2015/07/13

東海ハムの祭典2015ぶらり散策

愛知県日進市で開催された第47回東海ハムの祭典(2015)を見に行きました。

上の写真は開場前の様子ですが、イベント開始直前の会場の駐車場はほぼ満車といっても過言ではない状態。それを反映してか、エントランスでは予定時間よりも前にテープカットが始まりました。残念ながら写真を取り逃しました...。



屋外会場のデューラス(DEURAS)-Mを見学しました。ちょうど電波の発信源を特定するデモを実施していました。

車内には大型液晶モニターと受信装置が確認できます。

よく見ると以前当ブログで紹介した(下の関連記事参照)独ローデシュワルツ社製の超広帯域受信機PR100らしき機器が装備されています。

特に参加者の持つ無線機を方向探知するデモは興味深く、見学者から歓声が上がっていました。


このDEURAS-Mのお値段はなんと、住宅一戸建てが買える相当だそうです...。



さ、さて気を取り直して会場内の様子は...すみません、DEURAS-Mの価格に圧倒されてしまい思わず写真を撮り忘れました。やや投げやりではありますが地元のケーブルテレビ局らしきカメラクルーが取材に来ていたり、出店されていたショップの関係者らしき方が撮影されていましたので別の機会に紹介されることでしょう。

出店ブースで驚いたのは地場産の高級果物が破格で売られていたことでしょうか。このアプローチは予想外でした。




メーカーの新製品を一部ご紹介しましょう。今回会場で最も気になったものはこちら。

コメットアンテナのアンテナアナライザーCAA-500MarkII。CAA-500の後継品です。実働品を見るのは今回が初めてです。海外ではすでに発売されているようです。

1.8インチのカラー液晶を搭載しアルカリ乾電池6本で10時間程度連続駆動。HFから144MHz周辺の測定は本体上部のM型コネクターへつなぎ、430MHz周辺は本体右のN型コネクターへ接続し測定するそうです。単3充電池の充電機能を搭載。乾電池を誤って充電しないよう、内部に乾電池と充電池の切り替えスイッチを装備しているそうです。

SWR周波数スイープのデモを見ましたがスイープ中にアナログメーターが変化していく様がなかなか面白いです。これでExcelへ測定データが出力できれば高価な測定器を買わなくても手軽にアンテナ特性が測定できるのですが...。

国内での発売はハムフェア2015の終わり頃を予定しているとのこと。価格はあくまでも予定で7万円程度になるのではとのことです。オプションの肩掛けキャリングケースは現行モデルCAA-500と共用できるそうです。



以上、非常に簡単、いやずいぶん偏った内容でしたが東海ハムの祭典2015の様子を紹介しました。

東海ハムの祭典は屋外ブースを除き、関ハムの開催場所である池田市民文化会館の雰囲気とほぼ同じと思います。可能であれば西日本ハムフェアーほどのより広い場所が欲しいところです。

今後は農産物紹介も然り、無線に関連するようなご当地名産品ブースの出店など、地方ならではの特色を生かしたさらに濃密なイベントになることを個人的には期待しています。

(関連記事はこの下です)

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