・Android5.1(Lollipop)搭載SIMフリースマートフォン i-dio Phone - covia
「とうとうスマホの話題か、よしおも終わったな」と思われたそこの方、少しお待ちを(笑)
まあ100%スマホのトピックではないというのは嘘になりますが...。今回はV-Lowマルチメディア放送、i-dioに関連した話題です。
すでにご存じの方もいらっしゃると思いますがi-dioとはエフエム東京の持ち株会社の子会社、東京マルチメディア放送が2016年3月に正式サービス開始予定の、V-Lowマルチメディア放送サービスの別称です。
このi-dioというV-Lowマルチメディア放送は一言で表すならば、"インターネット"と"放送" 双方のメリットを取り入れた新サービスです。補足ですがV-Lowマルチメディア放送は99~108MHzの旧アナログテレビ放送帯域の一部を使用するサービスです。
こちらの公式資料(pdf)を元に説明すると、i-dioは従来の放送という"コンテンツ(番組)製作=放送局"の枠を取り去り、放送局以外会社が放送電波でコンテンツを提供できるサービスのようです。
これを無理やり例えるならばおおよそ「(au、docomo、SoftBankのような携帯電話事業者の4G(LTE)回線を借用する格安SIMサービス会社」でしょうか(他に良いたとえがあれば是非教えてください)。
他にも、緊急時に不特定多数が必要な情報をi-dioを通して一斉配信することでインターネットの下り回線をひっ迫させにくいメリット等々が生まれるようです。
i-dioを聞いて思い出されるサービスとしては来年(2016年)6月末にサービスを終了するV-Highマルチメディア放送(NOTTV、モバキャス)やかつて存在していたモバHO!があります。これらとi-dioとは双方向サービスの充実や地域性を出すなどの点が異なるようです。
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さて、話題をcoviaの"i-dio Phone"に戻します。ようやく本題です。お待たせしました。
このi-dio PhoneのスペックはAndoroid5.1でクワッドコアCPU、RAMが2GB、ROMが16GB、5インチ(720×1280)のIPS液晶を持ち一見、普及型と思しきただのSIMフリースマートフォンですが、向かって右側を見ますと.....
このように"折りたたまれたように見える"、長さ10センチ程度のアンテナらしき細長いものが収納されていることが分かります。
恐らくこのアンテナが180度展開してi-dio放送サービスが受信出来るのでしょう。いや、展開しなくても受信できるのかもしれません。もしかすると超弾性合金エレメントを使用した2段ロッドアンテナになっているのかもしれません(予想は外れるかもしれません)。
このi-dio PhoneにはワンセグTV受信機能とワイドFM対応のFMラジオ受信機能も装備されているようです。残念ながらAMラジオの受信には対応しないようです。この10センチ程度のアンテナはワンセグTV放送とFMラジオの受信にも対応しているかもしれません。
これならイヤホン端子にヘッドホンを接続しなくてもi-dioのサービスやFMラジオが楽しめそうです。
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まとめに入ります。
今回発売されるcoviaのi-dio PhoneはV-Lowマルチメディア放送からFM放送までをカバーするアンテナを初搭載したスマートフォンと思います。
よしお個人としてはスマートフォンにラジオ受信用アンテナが装備されたことが"熱い"と思います。
i-dio Phoneの発売日は2015年12月21日。価格は3万円程度となっており、家電量販店などで取り扱うとのことです。気になる方はチェックされてはいかがでしょう。
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