・JVCケンウッド TALKBIT特定小電力トランシーバー UTB-10 (Amazon)
(写真はAmazon商品ページから転載)
説明によると生産完了したUBZ-LM20と同等のIPX2(少雨程度、豪雨や水没は不可)の防滴性能で20チャンネル、ラウドネス(音量アップ)機能を搭載したの中継非対応特定小電力トランシーバーとのことです。
UBZ-LM20との違いは音声連動送信(VOX)機能やスクランブル(内緒話)機能に非対応とのこと。それ以外はUBZ-LM20同様に液晶バックライトや回転アンテナや空きチャンネルスキャンといった基本機能などはきっちり装備されているそうです。
写真を見る限りUTB-10は塗装コストなどを抑えることで低価格化を達成したものと推測できます。
液晶画面は5月に発売されたUBZ-LP20シリーズやUBZ-LP27Rと同一のようです。
外観は2003年登場のUBZ-LJ20によく似ています。UBZ-LM20やUBZ-LK20と同じ形状としなかったのは恐らく旧モデルとの区別をできるだけつけようと考えた末の結論ではないかと推測します。
メーカー公式Webサイトに掲載されておらず、パッケージには中国製の表記があることから、新手の海賊版では?と勘違いしそうな気もしますが総務省の電波利用ホームページによると工事設計認証はきっちり通っていることから、UTB-10という機種はまぎれもなくJVCケンウッド製であると分かります。
それにしてもこのUTB-10という機種、発売されているにもかかわらずネット上で発表されていない...まさに謎のトランシーバーですね。もしかするとJVCケンウッドの新しい(Webを使わない)マーケティングのため敢えて公式サイトでの発表はなしというスタンスなのでしょうか。
何はともあれ、少なくとも価格は発売当初から1万円を切っているためKENWOODブランドのトランシーバーの性能を安価に体験したい、またはケンウッドトランシーバーを大量に安く入手したいと考えている方には朗報と思います。
(関連記事はこの下です)
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・JVCケンウッド 特小無線機UBZ-LP20/UBZ-LP27R発表(2015/05/13)
・ケンウッドUBZ-EA20R使用レポート(2013/11/03)
・UBZ-EA20R送受信性能比較実験(2013/11/17)
・JVCケンウッド 登録局車載機TMZ-D504発表(2014/03/08)
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