2016/05/07

AR-DV1のキーン音の考察

ご存知のとおりAORのデジタルボイスレシーバーAR-DV1を使用しています。
ファームを最新の1602Aに更新しましたが以前お話ししたようにAR-DV1のキーン音が相変わらず煩わしいです。

このキーンという音声がAR-DV1から出ていることは個人的には間違いないと思いますが「聞こえない」という方がいらっしゃいましたので事実をチェックしました。


最初にキーン音の発生がスピーカーからなのかそれ以外なのか不明であったためAR-DV1のPHONESジャックにステレオミニプラグを差し込んでみました。

結果、何も変わりませんでした。これはキーン音がスピーカーからではなく内部から出力されていることを示唆しています。


次にAR-DV1のノイズを録音し音声成分の解析を試みました。

* 検証機材
- AOR AR-DV1
- SONY ICZ-R250TV ICレコーダー
- WaveSpectra 音声成分解析用ソフト
- 音声成分解析用PC

ICZ-R250TVには44.1kHz/16bit リニアPCM録音機能があります。


検証方法は以下です;
1) ICZ-R250TVでAR-DV1のキーン音を録音
2) WaveSpectraで音声成分をチェック


結果は以下の通りです;
(AR-DV1電源切時)

(AR-DV1 D-CRモード受信時)


上記のようにAR-DV1から高域音声ノイズが発生していることが分かりました。ピークは9.6kHz, 12kHz, 14.5kHz, 17kHz, 19.5kHzです。もしかすると19.5kHzは折り返し歪みかもしれません。

恐らく音声周波数が高音のため人によっては聞こえないと思います。よしおがオオカミ中高年?でないことは証明されました(苦笑)



ひとまず懸案事項は解決しまし...おっと、このAR-DV1の高音ノイズを止めるという真の問題がまだでした。

モスキートノイズとの戦いはまだ始まったばかりです(笑)

(関連記事はこの下です)


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