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2022/08/22

ハムフェア2022展示のアルインコ受信機DJ-X100

 ハムフェア2022で登場したアルインコのデジタル復調対応受信機DJ-X100について配布された資料の情報を交え、よしおが確認した情報を簡単にまとめます。

ALINCO DJ-X100開発品
 

ここに掲載されたDJ-X100は2022年8月現在開発中のもので、いくつかの仕様は発売日までにアップデートされます。


■仕様

  • 受信周波数範囲:30~252.895/255.1~379.895/382.1~469.995MHz
  • 受信モード:DCR(STD-T98),NXDN(STD-T102/B54),DMR,D-STAR音声,C4FM音声DNモード,NAM,AM,NFM,FM
  • 周波数ステップ:1/5/6.25/8.33/10/12.5/15/20/25/30/50/100/125/200kHz,1/2周波数オフセット可能
  • 電源:付属Li-ion充電池EBP-114(3.6V 3120mAh),付属USB-C,単3電池3本(オプションEDH-46併用)
  • 使用時間:約9時間(暫定値)
  • 充電時間:約5時間(付属のUSBケーブル+USBアダプター),約3.5時間(オプション急速充電スタンドEDC-325 + ACアダプターEDC-300のセット品EDC-325A使用時)
  • アンテナ:付属EA-295,イヤホンアンテナ(どちらかを選択)
  • 受信方式:トリプルスーパーヘテロダイン+DSP,FMラジオはダイレクトコンバージョン
  • 音声出力:内蔵スピーカー400mW(10%歪時,8Ω),両耳モノラルイヤホン出力未定
  • 大きさ(約):58W x 110H x 32.5D mm(突起物含まず)
  • 重さ(約):260g(アンテナ、付属バッテリーパックEBP-114含む)
  • 使用温度:-20 ~ +60℃
  • 防水防塵:IP67相当
  • メモリーCH:999CH,26バンク(拡張不可能)
  • プログラムスキャンメモリー:50ペア
  • リンクスキャン有
  • 内蔵アッテネーター:3段階
  • GPSレシーバー:内蔵
  • バーアンテナ:なし(AMラジオ受信不可能。ただしワイドFM補完放送受信可能)
  • メモリー編集ソフト:付属(無償)




■特徴と機能

  • ユーティリティ受信マニア向け次世代マルチモードレシーバー
  • シングルVFOで30~470MHzをほぼフラットな感度で受信
  • 通信の待ち受け中にFMラジオが聞けるラジオモード
  • アナログ通信もDSP処理してクリアな受信音を実現
  • アナログ受信のCTCSS(逆トーン含む),DCS(逆コード含む),JR空線キャンセラー,MSK私鉄空線キャンセラー装備
  • GPSレシーバーでメモリーに登録した緯度経度データで最寄りのチャンネルの検索とスキャンが可能
  • TFTカラー液晶ディスプレイ(背景色とフォント色はそれぞれ赤/緑/青で各256段階から選択可能)
  • 周波数の入力,モード切替,ステップ切替に特化したボタン
  • キーボードは押しやすいフラット型
  • 日本語の階層型操作メニュー
  • メモリーネームタグは半角英数28文字,全角14文字表示
  • USBタイプCコネクターで充電・外部電源の他、パソコンとの通信接続も可能
  • ステレオイヤホンを使用すると両耳からモノラル音声を出力
  • ビープ音調整
  • 同時待ち受け時のFMラジオ受信音声音量調節
  • イヤホンジャックが誤って外れた場合に無音化する設定
  • 音声AGC(音量一定化)
  • Sメータ調整
  • 内蔵基準周波数調整
  • 低音高音音質調整
  • ユーザーコード(UC)表示
  • ホワイトニングコード(WC)表示
  • ダイヤル(上)と音量(下)の入れ替え可能
  • メモリCH使用数やファームウェアバージョンが一目瞭然(下記)
DJ-X100開発品INFO画面

DJ-X100開発品POWER画面

DJ-X100開発品SETTING画面の一部

 

 


■補足

  • 2バンド同時受信,SSB/CW,短波やAM放送受信,盗聴発見機能は敢えて省いた「新しいフラッグシップモデル」
  • SDカード非対応
  • 録音非対応
  • Bluetoothワイヤレスイヤホン非対応
  • RALCWI,アルインコEJ-47U,APCO25,dPMR,TETRA復調不可能
  • 警察,消防,自衛隊,海上保安庁,防災行政,電力会社,高速道路,JR在来線,新幹線,私鉄,MCA,空港内連絡,小電力コミュニティ,C4FMのVWモードなどの各種デジタル通信は復調不可能
  • 「暗号化」通信は復調不可能
ALINCO DJ-X100開発品背面



