「管球アンプの「実験機」 300Bシングルステレオパワーアンプ"TU-LAB" 再販売」
・http://www.elekit.co.jp/product/detail/00920
今回再販されたTU-LABは真空管アンプの電子工作キットです。
製品型番は「TU-8300R」。2009年に限定販売されたキット「TU-8300」がこのたび5年ぶりに「R」となって復活しました。
使用真空管は300Bと12AT7が各2が付属。交換用真空管としてエレキット製品でよく使用されているKT88(6550)以外にもKT66、EL34(6CA7)、6L6GC(6L6シリーズ最大出力)が差し替えて使用可能とのことです。
再生周波数は15ヘルツ~40キロヘルツの広帯域。スピーカーが良ければオープンリールやレコード、96kHzのハイサンプリングDATやハイレゾ音源にも十分対応します。
もちろん大切な真空管を傷めないための保護回路も装備されているようです。
価格は税抜き8万9千円。8%税込みでは9万6千120円だそうです。一見高価に思えますが300B真空管が2セットで約4万円で12AT7が2セットで4千円~8千円、変圧器が2基で2~10万円ですから、アンプ本体はケース込みで高くても2万円程度という破格の設定です。
エレキットには現在9種類の真空管アンプ電子工作キットがラインナップされています。価格は2~6万円程度までありますから9万円手が出せない方は安価なものから挑戦されてはいかがでしょうか。少々値は張りますがTU-8100やTU-882AS、TU-HP01などハンダ付け不要な製品もあります。
アンプの電源を入れると真空管がじんわりと光りだしてから音が聴こえる、現代ではなかなか味わえないノスタルジーな世界に浸りながら薄暗い電球の灯る部屋でソファーに腰を下ろし、ウィスキーやウォッカを片手に、音楽に浸る......これほど贅沢なことはありません。
注:お酒は20歳になってから
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