(CFD-S70 公式サイトから)
・CFD-S70 - ラジオ/CDラジオ・ラジカセ - ソニー
CFD-S70は名前のとおりCDプレーヤー、カセットレコーダー、ラジオが三位一体となったパーソナルオーディオシステムです。
大きさは幅31×高さ14×奥行き21.2センチ。重さは乾電池込みで約2.3キログラムです。コンセントによる電灯線のほか新品の単2アルカリ乾電池6本でCDが約10時間、カセットテープ再生時約15時間、ラジオ聴取時約23時間使用できます。
スピーカー出力は1.7+1.7ワットと、一般住宅のひと部屋だけで楽しむには十分な音量があります。重低音を増強するMEGA BASS機能も搭載されています。
ヘッドホン端子のほかICレコーダーやオーディオプレーヤーが接続できる音声入力端子(ケーブルはオプション)も装備しています。
各部を見ていきましょう。まず外観から。
本体は黒、白、ピンクホワイトの3色から選べます。
(CFD-S70 公式サイトから)
操作ボタンは本体上部に集約され、そこを探せば使える親切設計となっています。
(CFD-S70 公式サイトから)
液晶表示にはバックライトを搭載。カセット操作中の液晶表示は不明ですがラジオ聴取時、CD再生時、外部音声入力時は周波数や再生時間などが液晶表示されます。
電源ボタンは本体上面左端奥。音量は本体上面右端奥にあり、ボタン式の電子ボリュームとなっており長期使用時のボリュームのガリ音が出ない仕組みです。
リモコンは付属しません。時計機能、目覚し機能はないシンプルな構成となっています。
次に各機能をチェックします。
CDプレーヤーはCD-RとCD-RWに対応。音楽CDのほかフォルダー下にある普通のMP3ファイルが再生可能です。CD録音機能はありません。再生モードはプログラム再生など一般的な機能を一通り備えています。語学学習用のA-B区間リピートはなさそうです。
カセットレコーダーはノーマルポジションのカセットに対応し録音と再生が可能です。ボタンはカチッと力を入れて押す機械式。フルオートシャットオフに対応しボタンを押したまま放置することによるテープの伸び、本体の故障の心配がありません。
ラジオはFMとAMの2バンド。FMは76~108MHzのFM補完放送対応のワイドFM。AMは恐らく531~1710kHzに対応しています。V-Lowマルチメディア放送のi-dio(アイディオ)音声や地上波デジタルテレビ音声は聴取できません。
外部音声入力端子は恐らくステレオ。カセットテープへの録音は生産完了となったと思われるCFD-S51同様可能と思います。
このほかCDをカセットテープへ録音するCDダビング機能、ラジオをカセットテープへ録音する機能、スリープタイマーに対応しています。
さて、CFD-S70は前作のCFD-S51と見た目がそっくりです。どんな機能が違うのか見ていきましょう。
■CFD-S70にあってCFD-S51にない機能
- MEGA BASS
- スリープタイマー
- (スリープ)タイマーボタンの追加
- カセットテープのフルオートシャットオフ(CFD-S51は録音と再生時のみ)
- FMは20局、AMは10局までのラジオのプリセット(登録)
- プリセット選局用「登録局選択+/-」ボタンの追加
- +2時間電池の持ちアップ(新品アルカリ乾電池動作時)
- 消費電力が1.2Wから1.1Wに減少
■CFD-S51にあってCFD-S70にない機能
- モノラルミキシングマイク外部入力(カセットテープ録音機能含む)
- 外部マイク拡声
マイクロホン入力端子廃止以外は細かいアップデートがなされているようです。
なおピンク色を選ぶ場合、写真ではCFD-S70のほうがCFD-S51よりも薄くなっています(下記はCFD-S51のピンク)。
(CFD-S70 公式サイトから)
CFD-S70の発売は今年10月22日土曜日を予定。気になる価格はソニーストアで税抜き7880円です。
細かい機能アップが図られたCFD-S70ですが、音にこだわらずカセットテープは時々使う程度、何よりもカラオケを楽しみたいのであればCFD-S51を選ぶとよいでしょう。
個人的にはAMラジオのこもり具合は解消されているのか、CDの音質は良くなっているのかが気になります。
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