですがオプションのリチウムイオン電池SBR-18LIが使える点もSR40と変更ありません。
気になる価格はSR40と同じ、税抜き15800円。ノーマルアンテナのSR40は6色から選べましたが、ロングアンテナモデルのSR40Lはブラックのみとなっています。
スタンダードホライゾンブランドの特定小電力トランシーバーでロングアンテナモデルは今回が初と思います。
個人的にはなぜ中級モデルのSR100AではなくハイスペックエントリーモデルのSR40をロングアンテナ化したのか不思議に思いますが、手軽に高感度性能が楽しめる点は評価できると思います。
この調子で他のモデルのロングアンテナ化もお願いしたいところです。
(関連記事はこの下です)
[関連記事]
・八重洲無線 85時間使用可能な特小SR40,SR45発表(2015/04/16)
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