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2018/12/13

ケンコー ポータブル短波ラジオKR-009AWFSW発売&KR-002とスペック比較

双眼鏡やカメラのレンズで有名なケンコーからポータブルタイプの短波ラジオが発表されました。

AM/FM/短波ラジオ KR-009AWFSW ケンコー・トキナー
ケンコー KR-009AWFSW(公式サイトから)

KR-009AWFSWは単3アルカリ電池2本で約22時間使えるAM/FM/ワイドFM/短波が受信できる3バンドラジオです。
KR-009AWFSW裏の電池蓋(公式サイトから)
KR-009AWFSW裏側(公式サイトから)

大きさは幅12.7×高さ7.6×厚み2.6センチ、重さは電池込みで約181グラムです。

AMは530~1602kHz、FMは76~108MHz、短波は3.9~22MHzをそれぞれカバーします。



さて、このKR-009AWFSWは生産完了したKR-002の後継機です。早速スペック比較します(表をクリックで拡大)。

大きさはKR-002よりも一回り増えています。ただしスピーカーの大きさは二回り以上も増えており、音質アップが期待できます。

KR-009AWFSWはKR-002のようなボタン選局ではなく、アナログ選局のためプリセットなどはできません。

ロッドアンテナは推定で60センチ以上伸びます。

スタンドが折りたたみの内蔵式へ変更されたため、使い勝手が向上しています。

単4から単3へ電池のサイズがアップしているにもかかわらず、電池の持ちがほぼ同じことから、KR-009AWFSWはDSPラジオと思われます。



このKR-009AWFSWの発売は12月14日金曜日、価格はオンライン直販にて8%税込み2138円です。

よしおの気になる点としては、1バンドで広範囲の短波をカバーする割に目盛りの幅が狭いので、選局に難儀するかもしれないことがあります。

とはいえ、国内の家電量販店で買える短波ラジオがまた1つ増えるのはうれしいことです。

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大型電気店で買える短波ラジオ一覧2018年版

すでに一部の方は情報をつかんでいると思いますが、ELPAブランドで有名な朝日電器のラジオ全製品が3製品を除きすべて廃盤になりました。

ラジオ│商品情報│ELPA 朝日電器株式会社


残るELPAの3機種は大ヒット中の航空無線(エアバンド)と短波放送が受信可能なER-C57WR高感度2バンドラジオER-C56F、卓上2バンドラジオER-H100です。

朝日電器から安価な短波ラジオが消滅してしまうということでよしおは衝撃を受けています。


せっかくの機会ですからなるべく直輸入ブランドを除き、2018年時点で国内の大手家電量販店で販売されている短波ラジオがどのくらいあるのかリストアップしてみました。

写真を含む下記はアマゾン等のリンクとなっており、各ラジオ写真の下へ簡単にコメントを添えています。



ANDO(アンドー) ER4-330SP
TECSUN BCL-2000の国内向けリブランド品。単1乾電池4本動作。アナログチューニングのデジタル表示ラジオ。短波は3~28MHzを3バンド分割。受信は不安定。


ANDO(アンドー) PL7-468SL
名機TECSUN PL-600のリブランドPLLラジオ(現行品はPL-660/PL-680/PL-880)。単3電池4本駆動。短波は1.711~29.999MHzをSSBでフルカバーの他100~519kHzを受信。ステレオイヤホンと充電池、アンテナ付属。


ANDO(アンドー) S10-887DY
名機TECSUN PL-360のリブランドDSPラジオ(現行品はPL-365)。単3電池3本駆動。短波は2.3~21.95MHzの他150~519kHzを受信。外付けAMジャイロアンテナ付属。選局にクセあり。


ANDO(アンドー) S11-783DPU
廃盤となった名機DEGEN DE1103のリブランドPLLラジオ。単3電池4本駆動。短波は1.711~29.999MHzをSSBでフルカバーの他100~519kHzを受信。ステレオイヤホンと充電池、アンテナ付属。


ANDO(アンドー) S11-896D
別売り単3アルカリ乾電池2本駆動。短波は3.9~21.85MHzを10バンド分割。両耳イヤホン付属。


ANDO(アンドー) S15-950
単3アルカリ乾電池2本駆動。短波は5.8~18.3MHzを7分割。両耳イヤホン付属。


ANDO(アンドー) S16-671
単1マンガン乾電池2本で約250時間動作。短波3.5~10MHz受信。同調は値段なりで不安定。


AudioComm(オーム電機) RAD-P750Z
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
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別売の単3アルカリ乾電池2本で16時間以上動作するデジタルチューニングラジオ。短波は3~21.8MHz受信。両耳イヤホン付属。


AudioComm(オーム電機) RAD-S600N

別売の単3アルカリ乾電池2本で42時間以上動作するデジタルチューニングラジオ。短波は2.3~21.95MHzのほか長波153~513kHz受信。FMは付属イヤホンでステレオ受信。


AudioComm(オーム電機) RAD-S520N
別売の単3アルカリ乾電池2本で59時間以上動作。短波は3.8~21.95MHzを10バンド分割。イヤホン付属。下記RAD-S512Nの後継機。


AudioComm(オーム電機) RAD-S512N
別売の単3アルカリ乾電池2本で90時間以上動作。短波は3.7~21.95MHzを10バンド分割。イヤホン付属。ワイドFM(FM補完放送)受信不可。


ELPA(朝日電器) ER-C57WR
別売の単3アルカリ乾電池2本で50時間以上動作。短波は2.3~26.1MHzに加え153~279kHz、航空無線(エアバンド)118-137MHzを受信。エアバンドはスケルチ装備。


