2017/11/19

エフ・アール・シー 特小無線機ABLEON AT-20情報公開&スペック比較

F.R.Cから”エブロン”ブランドを冠した特定小電力トランシーバーAT-20の製品情報が公開されました。

AT-20 特定小電力トランシーバー 【F.R.C エフ・アール・シー】

F.R.C. ABLEON AT-20 (公式サイトから)


AT-20は1台あたり単3乾電池3本で動作する、免許資格不要で誰でも買ってすぐ使える、2台1組の特定小電力トランシーバーです。

バリュースペック品のため同社が販売するFC-R1を含む、通話距離を伸ばして使うレピーターには対応しません。


AT-20トランシーバー自体はアマゾンで7月から取り扱いが開始されていたもののエフ・アール・シーの公式サイトには掲載がありませんでしたが、11月17日ようやく製品情報が公式に公開されました。
エブロン AT-20 付属品一式(公式サイトから)


さて、このAT-20は同社からリリースされているイヤホンマイクとベルトクリップが標準付属の、2台1組特定小電力トランシーバーEXPLORERブランドET-20XNT-20と同じ大きさと重さで、使用時間は不明ですがNEXTECブランド NT-20とそっくりです。
EXPLORERブランド ET-20X(左)とET-20XG(右) (公式サイトから)

NEXTECブランド NT-20 (公式サイトから)



分かる範囲で3機種のスペック比較をしてみましょう(下記クリックで拡大)。

やはりET-20XNT-20と同じ大きさと重さで、使用時間は不明ですがNT-20と同じスペックのためスペックは同じと考えて間違いないでしょう。

ET-20XNT-20と同様、38通りのグループモード(トーンスケルチ)など必要十分の機能に加えチャンネルスキャンも備えているでしょう。防水や防塵性能がないのも同じでしょう。

AT-20のオプションの型番はありませんが、付属品の写真が上記製品と同じため恐らく同じです。


上記のとおりエブロンAT-20は長らく公式Webサイトに本製品は掲載されていませんでしたが、製品情報が掲載される以前にF.R.C.の公式ツイッターでアマゾンの商品掲載サイトURLをつぶやいています。




ET-20XNT-20とこのエブロンAT-20の住み分けは指定店専売モデルの違いのようです。状況からAT-20は恐らくアマゾン専売モデルと思われます。

ET-20XNT-20、そしてこのAT-20はどれもほぼ同一形状と同じスペックのため、どれを選んでも無線機としての性能は変わらないでしょう。

他製品と比べ導入コストが破格ながらトランシーバー本来の性能は普通のため、晴天時のキャンプなど一般のレジャーや短期で軽作業をする場合には気軽に使える製品と思います。

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