2011/06/22

簡易扇風機の自作

本日は九州地方が梅雨明けしたとのことで各地猛暑となりました。よしおの生息地域も猛暑に見舞われ、あまりにも暑く我慢できなかったので急場しのぎにありあわせの材料で扇風機を作ってみました。

なにぶん急場しのぎで組み立てたためデザイン云々はなく、機能を満足すればよい状況なのはご勘弁いただくとして、あくまでも参考ですが使った材料を記しておきます。
・モーター
・スライドスイッチ
・単3電池ケース
・リード線
・プロペラ(直径20センチ大)
・単3充電式電池x2
・ポリスチレン棒(30センチ長)

思いつけば小学生でも作れる非常に簡単なものですが、いざ使う目的を考えたとき空き缶やペットボトルを台座にするかなどで1時間ほど考え込んでしまい、結局このプラスチック棒にモーターと電池をくくりつける組み合わせにたどりつきました。これならポケットに差したり、いすに座った状態で床に置きパンツ(ズボン)を冷やしたり、うちわの代わりとして手で持ちながら歩くことができます。

工作のポイントとしては
①乾電池よりも充電池がおすすめ
②使うプロペラで扇風機の性能が大きく左右される
です。
①の理由は充電池を使った場合乾電池よりも電圧が長時間安定し回転数が落ちにくいためです。②は実際に製作するとわかります。よしおは当初紙で羽根を製作しましたが厚紙の場合回転時に羽根が寝てしまい風が周囲に拡散し思うような性能が発揮できなかったり、製作後数時間のうちに湿気で羽根が曲がってしまう状況に遭遇しました。ですので現在は手持ちの玩具に付属していたプラスチック製のプロペラを使用しています。

モーターは手持ちに太陽電池用(1.5V)以外に見当たらなかったことから仕方なくこれを無理やり3Vで駆動しています(絶対に真似しないでください)。恐らくそれが理由でしょうが動作数分でモーターがかなり熱くなりました。コンデンサをつけていないためモーターの内部できれいなスパークがよく見えます(笑)。
定格を越えて駆動しているため当然といえば当然ですが扇風機としての性能は3V駆動にもかかわらず、USB駆動の5Vミニファンと同等かそれをしのぐものになっています。


と、ここまでお読みいただいた方で察しの良い方は「扇風機買えよ」と言われることでしょう。まさにそのとおりと思います。ただ電池駆動の扇風機が少ない中でこのような傍に置ける簡易扇風機を作れば夏場の節電中にきっと威力を発揮するでしょう。また市販品が多い中、“手作り”を主張する扇風機があると職場の話のネタの一つになると思いますがいかがでしょうか。

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