■付属品

  • Li-ionバッテリーパックEBP-114
  • USBアダプターEDC-328
  • USBケーブルEDS-39
  • ベルトクリップEBC-65
  • アンテナEA-295
  • 保証書
  • 説明書
ALINCO EBP-114開発品




■オプション

  • 急速充電スタンドEDC-325 + ACアダプターEDC-300のセットEDC-325A
  • 乾電池ケース(単3電池3本は別売り)EDH-46
  • ソフトケースESC-65
急速充電スタンド+ACアダプターのセットEDC-325A




■ハムフェア2022実機のファーストインプレッション

  • 高さがない分、厚みがある印象
  • 3120mAhリチウムイオン充電池を取り付けた状態でも軽く感じる
  • ボタンは軽い力で押せ、押した時のクリック感がある
  • 上下2連ダイヤルのクリック感は強い。クリック音は割とある。回す力は重くなく軽すぎない
  • 電源起動は3秒程度
  • 電源や充電中の表示に電気回路図記号を使ってあり、理系人間には直感的に理解しやすい
  • 周波数表示は縦1センチ近くあり、よしおのような老眼にも見やすい
  • 付属のバッテリーパックは同社製無線機DJ-DPS71/70のバッテリーパックと類似の造り
  • USB電源経由か定かではないが、エアバンド受信中に比較的ノイズが多かった。IC-R30よりも電源からのノイズに弱い可能性あり
  • IC-R30よりもスピーカーが大きいのかDSPの恩恵か、音が聴き取りやすい
  • スキャンが速い
  • 秘話通信はデフォルトでスキャン中に自動スキップする(IC-R30同様)
  • スピーカーで聞いている状況では電源の入切とスケルチが開いた時のボフッ音が聞こえない(イヤホンは未確認。パワーセーブ切だった可能性あり)
  • デジタルモード選択時、受信中以外に「ゲコゲコ」といった音声が出ない
  • 開発品の本体は日本製(MADE IN JAPAN)
ALINCO DJ-X100開発品左側面

ALINCO DJ-X100開発品右側面




DJ-X100は2023年の初春発売予定、発売価格は7万円程度とのことです。

個人的にはこれまでのアルインコらしからぬデザインや操作性、不自然さを感じさせないそつのなさが意外でした。

アルインコが既存のアナログレシーバーDJ-X11(A)を販売継続する謎が解けた気がします。

(関連記事はこの下です)


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2022/08/16

ソニー 2バンド防災ラジオICF-B300発表

 ソニーから防災ラジオが発売予定です。

ICF-B300 ラジオ/CDラジオ・ラジカセ - ソニー

ソニー ICF-B300(公式サイトから)
ソニー ICF-B300(公式サイトから)

 
ICF-B300は単3アルカリ電池2本で約50時間、または内蔵充電池で駆動する、ライト付きの2バンド防災ラジオです。

AMは1710kHzまでのAMワイドまで、FMは95MHzまでの補完放送(ワイドFM)も受信します。

防水キャップと電池蓋を閉めた状態で防滴の基準IPX4に対応し、少雨でも使えます。

手回しハンドルと小型の太陽電池を装備し、本体の内蔵充電池を充電できます。

 
 
さて上記の通り、ICF-B300は単3アルカリ電池2本または内蔵充電池の電力でラジオと懐中電灯機能が使えますが、スマートフォンや携帯電話の充電にも対応します。

内蔵充電池への充電は下記3通りから選べます。
  1. 手回し充電
  2. オプションのUSB ACアダプタからのUSB充電
  3. 太陽光充電

スマートフォンや携帯電話への充電用電源は下記3通りから選べます。
  1. 人力によるハンドルの手回し
  2. 充電済みの内蔵充電池
  3. 単3アルカリ乾電池
充電する機種によりますがICF-B300から1分間、手回しでスマートフォンや携帯電話へ充電すると約1分の通話または約25分の待ち受けができます。

IC-B300の内蔵充電池や新品のアルカリ乾電池でスマートフォンや携帯電話を充電した場合、最大の連続通話時間は約25分とありますが、この記載もお使いの機種によります。

