パナソニックから新しいラジオカセットレコーダーが登場します。
・ステレオラジオカセットレコーダー RX-FS27 商品概要 / オーディオ / Panasonic
パナソニック RX-FS27 (公式サイトから) |
RX-FS27は単2乾電池6本で9時間以上またはコンセントで動作するラジカセです。
Bluetooth、CDやSDカード、USBメモリーなどは一切対応せず、ラジオとカセットにステレオスピーカーがついた歴史のあるシンプルなスタイルです。
大きさは幅34.4×高さ12.3×厚み11.9センチ。重さは電池込みで約1.9キロと、2リットルのペットボトル飲料1〜2本分です。
このRX-FS27は生産完了したRX-FS22Aの後継機です。
説明によると追加機能は
・らくらくチューニング
・蛍光色ポインター&光るダイヤルパネル
と、ラジオの使い勝手強化だけのようですが、全体が分かりづらいので早速両者の違いを比較表でチェックしましょう(クリックで拡大)。
外観は形状以外のデザインの変更、チューニング同調ランプの位置変更とラジオの表示窓が見やすくなっている程度ですからRX-FS22A使いの方でもすんなり受け入れられるはずです。
参考ですが下記はよしおが所有しているRX-FS22Aの同調ランプの動作様子です。
RX-FS22A 同調ランプ |
RX-FS22Aの同調ランプは上記写真のように選局に応じて移動しますがRX-FS27では電源/電池ランプの隣に固定されます。
AMラジオ番組をカセット録音時に使用するビートプルーフスイッチの有無は写真からは判断できません。
AMラジオの受信範囲が拡大しています。
電池の持ちが良くなり、本体がより軽くなりました。
「らくらくチューニング」やAFCの文字があるので同社のモノラルラジカセRX-M45やラジオのRF-U155、RF-2450、R-2255、R-P145、R-P45、RF-P155、RF-P55と同じ系統の新型ラジオチューナーでしょう。
カセットの周波数特性は書いてありませんが、ラジオチューナーのみの変更ならばカセット部の性能は現行のラジカセでは他を圧倒する60~14000Hzと変わらないはずです。
外部音声入力は引き続きなく、内蔵マイクロホンのみでしょう。ラジオ以外の音声をカセットへステレオ録音する場合は市販のステレオFMトランスミッターを使用します。
RX-FS22Aはエボルタやエネループなどの充電池には対応しないとあるので、このRX-FS27も同様と思われます。
説明に「ワンタッチで聴く内容に適した音質に調整可能」とありますがRX-FS22Aと同じであればRX-M45のようなスイッチではなくトーンコントロールつまみがあるはずです。
このRX-FS27の発売は(2017年)7月21日金曜日。価格は恐らく6000〜7000円程度と予想します。
アナログのチューニングダイヤルでAFCチューナーを搭載したステレオ対応品はラジオやラジカセのカテゴリーではパナソニック初なのでラジオの音質と操作性、ステレオ感が気になります。
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