・DJ-DPS50(AMBE方式)
・DJ-DP50H(RALCWI方式)
DJ-DPS50はアイコム、バーテックス・スタンダード、ケンウッドなど各社351MHz帯30チャンネル登録局対応トランシーバーと交信可能。
対するDJ-DP50Hはアルインコがこれまでに発売したDJ-DP10シリーズを始めとするRALCWIコーデックに対応した351MHz帯30ch登録局対応トランシーバーと交信可能となっています。
DJ-DPS50、DJ-DP50Hともに送信出力は最大5W。IPX7防水性能を有するタフな仕上がりとなっており、付属品が一式セットになっていることなどを含めてもカタログスペックではアルインコ製以外の登録局対応トランシーバーと互角に渡り合える感触です。正面から見たときのスタイルもこれまで以上にブラッシュアップされていると個人的に思いました。参考ですがDJ-DPS50とDJ-DP50Hは本体上にある通報ボタンの色が異なります。
DJ-DPS50とDJ-DP50Hの目玉は何と言っても今回登録局対応トランシーバーとしては公式に初めてパソコンで機能拡張が可能となったことでしょう。詳しいことは未知数ですがショートメッセージ内容の編集やトランシーバー内部の衝撃センサーを使った何らかの動作、バッテリーセーブ機能などが設定できそうなニュアンスが製品カタログから見て取れます。
交信開始時の音声頭切れを防ぐPTTビープ機能や送信中の音声がモニターできるコールバック機能など、トランシーバーの使い勝手を向上する機能も満載。パソコンとの親和性の深さも魅力のDJ-DPS50とDJ-DP50H。念願の5W機種がアルインコから発表されたことも衝撃的ですがこれで価格が他社の登録局ハンディ機と同等もしくはそれ以下となれば登録局対応トランシーバーの普及にいっそう弾みがつくことでしょう。
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