ICF-B300でiPhoneを充電する場合はお手持ちのiPhoneに付属の充電ケーブルを使う必要があります。

ICF-B300の太陽光発電機能は直接スマートフォンや携帯電話へ充電できません(発電能力が少ないため)。


2020/12/30

アイワ、ポケットラジオAR-AP35とラジカセTR-A30発売中

アイワから小型ポケットラジオとコンパクトラジカセが発売中です。

●ポケットラジオAR-AP35
AR-AP35 アナログポケットラジオ - アイワジャパン株式会社

●ラジカセTR-A30
TR-A30 ラジオカセットレコーダー - アイワジャパン株式会社



●ポケットラジオAR-AP35

アイワ AR-AP35(公式サイトから)

 

AR-AP35は単4電池2本で約30時間動作する縦型の2バンドポケットラジオです。

本体の大きさは横5.5×縦9×薄さ1.9センチ、重さは電池込みで約85グラムです。

AR-AP35大きさイメージ(公式サイトから)

 

色は黒とシルバーが選べます。本体色が黒の製品のアイワロゴは赤色です。

AMラジオは内蔵バーアンテナで受信し、FMラジオはロッドアンテナを伸ばして受信します。イヤホンはアンテナにはなりません。
 

受信範囲はAMが522-1620kHz、FMが76-108MHzで国内のFM放送とワイドFM(AMラジオをFMで聞けるサービスの電波)の受信に対応します。


スピーカーの音声出力は200mWなので家の中で使うとかなり大音量で鳴らせます。

ステレオイヤホンと着脱可能なストラップが付属します。ステレオイヤホンを使うとFMラジオがステレオで聞けます。

スイッチ類は本体上面と左右にあります。

AR-AP35各部名称(公式サイトから)

 

上面には音量ダイヤルと収納されたロッドアンテナ、ステレオイヤホンジャック、ストラップ取り付け用の穴があります。
 

左側面には電源とバンド切替共用スイッチが、右側面には選局ダイヤルがあります。

正面には選局窓とFMステレオランプ、直径3.6センチのモノラルスピーカーがあります。

電波を受信できたことを示す同調ランプはありません。

裏面には電池を入れる蓋があります。

公開されたスペックからするとAR-AP35は故障の少ないDSP方式でしょう。




●ラジカセTR-A30

アイワ TR-A30カセット蓋展開(公式サイトから)

 

TR-A30は単3電池2本で約15時間動作する、手のひらサイズのラジオカセットテープレコーダーです。

大きさは12×8.7×3.8センチ、重さは電池込みで約250グラムです。

色は黒と白、シルバーの3色から選べます。黒色の製品のアイワロゴは赤色です。



TR-A30(公式サイトから)

 

付属品はUSB給電ケーブルと外部マイクロホン、マイクロホン用の風防(風除け)です。

 

TR-A30付属USB電源ケーブル(公式サイトから)

TR-A30付属両耳イヤホン(公式サイトから)

カセット操作ボタンを上面とすると、上面にはカセット用の録音再生ボタンと早送り巻き戻しボタン、停止ボタンがあります。また音量ダイヤルもあります。

TR-A30操作部(上)と右側面(下)(公式サイトから)

 

FMラジオ受信用の折りたたみ式ロッドアンテナもあります。

左側面には付属USBケーブルを接続するDCジャックがあります。

右側面には両耳モノラルのイヤホンジャック、モノラル外部マイクロホンジャック、テープとラジオのバンド切替が共用のファンクションスイッチ、ラジオの選局ダイヤルがあります。

カセットの再生音とラジオを鳴らす内蔵スピーカーは450ミリワットと、単3電池を使う割にはかなりの大音量です。

雑踏の中でもそれなりに大きく聞こえると思います。

 

カセット部について。ステレオと明記されていないので録音と再生の音声は恐らくモノラルです。

外部マイクロホン端子はありますが内蔵マイクロホンはありません。

つまり、付属のマイクロホンを外してしまうとラジオ以外の録音はできません。

 

オートリバースと音声起動録音(VOR、VOS)、テープカウンターといった機能はありません。

再生しながら早送りや巻き戻しをしてキュルキュル鳴らすキュー&レビューはできません。

動作中を示すLEDランプもありません。


スピードコントロール機能やピッチコントロールはありません。

90分を超えるカセットテープは使用不可能で60分以下のテープの使用が推奨されています。

あくまでもカセットを本体で楽しむ製品ですので、パソコンへの取り込みを含むUSB端子での入出力やメモリーカードの使用には対応しませんが、パソコン側にオーディオ入出力端子があれば音声のやりとりは可能です。

