比較方法は両者の機能に関するキーワードを商品説明から抜き出し、機種ごとに並べるという単純なものです。
早速両者の比較に移ります。
下表の左がFTDX1200、右がFT-991です(クリックで拡大)。両者の機能が異なる部分は黄色、不明な部分は灰色としています。
「広帯域受信」項目の黄色を塗り忘れていますのでご注意ください。
単純に商品説明からFTDX1200とFT-991の機能を抜粋しただけでもこれほど項目がありますから、実際にはより多くが盛り込まれているはずです。
一言でまとめますと、FT-991は操作に関する拡張性を持つコンパクトオールモード機といったところです。
FTDX1200がオプション追加により機能や性能向上を達成できるのに対してFT-991は機能はオプション不要ながらも最低限盛り込み済みの項目が少なからずあります。
また、スペースの都合上ツマミやボタンの多く配置できないFT-991のほうがタッチパネルも含め、操作へのカスタマイズがやや柔軟に対応できる傾向です。個人的には固定されているRF GAINツマミもカスタマイズできればよかったと思います。
FT-991はさすがに上位機種とほぼ同じ性能や機能とは言い切れない部分はあるもののV/U対応であり、これまでの製品と比べ格段に移動運用時に得られる情報量は増加しているため、使い勝手は別として少なからずより確実なコンディションの把握に貢献するのではないかと期待しています。
素人的な見解で恐縮ですが機能に関して上位機種から大幅に削減されている様子はないため、価格的にも割安感はあると思います。
(関連記事はこの下です)
[関連記事]
・FTDX1200 vs FT-991カタログ仕様表比較(2015/03/01)
・八重洲無線、海外でFTDX1200シリーズ発表(2013/05/19)
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