・ TRX-1 - Radio Scanner - Whistler Group Inc(英文)
・ TRX-2 - Radio Scanner - Whistler Group Inc(英文)
TRX-1
Whistler TRX-1
新型デジタルハンディスキャナー(受信機)です。 見た目は WS1080 や WS1088 と似ていませんが、というのも "ケース" と"2カラーのインサート(緑色 と 灰色)" が装着されているためです。ケースを取り外すと外観は WS1088と同じになります。
内部的にはDMRとMotorola TRBOの復調に新規対応しています。2016年5月17日に言及されたとおり, "Motorola P25 Phase I, X2-TDMA, Phase II と DMR" "Hytera XPT", "MotoTRBO™ Capacity Plus", "MotoTRBO™ Connect Plus", "MotoTRBO™ Linked Cap Plus systems"(いずれも秘話がかけられていない通話のみ) が聴けます。加えて彼らはNXDNの復調を実現するアップグレードを準備中と発表しています。
価格は約650ドルと, WS1088よりも50ドル高価です。つまり50ドル分がDMR復調代とサポート予定のNXDN復調代、そして付属ケース代ということです。
TRX-2
Whistler TRX-2
新型モービルデジタルスキャナーです。見た目はほとんど WS1098と同じ。 WS1098 と TRX-2 の違いは WS1088 と 上述のTRX-1 のそれと似ています。 つまりTRX-2 は内部アップグレードに対応した WS1098ということです。
TRX-2の価格は730ドル, WS1098よりも50ドル高いです。
Uniden Americaから発売中のBCD436HP と BCD536HP は50ドルで DMR復調アップグレードに対応するようですがNXDN復調についてはアナウンスされていません。今のところTRX-1/TRX-2 のほうがBCD436HP/BCD536HPよりも勝っているようです。
NXDN復調に対応するということは即ち、もしかすると351MHz登録局(簡易デジタル)通信の復調が将来TRX-1とTRX-2で可能となるかもしれないことを示唆しています。仮にもデジタル簡易無線の復調対応のハンディ機となればうれしい知らせです。
TRX-1、TRX-2の発売予告は(2016年)6月末でしたが米国内での発売が遅れているようで、一部情報によると8月になるのではという見解もあるようです。国内でも発売してもらえるとありがたいのですが.....。
(関連記事はこの下です)
[関連記事]
・米ウィスラー 新スキャナーWS1088, WS1098製品情報公開(2015/12/29)
・デイトンハムベンション2016ぶらり散策(2016/05/26)
0 件のコメント:
コメントを投稿
現在コメントに返信できない状態です。ご不便をお掛けします。