・FT-20Z 特定小電力トランシーバー 【F.R.C. エフ・アール・シー】
(公式サイトから引用)
今回は回転式アンテナではなくNX-20Xのような固定式アンテナですね。しかも本体の長さとほぼ同じアンテナが装備されています。
FT-20Zは機種名の付け方が八重洲無線と重なるような気もします。
今年(2014年)1月にカラーが2色追加されたFC-S20、7月に発売されたNX-20Xのブランド名に注目しますとFC-S20は"FIRSTCOM"、NX-20Xは"NEXTEC"とそれぞれ異なっています。今回登場予定のFT-20Zは"FIRSTEC"と、はたまたこれまでとは異なる称号がついています。
"FIRSTCOM"でもなく"NEXTEC"でもない"FIRSTEC"ブランドのルーツは昨年(2013年)?に発売されているドライブレコーダー、FT-DRシリーズに始まるようです。
なぜ今回発売予定のFT-20Zのブランドが"FIRSTEC"なのかはさておき、2台セットということでET-20Xシリーズと比較するのがよいものと勝手に判断し性能などスペックを比べてみることにしました。なおNX-20Xと比べない理由はFT-20Zに秘話機能やFMラジオ受信機能が装備されていないためです。
スペック通り、どちらも通話距離を倍にする中継器に非対応の20チャンネル機です。
一見するとデュアルウォッチや10種類のコールトーンといった各種が追加されていますが一方でET-20Xの電池の持ち時間や大きさ、受信感度が軒並みスペックダウンしている点が気になります。
ET-20Xの感度が-7dBuと呼称する八重洲無線のモデルFTH-80に勝るかと言われますと実際はそうでもなく、アルカリ電池2本で動作し防滴性能を有し、声の通りも良くスキャンスピードも高速など、かゆい部分に手の届くFTH-80の方が上であったりもします。
アンテナが長くなり固定式となったにもかかわらずスペック上感度低下したFT-20Zは素人の視点であっても納得のできる材料とは思いづらいものです。しかしFT-20Zは現在開発中のため最終仕様ではない可能性があります。スペック通りの性能で価格がET-20Xよりさらに安価になるかもしれませんし、発売開始までに何らかの変更が入るかもしれません。続報を待つことにしましょう。
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