2018/08/11

オーム電機 長寿命ポータブルラジオRAD-H245N発売

オーム電機からAudioCommブランドの横型ポータブルラジオが発売されました。

AudioComm AM/FM スタミナハンディラジオ グレー [品番]03-5628 (株)オーム電機OHM
オーム電機 AudioComm RAD-H245N(公式サイトから)


RAD-H245Nは単3アルカリ乾電池2本で270時間以上使える持ち運び可能なラジオです。

大きさは幅12.23×高さ6.96×厚み3.48センチ、重さは電池込みで約210グラムです。

本体色はどう見ても黒ですが、公式情報によると一応グレーとのことです。

受信範囲はAMが530~1605kHz、FMが76~99MHzです。エリアによりワイドFM(補完放送)も受信可能です。ワンセグ音声は受信不可です。


本体には同調ランプを装備し、受信できる放送電波が目で探しやすくなっています。
RAD-H245N同調ランプ(公式サイトから)

電源スイッチは音量と兼用です。

イヤホン端子は片耳専用のため、2極プラグ品を使います。

スマートフォン用の4極プラグやステレオイヤホンなどの3極プラグは片方から音が出るか、音が異常となる、または全く出ません。

アンテナはAMが内蔵バー、FMがロッドアンテナです。ロッドアンテナの最大長は推定で約60センチです。



さて、このRAD-H245Nの最大の特徴は何といっても電池の持ちの良さにあります。

スピーカー中音量で約270時間(11日)、イヤホン使用時は約460時間(19日)連続でラジオを聴けます。

このRAD-H245Nの電池長寿命は、同社がリリースしている単1アルカリ乾電池2本で動く長寿命ラジオRAD-T787Zと、電池の容量(単3は単1の約6倍)を考えて比べると、その2~3倍は持つことになります。

※2018/10/15追記:オーム電機の製品情報ページでRAD-T787Zのスペックが変更(大幅ダウン)されました

つまりどういうことかと言いますと、RAD-H245Nに単1アルカリ乾電池を(頑張って無理やりつないで)使うと、スピーカー使用時は約1600時間(67日)、イヤホン使用時は約2700時間(115日)電池が持つということです。

(参考:RAD-T787Zはスピーカー使用時約480時間、イヤホン使用時約1300時間)

※2018/10/15追記:オーム電機の製品情報ページで長寿命ラジオと考えられていたRAD-T787Zのスペックが変更(大幅ダウン)されたため下記に修正します。

(参考:RAD-T787Zはスピーカー使用時約150時間、イヤホン使用時約300時間)


長寿命と言われている、これまでの単3アルカリ乾電池2本動作のラジオの電池寿命は約100時間なので、そのすごさが分かるかと思います。



このRAD-H245Nは発売中。価格は送料別で税抜き1500円程度です。


それにしても、とんでもなく長寿命なポータブルラジオが登場しました。

ポケットに入れるのは厳しい大きさですが、電池込みでも200グラム台のため、よしおとしては防災ラジオにはなかなかよろしいのではと思います。


気になるのは本当に270時間も電池が持つのか!?という疑問と、ラジオの受信感度と音量や音質がどの程度かでしょう。この辺りは実際に使って分かることです。

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