パソコンからの音声をTR-A30のカセットで録音する場合は「抵抗入り」ケーブルが必須です。

ラジオ番組を受信しながらカセットへ録音することは可能です。


ラジオ部について。受信範囲は530-1605kHzのAMと76-108MHzのワイドFMを含むFM放送です。

AMラジオを受信する場合は本体の向きを変えて受信し、FMラジオを受信する場合はロッドアンテナを伸ばして受信します。イヤホンはアンテナになりません。

音声はモノラルです。ステレオイヤホン使用時は両耳でモノラル音声を楽しめます。



TR-A30はカセットとラジオ共に必要最低限の機能を持つ製品です。

質感や機能性能に全盛期の高性能は望めず、価格なりですので、カセットの回転ムラや録音再生ノイズ、音質は雰囲気と割り切るべきと思います。

音質の良いラジカセが必要ならばソニーのCDラジカセCFD-S401をおすすめします(プチレビュー記事が下にあります)。

 

 

 

このポケット2バンドラジオAR-AP35と小型ラジカセTR-A30は2020年12月現在、発売中です。
店頭価格はAR-AP35が税抜き1200円前後、TR-A30は税抜き4500円前後です。

アイワがこの時期に超低価格のラジオとラジカセを投入してきた事に少し驚いています。

今回投入されたアイワブランドの2製品は他社製品よりも付属品が充実しaiwaロゴが追加され、差別化が図られています。

他社製品との性能の差がどの程度かは買ってみなければわかりませんが、価格なりでしょう。

個人的には黒地に赤のaiwaロゴは結構雰囲気がいいなと思います。
(関連記事はこの下です)






[関連記事]

アイワ 4バンドステレオラジオAR-MDS25プチレビュー (2018/12/03)

【更新】ソニー CDラジカセ CFD-S401発表&プチレビュー (2017/05/22)

ソニー CDラジカセCFD-S401に新色追加 (2017/09/27)

2020/09/09

八重洲無線 車載無線機SRM320とSRS210,SRS220等特小無線機発表

 八重洲無線から351MHz登録局車載トランシーバー1機種と特定小電力トランシーバー3シリーズが発売されます。

デジタル簡易無線機 SRM320/八重洲無線株式会社

特定小電力トランシーバー SRS220_SRS210/八重洲無線株式会社

多者間同時通話対応 特定小電力トランシーバー SRFD1/八重洲無線株式会社
 

●SRM320

 

SRM320車載トランシーバー
八重洲無線SRM320(公式サイトから)

SRM320は351MHzデジタル30チャンネルを装備した、車載用登録局ハイパワー(5ワット)トランシーバーです。

無線を使う免許は不要ですが簡単な手続き(登録)後、使えるようになります。

ブルートゥース機能を内蔵し、オプションのヘッドセットSSM-BT10を使うと、車内でハンズフリー通話が可能となります。 

車外に取り付けたスピーカー(オプションの外部スピーカーMLS-200と取り付け金具SMB-203を使用)から声を出す拡声器機能があります。但し拡声器として使う方法は販売店から入手する必要があります。

この拡声器機能があれば、大音量ではない(内蔵パワーアンプは4ワット)ものの、車内からSRM320の付属スピーカーマイク等から町内へ、広報や避難指示がある程度できる訳です。 

別の無線機で送信した音声をSRM320で受信し、拡声器機能で車外へ流すこともできます。

 

またオプションのGPSアンテナSCU-38を使い、ユーザーが社外品のパソコンやソフトウェアを併用することで位置情報の管理が可能です(使用について八重洲無線はノーサポート)。

このSRM320はVX-D2901Uの後継機種のようです。

VX-D2901Uからの変更点はスピーカーマイクの超大音量化(700mW->2W)、ブルートゥースや緊急時に外部へ通報するCUE機能、リモート動作を含む拡声器、あらかじめ録音したメッセージを送信するクイックアンサー、無線機のいたずらを防ぐリモートロック機能等の機能追加があります。

 


●SRS210シリーズ

 

八重洲無線SRS210(公式サイトから)

