2018/01/17

ソニー ラジオレコーダー ICZ-R110発表&ICZ-R100とのスペック比較

ソニーからスピーカークレードル付属のポータブルラジオレコーダーが発表されました。

ICZ-R110 - ICレコーダー/集音器 - ソニー
ソニー ICZ-R110(公式サイトから)


ICZ-R110本体の大きさは幅4.7×高さ11.26×厚み1.37センチ、重さは内蔵充電池込みで約84グラムです。

電源はコンセントと内蔵リチウムイオン充電池です。乾電池は使えません。

充電池の取り外しは不可。充電は付属クレードルまたはUSBケーブルの2通りです。

付属のクレードルを使うとラジオなどの予約録音をしながら本体の内蔵充電池の充電が可能です。

ソニー ICZ-R110 スピーカークレードル接続状態(公式サイトから)


内蔵充電池を充電するだけならば付属USBケーブルでUSB電源とICZ-R110と接続すれば充電が可能となります。

USB給電中は予約録音や現在の録音や再生が停止し、内蔵充電池の充電が開始されます。パソコンと接続した場合はパソコン上でのファイル操作も可能です。

付属クレードルにICZ-R110を接続した状態ではパソコンとの接続はできません。



ICZ-R110はラジオレコーダーの名の通り、20番組までのラジオ予約録音とラジオの聴取だけでなく、内蔵ステレオマイクによるリニアPCM録音、語学学習向きの豊富な再生機能とオプションのケーブルを使用した外部入力ステレオ音声録音に対応します。

肝心のラジオ部の受信範囲は531~1629kHzのAMと76~108MHzのFMです。一部地域ではAMラジオをFMで聴けるワイドFMに対応します。

付属品はAM/FM外部アンテナ端子搭載のモノラルスピーカークレードル、FM受信用アンテナ兼ステレオヘッドホン、AMループアンテナ、FMワイヤーアンテナ、ACアダプター、USBケーブルと説明書など一式です。
ICZ-R110クレードル背面(公式サイトから)



さてICZ-R110は生産完了した、約4年ぶりとなるICZ-R100の後継です。
ICZ-R100クレードル接続例

ICZ-R110はICZ-R100と比較して、スペック上は下記が変更されています。

  • 内蔵メモリーが8GBから16GBへ増加(録音再生時間も2倍増加)
  • メモリースティックマイクロ(M2)と2GBまでのマイクロSDカードが使用不可
  • ワイドFMの受信と予約を含む録音に対応


公式サイトの比較表はこちらです。

前機種ICZ-R100と比べ外観と付属品は全くと言っていいほど変更がないように見えます。
ICZ-R100外部入力音声録音使用例


ICZ-R110の発売予定日は2018年1月27日。値段はソニーストア価格で税抜き20880円です。

個人的に気になるのはAMラジオの音の明瞭度です。ポケットラジオSRF-T355シリーズのようにサ行の発音が聴こえるほど、こもりが改善していれば入手を考えています。

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