第一電波工業(ダイヤモンド)の受信専用分配器/混合器SS500を導入してみました。
SS500は1つのアンテナで受信した電波を2つに分け合ったり2つのアンテナで受信した電波を1つに混ぜる機能があります。外部電源は不要です。
今回SS500を入手した理由はアンテナから受信した電波をAR-DV1とIC-R8600に分配したいと考えたからです。
SS500の公式Webサイトは
こちらです。
さて、1本のアンテナで受信した電波を2つに分配すると電波が弱くなるだろうことは感覚的にあると思います。
そこでSS500の使用前後で受信感度がどの程度変わるのか、
IC-R8600の感度表示をdBuで表示し6~2550MHzまで実際に受信し確かめました。
受信中の様子はこのような感じです。
SS500からIC-R8600までの接続ケーブルは、自作すると性能が出ない場合を想定しフジクラ製5D2Vを50センチ使用した
ナテックの両端がMPコネクターのDV505Mと
秋月電子で購入したMJ-NP変換コネクターを使用しました。
参考ですがSS500と
AR-DV1との接続には
ナテックのPJ205を使用しています。
なお下記の結果はSS500とケーブル、コネクター損失の合計となるのでSS500そのものの性能ではありません。SS500だけの性能チェックはよしおのような素人ではほぼ不可能と思います。
さっそく結果を見てみましょう。なお大人の事情で一部細かい周波数を伏せています。
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SS500なし、6.055MHz受信中 |
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SS500あり、6.055MHz受信中 |
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SS500なし、79.5MHz |
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SS500あり、79.5MHz |
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SS500なし、108MHz帯 |
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SS500あり、108MHz帯 |
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SS500なし、283MHz帯 |
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SS500あり、283MHz帯 |
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SS500なし、352MHz帯 |
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SS500あり、352MHz帯 |
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SS500なし、473MHz |
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SS500あり、473MHz |
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SS500なし、865MHz |
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SS500あり、865MHz |
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SS500なし、1140MHz帯 |
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SS500あり、1140MHz帯 |
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SS500なし、1500MHz |
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SS500あり、1500MHz |
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SS500なし、2550MHz |
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SS500あり、2550MHz |
SS500の対応周波数は0.5~500MHzですから、800MHz以上の受信感度が極端に低下する状況は軽視できます。
FM~108MHzで6dBu感度が低下しているのが気になります。他の周波数でS1程度で収まる感度低下がFMと108MHz周辺では感覚的にS2つ程違います。
ということで受信用アンテナ分配器SS500のレビューでした。
できれば受信機1台にアンテナを1本立てたいところですがVHFエアバンドをIC-R8600や
AR-DV1でリスニングする目的ではあまり使わないので、ひとまずこのまま使用してみます。
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