SRS210とSRS210Sは単3アルカリ乾電池1本で約33時間、または専用単3ニッケル水素電池(SBR-17MH)1本で約36時間動作する特定小電力トランシーバーです。

免許資格一切不要で、だれでも買ってすぐに使えます。 

本体はIP68に対応し、砂没のほか水深1.5メートル下の真水に30分放置してしまっても動作します。水中では使えません。

本体は60ミリワットの内蔵スピーカーで、電池1本の無線機としては音量はある方ですが工事現場の騒音下での使用にはオプションのイヤホンマイクが必要です。

イヤホンマイクはねじ込み式防水ジャックです。防水キャップが出っ張っていないので、イヤホンマイクを使用しない場合に防水キャップが外れにくくなっています。

 

SRS210とSRS210Sの違いはアンテナの長さです。SRS210はロングアンテナが、SRS210Sはショートアンテナを装備します。免許資格不要無線機なのでアンテナの交換はできません。

このSRS210とSRS210SがFTH-314、FTH-314Lの後継かは分かりませんが、FTH-314シリーズも併売されるようです。

FTH-314、FTH-314Lとの違いはIP67->IP68の防水性能アップ、CUE(緊急通報)機能の追加、 他の無線機の状態を確認するARTS、トランシーバーが2台あるように使えるサブチャンネルセレクト等です。

 

 

●SRS220シリーズ

八重洲無線SRS220S(公式サイトから)

 

SRS220とSRS220SはSRS210シリーズと同様、単3アルカリ乾電池1本で約33時間、または専用単3ニッケル水素電池(SBR-17MH)1本で約36時間動作する特定小電力トランシーバーです。

SRS210シリーズとの違いはブルートゥースの有無です。

SRS220とSRS220SにはSRS210とSRS210SにはないBluetooth機能が内蔵され、オプションの無線ヘッドセットSSM-BT10との併用で、イヤホンマイク使用時に煩わしいコードがなくなります。


ブルートゥース接続に対応する特定小電力トランシーバーのラインナップはアイコム、アルインコ、ケンウッド、八重洲無線という特定小電力トランシーバーブランド4強の中では初です。

 

 

●SRFD1

八重洲無線SRFD1+SSM-61Hオプション(公式サイトから)

 

SRFD1は付属リチウムイオン充電池SBR-37LIで16時間動作する、連続した同時通話が可能な、ブルートゥースにも対応する業務用ハンズフリートランシーバーです。

特定小電力トランシーバーですから免許資格は一切不要で、誰でも買ってすぐに使えます。但し買ってすぐ使えるとはいえ、本体にスピーカーとマイクがないので、必ずオプションのヘッドセットが必要です。

Bluetoothヘッドセットにも対応しますから、オプションのSSM-BT10を使った、完全ワイヤレスの使用も可能です。

このSRFD1はVLM-850Aの後継機のようです。VLM-850Aに付属していたPTTケーブルはSRFD1には付属しません。

 

 

 

以上、八重洲無線から登場する新型登録局車載無線機と特定小電力トランシーバー3シリーズ5機種を紹介しました。 

SRM320、SRS210シリーズ、SRS220シリーズ、SRFD1の発売は2020年9月下旬~10月になるようです。

 (関連記事はこの下です)

 

 

[関連記事]

八重洲無線FTH-314Lレビュー(2018/02/21)

八重洲無線FTH-615L, FTH-615発売&FTH-314(L)とスペック比較(2018/11/18)


2020/08/12

パナソニック、Bluetooth接続対応ラジオRF-300BT発表

パナソニックから据置タイプのラジオが発売されます。

Panasonic RF-300BT
パナソニック RF-300BT(公式サイトから)
 

FM/AM 2バンドレシーバー RF-300BT - Panasonic

 

RF-300BTは付属ACアダプターまたは単2電池4本で動作する2バンドラジオです。

大きさは幅26.1x高さ15.7x厚み8.3センチ、重さは約1.4キロです。

電池の持ちは単2アルカリ4本を使用して24時間です。

 

■外観

公開されている製品情報の写真から外観の気になる部分を可能な限りチェックします。

正面には白かシルバーのスピーカー保護ネットと白色LEDバックライト内蔵液晶ディスプレイがあります。

スピーカー保護ネットはこれまでの製品同様、金属製と推測できます。

液晶表示には時計、受信中の周波数、プリセット番号、放送局名、携帯電話のような4段階と思しきアンテナマークが見えます。

 

