(山善ウェブサイトより引用)
・「ラジオボイスレコーダー」を新発売 - YAMAZEN
・YVR-R303製品案内 - 山善
YVR-R301、YVR-R302の置き換えという位置づけだそうです。
プレスリリースにも一部ありますが独断も含めたYVR-R303の主な特徴は以下と考えています。
1) カラー液晶表示
2) リニアPCM録音対応
3) ラジオ予約録音
4) 小型サイズながら大音量を実現
5) 時刻自動補正
6) ラジオ受信レベル表示
7) AM外部アンテナ端子
1) カラー液晶表示について。
これまで同社から発売されているラジオレコーダーにもカラー液晶のついたモデルはありましたがいずれも電池4本駆動でした。
YVR-R303は単4アルカリ乾電池2本または単4ニッケル水素充電池2本駆動でカラー液晶を搭載した画期的なモデルです。
2) リニアPCM録音対応について。
電池4本駆動モデルではリニアPCM録音再生に対応していましたが、縦長モデルでは初となります。
16bitの48kHzリニアPCM録音再生が可能となった反面、MP3録音に対応しなくなった(再生は可能)点はユーザーによってはマイナスポイントでしょう。個人的には128kbpsの音質で録音はほとんどしないため問題はないと考えています。
3) ラジオ予約録音について。
元々YVR-R301、YVR-R302に装備されている最大20件まで可能な予約録音機能は継承されています。スペックダウンしていなさそうな点は高評価です。
4) 小型サイズながら大音量を実現について。
YVR-R301、YVR-R302は単3電池1本駆動ということもあって音声出力が50mW止まりでしたがYVR-R303では電池4本クラスのモデルと同等の300mWという大音量を確保しています。
5) 時刻自動補正について。
オリンパスやソニー製品ではおなじみの機能ですが、ついに山善の製品にも装備されました。時刻を合わせ直す手間が省けるほど便利なものはありません。
6) ラジオ受信レベル表示について。
他社製品のラジオレコーダーには装備されていない機能です。
バリ3(死語?)=アンテナフルスケール=綺麗にラジオが聴ける・・・とは限らない部分がアナログラジオ故の奥深さですが、携帯電話やスマホと同じ形の電波表示は直感的に分かりやすいです。
7) AM外部アンテナ端子について。
アンテナは付属せずオプション扱いですが遂に低価格ラジオレコーダーにもいよいよ感度重視の波が到来したということでしょうか。外部アンテナを取り付けた時の性能アップが楽しみですね。
YVR-R303の代表的な特徴を挙げましたが従来機との違いがあまりよく分からなかったので、作成したYVR-R301、YVR-R302との仕様比較も併せて載せておきます。
(クリックして拡大)
このように今回発表された山善のラジオレコーダー、YVR-R303は上級機の機能を盛り込みつつ、ユーザーインターフェースを一新したことで従来機と比べ使いやすくなっている印象です。
ボタンの操作性や音質、ラジオの感度やカラー液晶のノイズの影響などは実際に使ってみなければ何とも言えません。しかしラジオの受信感度を向上する工夫はそこここに散りばめられているようですから、より一層快適なラジオ録音ライフを予感させるアイテムと思います。
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