ELPA(朝日電器) ER-C54T(生産終了)
別売の単3アルカリ乾電池2本で30時間以上動作。短波は3.85~21.85MHzを10バンド分割。片耳イヤホン付属。


ELPA(朝日電器) ER-C55T(生産終了)
別売の単3アルカリ乾電池2本で30時間以上動作。短波は3.85~21.85MHzを10バンド分割。片耳イヤホン付属。


ELPA(朝日電器) ER-21T-N(生産終了)
別売の単3アルカリ乾電池2本で80時間以上動作。短波は3.9~21.95MHzを10バンド分割。イヤホン付属。


Kenko(ケンコー) KR-002
別売の単4アルカリ乾電池2本で20時間動作。短波は3.9~21.85MHzを11バンド分割。イヤホン付属。ステレオ表示しますが音はモノラルです(笑)


東芝エルイー TY-SHR3
別売りの単1アルカリ乾電池3本で280時間動作。短波は3.8~10MHzを連続カバー。肩ベルト付属。感度は並。


WINTECH(廣華物産) HR-K71
単1アルカリ乾電池2本で約60時間動作。短波は3~22MHzを2分割だが安定性が極めて悪く実用にあらず。感度は低。


ヤザワ RD10SV
単4アルカリ乾電池2本で約34時間駆動。短波は5.7~6.4MHzと9.2~10MHz。ポケットサイズで感度は価格なり。ステレオイヤホン付属。


■番外編:XHDATA D-808
専用リチウムイオン充電池駆動。長波~短波まで文句のない高感度でSSB装備。エアバンド(航空無線)はスケルチ装備。USB充電機能付き。難点は中国製のため電源まわりの品質ばらつきが多く当たり外れあり。





このように番外編のXHDATA D-808を除き、家電量販店で買える短波ラジオは19機種、ELPAブランドの廃盤機種を外すと残り15機種です。

思いのほか多い印象はありますが、個人的に実用的と思える短波ラジオが果たしていくつあるのかと問われると答えに詰まります。


上記から1つ選べと言われると、見た目と操作性は値段なりながら価格と電池寿命、性能のバランスからELPAのER-C57WRがおすすめでしょう。

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ケンコー 多機能防災ラジオKR-005AWFSE &スペック比較

一眼レフカメラのレンズや天体望遠鏡など光学製品で有名なケンコーから太陽電池と手回し充電付きの防災ラジオが発売されています。

多機能防災ラジオ KR-005AWFSE | ケンコー・トキナー

ケンコー KR-005AWFSE (公式サイトから)


KR-005AWFSEはAMとFMの2バンドが受信可能な多機能防災ラジオです。

大きさは幅14×高さ8×厚み3.8センチ、重さは乾電池なしの場合おおよそ230グラムです。

電源は3.7V 500mAh内蔵充電池のほか、オプションの単4乾電池3本です。

ラジオはAMが530-1650kHz、FMが76-108MHzです。FM補完放送にも対応しています。KR-005AWFSEは同調ランプを装備しています。


AMとFMラジオの他、USB機器を充電するためのUSB端子、内蔵充電池を充電する定格2ワットの手回しハンドル付きダイナモと定格200ミリワットの太陽電池パネル、15ルーメンのライトが装備されています。
ケンコー KR-005AWFSE (公式サイトから)

乾電池使用時はUSB機器の充電や内蔵充電池の充電ができないようです。

ラジオを聴取するための内蔵スピーカーは直径5センチ、最大音量は500ミリワット。雑踏の中でもそこそこ聴ける音量です。





さて、この太陽電池と手回しUSB充電機能のついた同種の多機能ラジオは他社からも登場しています。

ここでは2017年現在各社から発売中のラジオ、ライト、サイレン、手回しダイナモ充電、太陽電池のついた多機能ラジオの中から、スターリングクラブの5605 マルチパワーステーション26000 スターリングターボソニーのICF-B99アンドーのソーラーLEDライトラジオ R10-088KLZ、全5製品とスペック比較をします。

まずは機能から(クリックで拡大)。

今回取り上げたKR-005AWFSEは乾電池でのUSB給電に対応していませんがソニーのICF-B99とスターリングクラブの5605は乾電池によるUSB電源出力に対応します。

実使用時の太陽電池の出力は定格よりも極めて小さいため、機種すべて直接電源としてUSB出力はできません。ただし手回し充電でのUSB直接給電は上に挙げたどの機種も対応しています。

スターリングクラブの2機種のみランタン機能があります。

少雨で濡れていても使えるのはソニーのICF-B99のみのようです。



次に先程の5機種の詳細スペックを比較します(クリックで拡大)。


AMラジオの受信範囲はソニーのICF-B99が1710kHzまでと最大。続いてKR-005AWFSEが1650kHzまで受信できます。FMはスターリングクラブの6000ターボ以外が補完放送に対応します。

乾電池寿命はソニーのICF-B99とスターリングクラブの5605が最大約100時間で他を圧倒しています。

このKR-005AWFSEとアンドーのR10-088KLZ以外はイヤホン端子を装備しています。

KR-005AWFSEはソニーのICF-B99のようにキャリングポーチを付属しません。非常用持ち出し袋に入れる際は突然のサイレン鳴動などスイッチの誤動作を少なくするため、一般的な衝撃吸収袋に入れることをおすすめします。



以上、ケンコーから発売中の多機能ラジオKR-005AWFSEの特徴確認と現行モデル類似品とのスペックを比較しました。

KR-005AWFSEを敢えて選ぶメリットはスペックから見る限り音の大きさくらいでしょう。ラジオの受信感度など性能が他を圧倒するなどすればより選択肢に入ると思います。

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