・AR-DV10 発売延期のお知らせとお詫び|お知らせ|株式会社エーオーアール AOR, LTD
AOR AR-DV10 |
2017年内の発売はできなくなったと判断して良さそうです。
ここでAR-DV10について、あらためてハムフェア2017の情報をおさらいしましょう。
AR-DV10はデジタルモードの復調が可能なハンディタイプの非SDR広帯域受信機です。
0.1-1300MHzまでのアナログモードとVHF航空無線より上の周波数受信時のデジタルモードに対応しています。AR-DV1と異なりローVHFのデジタル復調は対応しません。
対応デジタルモードはアルインコ方式、D-STAR、八重洲方式、DCR、dPMR、DMR、NXDN、P25、TETRAの一部モードです。AR-DV1同様、国内にある大半の独自規格のデジタル無線は復調できません。
2波同時受信には対応しませんが3VFOに対応します。
主な端子はBNCアンテナ、マイクロSDスロット、ミニUSB、外部電源、イヤホンです。
基本的にはAR-DV1とほぼ同じ機能があるようです。
VFO切り替え時は必ずENTERを押す必要があります。
IQ出力はありません。
本体はIPX5の防滴仕様で大雨でも使えるスペックです。
録音機能はAR-DV1相当のため2017年末発売予定のアイコムIC-R30やユニデンアメリカのBCD436HPなどに比べて使い勝手ははっきり言わなくても格段に劣ります。
バッテリーは付属充電池で6時間ほど使えるとのことです。乾電池ケースオプションなども登場予定ですが大容量充電池のオプションは登場予定がありません。
話を戻しますがAR-DV10の発売延期の理由は恐らく重大な問題が発見されたか、部品が手に入らないなどが原因と予想できます。
このような発売延期情報を公式に発表する姿勢はいつまで経っても発売されない不安がひとまず軽くなるため、よしお個人的にも好意を持って受け入れられるものです。
AR-DV10発売がいつになるのかはあらためて発表されることでしょう。
あとはアイコムがAORに続きIC-R30の発売を延期しないことを祈るだけです。
アイコム IC-R30 |
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