2011/05/17

飛行機内のスゴい警告表示

数日ほど中国は北京に旅行していました。ご存知のとおり北京は中国の中心都市で市内には天安門広場が、郊外には万里の長城があります。よしおは通常ツアーなしの一人旅が定番ですが今回は初めて片道航空券代を下回るほどの格安ツアーで中国に行きました。

当初、先日修理したユピテルのMVT-7100を持参し中国旅行満喫をもくろんでいました。しかし新しく購入し持参したとある中国製電気製品(無線機や受信機ではありません)に電池を入れた状態で220V対応ACアダプターで電源供給したところ乾電池がパン!パン!という爆竹のような音を立てて連続で爆発したこともあってコンセントにACアダプタをつなぐことへの恐怖を覚えたり、ツアーの過密スケジュールによる疲労といった理由でほとんど受信できませんでした。

さてさて、本日は飛行機内の安全のしおりに載っていた、受信好き・無線好きには少々手厳しい警告表示を見つけましたのでご紹介します。こちらです。

見てのとおり機内ではトランシーバーやラジオは使用禁止という警告です。なんと無線機・受信機を写真で名指ししています。国内線では無線機や受信機を名指しする警告表示はまずお目に掛かれないはず、さすが中国の航空会社です.....。ちなみに参考ですが機内ではFMラジオだけでなくAMラジオも常時使用禁止とアナウンスがされていました。国内の飛行機では離着陸時を除きAMラジオの使用はOKの航空会社が多いので少々驚きです。

さて驚きの警告表示はこれだけにとどまりません。トランシーバーやラジオ使用禁止をはるかに上回る警告表示がこの隣にありました。それがこちら。
この警告表示は見てのとおり航空機機内、またはトイレでタバコを吸わないこと、吸うと火災報知機の警報が鳴ることを絵で示しています。左下の図をよ~く見てください。
なんと!警報機を分解してます(汗)。火災報知機を分解してまでタバコを吸う心理ってどうなのでしょう・・・中国は日本人が考える以上に広い国であることをつくづく感じました(笑)


最後に冒頭でお話しました、爆発したとある中国製電気製品に入れていた乾電池の状況をお見せしましょう。

電池内の電解液が粉末となり爆発しています。電池だけ、またはACアダプターだけでは正常動作していましたのでこうなったのはこの電池が悪いわけではなくこの電気製品本体に問題があることをお断りしておきます。この電気製品を分解していないので推測になりますが恐らくACアダプターからの12Vが乾電池を充電し、結果的に爆発したのでしょう。
幸いにも怪我はありませんでしたが正体不明の電気製品は取り扱いに最新の注意が必要ということです。皆様も正体不明の電気製品を取り扱う場合(って日常ではありえないと思いますが)くれぐれもお気をお付けください。それから・・・絶対に真似はしないようにお願いします。


いきなり乾電池爆発の話題で始まり無線や受信の話題からそれてしまった中国旅行記でしたが次回は持参したMVT-7100や北京市内で見た無線機器の使用状況を交え、北京市内の現在の無線通信事情をお知らせ予定です。

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