・Radio digitisation in 2017 - Government.no(英語)
見出し部分をややラフに訳すと
「(ノルウェー)政府は新たな技術革新の時が来たと結論付け、ノルウェー国内のFMラジオ放送局の停波日時を決定した。この2017年内に全FMラジオ放送を廃止する決定は2011年のノルウェー国会で公布されたラジオのデジタル化の命令に基づくものである。」
となります。
またノルウェーの文科省は2017年のFMラジオ放送終了はおおよそ以下の4点が判断の理由と述べています:
・NRK(ノルウェー放送協会)のラジオのサービスが人口の90%を超えてカバーしていること
・デジタルラジオがリスナーに付加価値をもたらすこと
・車でのラジオの受信環境が十分整ったこと
・ラジオのリスナーの半数以上がすでに毎日デジタルラジオ放送を聴取していること
ノルウェーが2017年にFMラジオ放送を廃止すればAM、FMを含む国営アナログラジオ放送終了の世界初のケースとなるようです。
またノルウェーの総務省に当たるNKOMのこちらの公式Webサイトの発表によると基本的に公共放送を含むノルウェーの全FMラジオ放送は終了と読み取れますが、現存する一部地方の小規模なラジオ局はFMラジオ帯域の放送電波が2017年以降も引き続き使用できる例外はあるようです。
今後ノルウェーはDAB(デジタルオーディオ放送)というデジタル方式へラジオ放送をほぼ完全移行します。日本国内ではV-Lowマルチメディア放送(i-dio、下記関連記事参照)が間もなく今年(2016年)3月に福岡をはじめとする一部地域で正式に開始されます。
どちらの規格が良いかは各国の事情があり一概には言えないでしょう。ただ、DABという規格の存在意義を考えると海外ではラジオ文化が根強く生きている状況が伺えるのではないかと思います。
(関連記事はこの下です)
[関連記事]
・独放送協会 AMラジオ放送を2015年末に停波済み(2016/01/07)
・ラジオフランス 中波放送を終息(2015/12/31)
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