2018/11/18

八重洲無線 FTH-615L, FTH-615発売&FTH-314(L)とスペック比較

既報の通り、八重洲無線から小型特定小電力トランシーバーFTH-615とFTH-615Lが発表されています。
八重洲無線 FTH-615(左), FTH-615L(右)(公式サイトから)

FTH-615とFTH-615Lは単3アルカリ乾電池2本、またはニッケル水素充電池FNB-148に対応した、電池があれば誰でも買ってすぐ使えるトランシーバーです。

上記写真の通りFTH-615がミドルアンテナモデル、FTH-615Lがロングアンテナモデルです。

アンテナを除く本体の大きさは幅5.4×高さ8.6×厚み2.9センチの手のひらサイズ、電池込みの重さはFTH-615が154グラム、FTH-615Lが156グラムです。

アンテナ長はFTH-615が7.4センチ、FTH-615Lが14.6センチです。

※2018/11/18 グラムを訂正しました



さっそくFTH-615、FTH-615Lと発売中のFTH-314、FTH-314Lの違いを比較してチェックしましょう。

■外観比較

FTH-615(左), FTH-615L(右)(公式サイトから, 再掲)

FTH-314(左), FTH-314L(右)(公式サイトから)

FTH-615(L)はFTH-314(L)と比較し、以下のことが言えます:
  • 本体サイズがひと回り大きくなった
  • 手に持ったときのグリップ感が向上した
  • 送受信動作の分かるLEDインジケーターが追加された
  • 厚みが7ミリ増加した
  • 音量ツマミがモトローラのハイクラス業務無線機のように斜めになり、オプション使用時の操作性が向上した
  • 防水キャップの形状が変更された
  • 左側面にプログラムキーが新設された
  • 単3電池2本駆動のため、電池蓋の位置が下開きから裏開きとなりベルトクリップと干渉するようになった

■一般定格スペック比較

FTH-314(L)を左に、FTH-615(L)を右に示します(下記クリックで拡大)。


FTH-314(L)は単3電池1本のため音量が大きくありませんでした。
今回登場したFTH-615(L)は単3電池2本を使用し厚みが増えた分、スピーカーの音量がFTH-314(L)比でアルカリ乾電池使用時は6倍以上大きくなり、騒音下の使用ができます。


■機能概要比較

FTH-615(L)はFTH-314(L)よりも防水防塵性能がワンランクアップしました。

プログラムボタンにモニター、ワンタッチボリューム低下、コール、セカンダリPTT、エマージェンシー機能を割り当てられますが、このうちワンタッチボリューム低下とセカンダリPTTはFTH-307(L)FTH-308(L)FTH-314(L)にはない新機能です。

エマージェンシー機能はFTH-314(L)にはありませんでしたがFTH-308(L)にはあった機能ですから、復活したということになります。


■機能(セットメニュー)比較

FTH-314(L)とFTH-615(L)のセットメニューを比較します(下記クリックで拡大)。

プログラムチャンネルの登録機能、送信ビープ音量変更、エマージェンシー機能、バッテリースーパーセーブ2が新規追加されました。

※2018/11/18 送信ビープ音量変更を訂正しました

FTH-615とFTH-615Lには送受信状態を示すLEDインジケーターがあるため、LEDランプの入/切が可能となっています。


■オプション比較

FTH-314(L)とFTH-615(L)の使えるオプション比較表を示します(下記クリックで拡大)。

バッテリーシステムの変更により、チャージャーはFTH-314(L)と共用できません。


■電池使用時間比較

FTH-314(L)とFTH-615(L)の電池持続時間を示します(下記クリックで拡大)。

同じパワーセーブ条件でFTH-615(L)はFTH-314(L)よりも1.3倍以上伸びています。
FTH-314Lと純正イヤホンマイク組み合わせ例





以上FTH-615、FTH-615LとFTH-314(L)のスペックなどを比較しました。

このFTH-615、FTH-615Lは既に発売中。現在の価格はおおよそ2万円前後です。


FTH-615(L)の送受信部はFTH-314(L)と共通でしょうから送受信性能は期待できるでしょう。

工事現場など騒音の大きい場所でイヤホンマイクを使わず無線機を使う場合、このコンパクトで大音量のFTH-615とFTH-615Lは選択肢の一つになるはずです。

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3 件のコメント:

  1. 本体のみの重さはFTH-615/Lで106g/108gなので、
    乾電池2本であれば154g/156gだと思われます。

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  2. それから、“tt-xx”「送信ビープ音の音量設定」はFTH-314/Lにもあり、FTH-615/Lと同じ仕様です。

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    1. コメントありがとうございます。
      重さとセットメニューについて、ご指摘の通りでしたので訂正しました。
      細部まで確認いただき大変助かりました。ありがとうございました。

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