本体上には折りたたみ式ハンドルと電源、Bluetooth、タイマー、1-10までのプリセットボタンを含む操作ボタンが見えます。

 

初期設定メニュー、音質切替とバンド切替えボタンもあるでしょうが、この写真だけではわかりません。おそらく右端手前のボタンが音質切替ではないかと推測します。

 

右側面には上に音量、下に選局つまみがあるように見えます。

 

左側面は見えませんが、おそらくACアダプター入力とヘッドホン出力端子、USB端子があるでしょう。

 

 

■特徴

本体スピーカーは直径10センチです。ラジオにしてはかなり大型の部類です。

説明によると「標準/音楽/ニュース/クリア/ソフト」の5モードあるプリセットイコライザーを装備し音質調整ができるとありますが、アイコンには「プリセットEQ(4モード)」とあります。

果たして音質調整の種類は4or5、どちらが正しいでしょうか。

 

ラジオの受信周波数について。
AMは522-1629kHz、FMは76-108MHzなのでAMラジオをFMでも聞けるワイドFMに対応します。同社製RF-U180TVのようなワンセグTV音声受信はできません。

初期設定の地域選択でお住まいの場所を56の中から選ぶと、次回からラジオの上にある1-10のボタンを押すだけでお近くのラジオ放送の電波を受信します。

最新のBluetooth5.0のオーディオプロファイルに対応し、スマートフォンを介したストリーミング放送(ラジコなど)の音声再生ができます。マイクがないので通話には使えません。

IPX4の日常生活防滴機能を装備。端子に何も繋がない場合はちょっとした水滴があっても使えます。

水中や大雨では使えませんが、稀に水しぶきが掛かるキッチン周りでなら使えそうです。

 

 

次に、製品情報から判る範囲で細かい特徴をいくつか掘り下げます。

○USB給電機能

RF-300BTには付属のACアダプター使用時にスマートフォンをお手持ちのケーブルでUSB充電できる機能があります。

USBポートの出力電流はあまり期待できませんが、少なくともネットラジオを楽しみながらスマートフォンが動作する程度でしょう。

ラジオ受信中にUSBポートへスマートフォンをつなぐと、スマートフォンからの大量の雑音でラジオが妨害され、うまく聞こえなくなるものと予想します。

 

○ヘッドホン出力端子

RF-300BTはモノラルスピーカーを内蔵しますが、ヘッドホン出力電圧端子を装備します。

FMラジオの受信音声はモノラルと書いてあるのでステレオではなく、両耳モノラルの可能性が高いです。

Bluetoothで送信した音声もモノラルになるかは不明です。

ヘッドホン出力端子使用中は防滴機能が使えません。

 

○時計とタイマー

RF-300BTにはリビングラジオとして使うための時計、スリープタイマー、目覚ましタイマー、オートパワーオフ等、日常生活に使える実用機能がひと通り揃っています。

ラジオのオンタイマーはありますがBluetooth経由でタイマーが有効になるかは不明です。

 

○SCMS-Tに対応

RF-300BTのブルートゥースは著作権保護された楽曲の再生にも対応しています。

一般的なBluetooth対応ラジオはSCMS-Tに対応しないので著作権保護されたファイルは有名メーカー以外の安価なBluetoothスピーカーでほとんど再生できません。

パナソニックのならではの意地を見せたといったところでしょうか。

 

 

以上、RF-300BTの特徴とスペックを軽くチェックしました。

このRF-300BTの発売は8月28日金曜日、価格はアマゾンによると10%税込みで10980円です。

一見同じ見た目のRF-U180TVとの大きな違いはワンセグテレビ音声受信とBluetooth機能の有無です。

ワンセグTVもブルートゥースも不要であればソニーICF-M780Nが選べます。

機能はおおよそ同社製RF-200BTと同じようですが、このRF-300BTは高感度&高音質ラジオの位置づけです。

 

個人的にRF-300BTの最も気になる点はAMラジオのこもりが従来製品からどの程度改善されているかです。

4または5種類の音質調整がどの程度AMラジオの音質に効果があるのか(それともないのか…)見ものです。

(関連記事はこの下です)






[関連記事]

パナソニック 防滴ラジオRF-200BT発表 (2017/06/18)

【追記】ソニー、ラジオNIKKEIが聴けるホームラジオICF-M780N (2014/01/22)

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