2016/02/13

AR-DV1 ファーム1512Dプチレビュー

国内で使用されている一部のデジタル無線が復調可能なAR-DV1にファームウェア1512Dを適用しました。

デジタル本記事作成時点で1601Bのファームがリリースされていますが今回は一つ前のバージョンを適用し気が付いたことなどを少しだけ書いてみます。


1512Aで発生していた、アナログモードに設定すると電源起動直後からブー音が消えない、Sメーターが固着することがある問題は解消したようです。

メモリースキャン関係はファームウェアのバージョンアップ中に誤ってデータを消失させてしまったため未確認です。

ある周波数でAUTOモードでデジタル通信を復調し、周波数を変え次のデジタル無線を復調しようとするとまれにゴミデータが復調される症状は引き続きありますが大した問題ではありません。


当初のレビューで待機中にAR-DV1からキーン音が聞こえてうるさい件は引き続き健在です。これに関しては新たにMODE切替によってキーン音の周波数が変化する現象を確認しました。

具体的にはAUTOを含むデジタル復調モードのキーン音が最もうるさく、次いでFM、AM/SSBなど、の順です。詳しく調べてはいませんがこの順でキーン音の周波数が下がるというものです。

あくまでも予想ですが音声をD/A変換する際のサンプリング周波数がAR-DV1本体から出てしまい、結果キーン音が出ているのではと推測します。


このキーン音がスピーカーから出力されているのであれば、音声サンプリング周波数を上げてキーン音を追いやるか別途フィルターを追加することで収束するのかもしれません。

AR-DV1はファームウェアのアップデートにより進化する受信機です。今後のバージョンアップに期待しましょう。

(関連記事はこの下です)


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