2020/08/09

ハーマン、JBLブランドのラジオ内蔵無線スピーカー2機種発表

ハーマンインターナショナルは2020年6月末、JBLブランドのラジオ搭載ワイヤレススピーカー2機種を海外にて発表しました。

JBL Tuner 2

JBL Tuner2(公式サイトから)
 

JBL Tuner2は内蔵リチウムイオンバッテリーで12時間動作するBluetoothスピーカーです。

大きさは18 x 7 x 7.2センチ、重さは543グラムです。色は白と黒が選べます。

スマートフォンやPC等の音楽を再生できるBluetooth4.2、FMラジオ受信機能、日本では受信できないDAB+受信機能、アナログオーディオ入力機能があります。

再生周波数は80-20000Hzと、低音から高音まで鳴らします。スピーカーユニットは1個のみのモノラルです。

電池は3.5時間で充電が完了します。 

 

JBL Tuner2はBluetoothオーディオプロファイルを装備しますがHSPを装備しないのでスマートフォン用のスピーカーマイクとしては使えません。つまり、Bluetoothワイヤレス機能はあくまでも音楽再生用です。 

 

 

さて、今回登場するJBL Tuner2はJBL Tuner(DAB+に非対応の国内モデルはJBL Tuner FM)の後継機です。 

両者の主な違いは下記です:

  • 大きさと重さの増加
  • 電池寿命の1.5倍増加 
  • 表示文字の大型化
  • IPX7防水化 
  • 電源入切時に鳴る効果音の大音量抑止
  • USBジャックのTYPE-C化
  • ACアダプターの非付属化 
  • スピーカー最低再生周波数の拡大
  • Bluetooth規格のアップデート 

 

このTuner2はアウトドアでも使えるのが売りのようです。

 

 

 

JBL Tuner XL   

JBL Tuner XL(公式サイトから)
 

JBL Tuner XLは内蔵リチウムイオンバッテリーで15時間動作するBluetoothスピーカーです。

大きさは145 x 167 x 103センチ、重さは1.15キログラムです。色は黒のみです。

Tuner2同様Bluetooth4.2規格のオーディオプロファイルによる音楽再生機能、FMラジオとDAB+受信機能、アナログオーディオ入力機能があります。 

再生周波数は70-20000Hzと、Tuner2よりも少し低い低音から高音まで鳴らします。

スピーカーはモノラルです。

電池は4時間で充電が完了します。

 

上で紹介したTuner2と比べると主な違いは下記です:

  • 大きさと重さ、スピーカー出力が約2倍増えた
  • 電池の持ちが1.5倍増加した
  • 持ち運び主体のTuner2と比べ、ACアダプター付属のTuner XLは据置主体 

 

 

 

 

以上、JBL Tuner2とJBL Tuner XLの特徴説明とスペックを比較しました。 

Tuner XLは据置主体といいながら、きっちりIPX7の防水に対応するので、キッチン周りでの使用にも良さそうですね。

本記事執筆時点(2020年8月)で国内での発売は未定です。日本仕様の仮称"JBL Tuner2 FM"は黒のみで、ラジオ機能が国内バンドに対応したFM専用になることでしょう。 

個人的にはなぜスピーカーがステレオにならないのか、ワイドFMではない純粋なAMラジオが聞けないのか気になります。

AMラジオが聞けないのは恐らく、欧州でAMラジオ廃止の流れを受けての事でしょうが、アメリカを含む欧州以外ではAMラジオが引き続きサービス中ですから、ある程度の配慮は欲しいところです。

仮称"Tuner3"が発売される頃にはせめてスピーカーがステレオになっている事を期待しています。

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