・TY-TPR2:新製品情報:東芝エルイートレーディング株式会社
・TY-TPR2商品情報:TV音声_AM_FMラジオ:東芝エルイートレーディング株式会社
(写真は公式サイトから引用)
TY-TPR2は単4アルカリ乾電池2本で駆動する名刺サイズラジオです。
本体は大型フルドット液晶により漢字を含む日本語表示に対応。デジタル選局を採用しワンセグTV音声の他FMステレオ、AMモノラルの3バンドに対応。
FMはさらに今年2015年からサービス開始された補完放送の受信にも対応。なんと他社にさきがけ一部地域(秋田、埼玉、千葉、東京、神奈川、富山、愛媛、鹿児島)のFM補完放送の周波数がプリセット済みという力の入れようです。
FM補完放送についてはこちらの同社特設サイトにて説明されています。
FM受信時は付属のステレオイヤホンがアンテナとして作用するため接続が必須です。AMとワンセグ音声受信用アンテナは本体に内蔵されています。
また通勤にうれしいアラーム機能や目覚まし機能、スリープ機能を搭載。更に今回、時刻の自動補正機能も装備し購入直後や電池交換後の時刻再設定が容易になったそうです。
次に現行モデルTY-TPR1と比較します(下表、クリックで拡大)。
外観は7セグ液晶から同社の2バンド名刺サイズラジオTY-SPR5に採用されたものと同等と思われるフルドット大型液晶へ機能アップしました。重さと大きさは変わらないようです。なんと液晶バックライトも新規追加され視認性が向上しています。
FM補完放送に対応した反面、電池持続時間に変化があるようです。
具体的にはAMとFM受信時の電池持続時間はスピーカー再生、イヤホン再生に関わらずTY-TPR1と比べ約3~7時間短くなった一方、ワンセグ音声受信時間は約3~5時間長くなっています。恐らく内部に見直しが入ったのではと推測します。
ワンセグテレビ音声受信は引き続き2重音声切り替えに対応しています。先に挙げたワンセグ音声受信時に時刻を自動補正する機能も追加されています。
TY-TPR1はオートスキャンとプリセット機能によりその場で受信可能なTVチャンネルや周波数を自動登録する仕組みでしたが、TY-TPR2は登録済みの地域設定からお住まいの地域を選ぶだけで設定が完了する仕組みへ変更されました。
付属のステレオイヤホンはカナル(密閉)式となり交換可能なイヤーピースも2種類付属します。
(写真は公式サイトから引用)
さらにステレオイヤホンには手元音量調節機能が追加されています。
このようにTY-TPR2は現行機種TY-TPR1のマイナーチェンジにとどまらず液晶表示が刷新され、いくつかの機能アップが図られています。ワンセグ音声受信時間が長くなった半面、FM/AMラジオ受信時間が若干短くなっています。
TY-TPR2の発売は10月上旬。間もなく入手可能となるでしょう。
殆どの主要機能が本体のスイッチにより一発設定変更可能で、電池寿命が比較的長く、放送局の日本語表示が必要でFM補完放送とワンセグTV音声が聴ける名刺サイズラジオをお探しならこのTY-TPR2で決まりです。
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