2013/09/02

ユニデンダイレクトが閉店

ユニデンの直販サイトであるユニデンダイレクトが2013年8月31日をもって閉店したとのことです。

ユニデンダイレクト閉店のお知らせ - ユニデン


地上デジタル放送への移行が終了したことでテレビ製品の需要が少なくなったためと予想されます。

ユニデンアメリカなどで"ベアキャット"ブランドのスキャナーや無線機を大量にラインナップしている一方、国内では現行ラインナップの無線関連製品が地震津波警報機EWR200や特定小電力トランシーバーSLT001、国際VHFトランシーバーMHS75の3種類だけという状況は少々さびしいと感じてしまいます(船舶取り付け型の国際VHFトランシーバーUM415はすでに生産を終了しているようです)。


せめて国内版"ベアキャット"を出してほしいとは言わないまでも、APCO25復調レシーバーを製品化できる技術を持っていますので351MHz登録局デジタル無線機の製品化もできるのでは?と個人的には思います。

次期製品はレピーター対応の47ch特定小電力トランシーバーもしくは351MHz登録局デジタル無線機に期待したいと思います。ということで独断と偏見でもしユニデンが次期トランシーバーを出してくるとしたらどんな製品となるか、勝手に予想しましょう。



まず、これまでのユニデンは低価格路線であったと思います。ということで次期無線機も低価格製品を出してくるという予想は難しくありません。

次に、製品にどんな機能を持たせてくるか。恐らく過去の製品が価格重視の必要十分程度でしたから、次期トランシーバーも価格なりの既存の製品と同じ程度のスペックを持たせると思います。

その場合の問題は売れるか、ですね。特定小電力トランシーバーの各社の現行ラインナップを見ますと各社とも低価格化、単3電池1本駆動そして薄型化などのデザイン性などという付加価値をすでにつけており、既存のユニデンの特定小電力トランシーバーSLT001を単純に47ch使えるようにした製品では価格面以外での競争力は高くない状況と考えます。するとその場合残りは製品そのもの以外での勝負ということになるかと思います。


仮にもしユニデンの次期トランシーバーがこれまでの常識に一石を投じるものとなればうれしい誤算です。6月(2013年)に登場したDECT方式コードレス電話機DECT3188Cは高齢の方を意識した作りになっているようですからもしかすると.....今度は高齢の方でも簡単に使えるトランシーバーが登場するのかもしれませんね。






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